2020.12.21

京都の町家で見つけた、大人の定宿

京都に訪れることの多いモテるオヤジさんには、毎回決まって宿泊する”定宿”があるかと思います。その定宿の新たな候補に加えていただきたいホテルが、京都三条に誕生しました。

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文/市村広平(LEON)

こんにちは、LEON編集部の市村です。祗園や町家には、京都ならではの趣と情緒がありますよね。その非日常の空気感に「京都に来た」という感覚を覚えるものですが、その町家の趣を存分に味わえるのが、今回ご紹介する「nol kyoto sanjo」です。

町家の酒造販売所がそのまま宿に

▲ 堺町通りに現れる暖簾が、モテる定宿の目印。
大きく「キンシ」と書かれた外観が示す通り、こちらのホテルは京都で創業した日本酒造「キンシ正宗」の販売所としてかつて使われていた町家を、そのままホテルとしてリノベーションしたもの。

京都の中心「烏丸御池」駅から徒歩5分という好立地もさることながら、ロングステイを前提としたホテルづくりには”自分らしく、普段通りに、京都を楽しめる”配慮が宿っています。
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▲ およそ100年前の建物をそのまま残したエントランス。
▲ そのエントランスを優しく演出している照明正体は、光を柔らかく反射する天井の銅板。
エントランスとラウンジは100年前の建物をそのまま残しており、館内でも特に歴史を味わえる空間になっています。町家”風”のホテルは多いですが、本物の町家を使ったホテルは意外と少ないのだそう。

もうひとつこちらのホテルの特徴が「12時チェックアウト」であること。これは朝出かけて朝食をとり、ホテルへ帰って来てから準備をしても間に合うように、という配慮なのだそうで、「街に繰り出してこの地のならではを楽しんでもらいたい」という想いが込められています。

日本酒をフリーフローで

▲ 日本酒と一緒に、京菓子の老舗「伊藤軒」の焼き菓子やゼリーも。
こちらのエントランスロビーで味わえるのが、17時~22時までフリーフローで楽しめる「キンシ正宗」の日本酒数種。

キンシ正宗シリーズの人気商品である、純米大吟醸、純米吟醸、特別純米などの清酒のほか、ワイン酵母で醸造した特別純米酒BONITAも揃う充実のラインナップで、少しお酒を入れてから三条や錦市場へ繰り出すのも良いし、外で夕食を終えて戻ってからゆっくりと日本酒を味わうのも良いですね。
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坪庭と檜葉風呂を備えた客室

一方客室は、年月を経て熟成されたような、素材感を大切にしたデザインが心地よい空間。全部で48室(全室檜葉風呂付き)あり、坪庭を備えた「Tsuboniwa Suite」、「Hibaburo Deluxe」、「Tsuboyu Superior」という構成です。
▲ こちらは和室の奥に坪庭を備えた最上位客室「Tsuboniwa Suite」。
▲ Kyoto Vintageをテーマにしたシックな内装。
▲ 随所にブロンズを使用し、モダンさと温かみを演出しています。
▲ 水回りは広くとられていて、日本の風呂文化である檜葉風呂で京都旅の疲れを癒すことができます。奥には坪庭のガーデニングが。
多くの客室にミニキッチンを備えているので、歩いて数分の京の台所”錦市場”で食材を仕入れて客室で調理、なぁんて過ごし方もできてしまう。まさにコンセプトである”暮らすように泊まる”を叶えてくれる配慮です。

本気の町家だと階段が急だったり、トイレが共有だったりと、長期滞在にはちと辛い。1泊2泊であれば楽しいけれど、長期となると快適性が不可欠という観点から、こちらでは町家の雰囲気は残しつつ、快適&モダンな心遣いがなされているのですね。

いたるところに”暮らすように泊まる”を意識した配慮が息づく「nol kyoto sanjo」。滞在しながら京都を味わいたい折には、大人の定宿としてなかなかにふさわしいので、ぜひお見知り置きを。

■ nol kyoto sanjo

住所/京都市中京区堺町通姉小路下る大坂材木町700番
TEL/075-223-0190
料金/「Tsuboniwa Suite」(50㎡)/2名1室利用 4万4000円(定員4名)
HP/www.nolhotels.com/kyoto-sanjo

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