【EAT PLAY WORKS】のメンバーズラウンジ月額7万円は高いか、安いか？

LEON.JP食いしん坊担当の秋山 都です。

先日広尾に出現した話題のスポット「EAT PLAY WORKS」がコンセプトの新施設内、17軒の人気店が軒を連ねる「THE RESTAURANT」については連載「美食のネタ帖」にてご紹介したとおり。でもこのスポット、飲食店としてご紹介するのでは不十分。後半で少し触れているのですが、メンバー制のラウンジでもあり、プライベートオフィスでもあり、居心地のよいサードプレイスでもあるのです。そこで今回は、１、２階以外の面に着目してご紹介します。

「EAT PLAY WORKS｣のコンセプトどおり、「食べて・遊んで・仕事して」をそのまま体験できるメンバーズラウンジ。月会費7万円で、24時間使用可能。都内のコワーキングスペースとしては、少々お高いかなとも思いますが、それには相応の理由があります。

たとえばメンバーは、バーでのドリンク飲み放題。せこいようですが計算してみます。
朝8時に「出勤」したとして、コーヒーを朝1杯、午後1杯飲むとして500円×２で1,000円。
夕方、仕事終わりにビールかワインを2杯くらい飲むなら1000円×2で2,000円。
つまり1日合計3,000円をドリンクに使うとして、ひと月に10日滞在するなら30,000円！
20日滞在するなら60,000円となり、メンバーフィーのほとんどをこれでカバーできてしまいます。

別に実費がかかるのですが、メンバーとそのゲストは階下の「THE RESTAURANT」から好きな料理やドリンクをデリバリーして楽しめるので、お腹がすいても外へ出かける必要はありません。こもって好きなだけ仕事したり、まったりしたり、自分だけの時間が持てるというわけです。

そしてビジネス面では、弁護士・司法書士・会計士が定期的に在席して無料相談できるほか、経理代行などの有料サービスも充実。もちろん、ロッカー、プリンターなどのファシリティも充実しています。

さらには、日々の疲れを癒してくれて、さらにネットワーキングできるようなイベントも盛りだくさんに用意されています。たとえば、クリスタルボウルによるサウンドバス（メディテーション）で心身の奥深い箇所を揺さぶられたり、ネパール出身のヨガマスターによるマインドフルネスセッションが定期的に開催され、メンバーは無料で参加OK。1日の始まりを瞑想から始め、PC作業の合間に「ああ、疲れたな」と思ったら少し癒されて……気分はNYのエグゼクティブですな。

ということで、私の結論。
広尾駅から徒歩10秒のこのロケーションに自分だけのワーキングスペースが持てて、この使い勝手の良さは決して高すぎるとは言えない！（かといって安いとは言いきれない小市民の私です）。

もっと本気でお仕事したい？　そういう方には、5～6階部分のプライベートオフィス部分をオススメ。こちらは月会費300,000円～（および入会金1か月、保証金2か月）と、かなり‟本気”プライスですが、広尾にオフィス借りると思ったら、まあそうなりますよね。ああ、こんなところにオフィスが借りられるようになりたいな。もっとお仕事頑張らなくちゃ・・・・・・。