美人トレーナー・池田ゆりさんのイベント参加で、サウナーに目覚めた件

こんにちは、LEON.JPの吉田です。

突然ですがみなさま、サウナはお好きですか？ 実は先日、ボディメイク企画にも登場してくれた美人パーソナルトレーナー、池田ゆりさんが念願だった自然の中でサウナと連動したワークアウトイベントを開催すると聞き、私も参加させていただきました。その日から急にサウナの良さに目覚めてしまいまして……！

高温の過酷な環境にわざわざ身を置くことの何が楽しいんだろう!? なんて、ゴリゴリの先入観をもっていた私ですが、富士山の麓・裾野市にオープンした会員制のサウナ施設「Thermal Climb Studio（サーマルクライムスタジオ）」で、ひとしきり本格サウナ体験＆ストレッチ。正午から夕方まで、時間の経過をすっかり忘れてしまうほど心身ともにリラックスできた理由をレポートしたいと思います。

まずコチラは、施設の設計からして考えられています。サウナやラウンジなど、施設全体の温度や照明、音響に至るまでIoTで管理する最新式ゆえ、施設内はつねに快適でベストな状態に保たれているわけですね。

異なる性質の4つの本格サウナのうち、3つが本館にあり、1つが本場フィンランド由来の山小屋式。樹齢300年の立ち枯れしたケロ材が使われています。素人目にも本格的なことが伝わってきましたので、サウナ初心者として正直、不安でしたが、それも杞憂に終わりました。

「最初は低温でカラダを慣らしながら、徐々にギアを上げていく。本来、温浴は血流・心拍を適切にコントロールすることが大切で、ここはサウナ初心者の方でも楽しめますよ」

“お風呂ソムリエ”として長年、温浴文化を広める活動に尽力しているオーナー松永氏がそう語るように、まるで登山で高度にカラダを慣らして山頂を目指すようなサウナの使い方をイメージして「サーマル“クライム”スタジオ」と名付けたのだとか。なるほど、安心しました。

ガラスキューブに囲まれたシャワーブースも最新式。天候がコロコロと変わりやすい富士山の麓という環境に同調するかのように、ミストから滝のような強めのシャワーまで楽しめます。イベント当日、参加者は30名以上集まり、4〜5名のグループごとに各サウナやワークアウトを巡回することに。

シャワーで軽く汗を流してから、私のグループが最初に入ったのは、富士山をモチーフにして高低差を日本最大級にして作られたという「マウンテンサウナ」。恐る恐る、室温が低めの一番下の段に座ってジッとしていると、汗がじわじわと滲み出てくるのが分かります。同じグループの方々はかなりサウナ慣れをしていて、コチラのサウナ施設ではOKの寝転びをしたり(※タオルを敷くのはマスト)、リラックスしている様子。

20分程度過ごして、汗をシャワーで流した後、お次はスチームサウナ「テルマリウム」へ。コチラでは、蒸気が充満した密室にて冷水を天井から浴びることができる日本初の“クールアウフグース”を体験できます。トルコ式のハマムベッドに寝転んだ人に冷水をジャバジャバとかけてあげるのもOK。火照ったカラダに心地よいのは言わずもがな、カップル同士なら最高のコミュニケーションになりますね！（私のグループにいたカップルは実際にそうして、楽しんでいました！）

高温の水蒸気がカラダ中の毛穴に入り込んで、老廃物を汗と一緒に流してくれるイメージでしょうか。このスチームサウナ……気持ち良すぎです！

徐々にカラダの奥のほうの細胞まで温まってくる感じが実感できます。その次、3つ目に入ったドイツ式の「ベンベルグサウナ」は、凹凸のある天井で複写熱を利用したサウナ。部屋はとても小さく、大人４人が入るといっぱいで、セルフロウリュをすると一気に温度が上がります。でも、カラダはだいぶ熱に順応してきているようで、昔に入ったサウナのように「暑くて耐えられないから出る！」というふうにのぼせた感じにはなりません。

そして4つ目は、いよいよ山小屋式の「ケロサウナ」へ。太いケロ材が組まれた外観の雰囲気は、取材当日も周りの薄らとした霧とも相まってイイ感じ。中はけっこう広くてゆうに10人は入れそうです。この日はイベント開催ということで、スタッフさんがコチラで“アウフグース”を披露してくださることに。どれだけの熱風が来るのか、ドキドキです！

サウナビギナーにして体験したアウフグース。最初はアツアツの微風でしたが、段々と強い熱風が送られてくると、イベント参加者たちは恍惚な表情を浮かべながら歓声を上げています。温度が高い上段にいる女性は目を閉じながら座禅を組んでいました。さすが、サウナ上級者は違うな！

私もカラダが高温に慣れてきていたのか、全身にかかる熱風を楽しみながら名物のアウフグースを乗り切ることができました。登山のような達成感って、このことだったんですね！

もうこの頃にはカラダの芯まで温められている感じで、外気浴が心地いい〜！

施設内に戻って、シャワーで汗を落としてから「ツインウォーター」と呼ばれる富士山の伏流水にザブン！ ２種類の水のうち、1つは約17℃の設定で冷たく、サウナでは通常禁止とされている潜水もOKです。血流が良くなった脳をしっかりと冷やすと、すごく爽快感が得られますよ。もう1つの水は約34℃に設定されていて、冷たいとも温かいとも感じません。そんな水の中でカラダをぷかぷかと浮遊させていると、とてもリラックスできるのです。

……と、ひと通りのサウナ体験を終えてみると、あっと言う間に約3時間が過ぎていました。カラダはすごくほぐれていて、気分もリフレッシュされた感じです。もしかしてこれが、“ととのう”ということ!?

広々としたラウンジエリアで少し休憩して、昼食を取ってから、池田ゆりさんの指導によるグループワークアウトに参加しました。

「日々、都会で生活していて心身ともに疲れてしまったらリセットが必要ですよね。今日は自然の中でそんな自分を思いきり開放してあげてください」（池田さん）

富士山の2合目辺りに位置するコチラの施設は深い樹木に囲まれている感じ。マイナスイオンに包まれているおかげもあって、とてもリラックスできるサウナ体験ができたように思いました。心身がゆるゆるな状態でのストレッチングは、すごく気持ちが良いはず！

この日のテーマは私のリクエストで、パソコン作業で硬くなりやすい肩甲骨周りのほぐしを中心にストレッチを組んでいただきました。ゆりさんの指導を初めて受けましたが、要所ごとに的確でパーソナルトレーニングが人気なのもうなずけます。その後、呼吸法トレーナーの桜井麻美さんによる呼吸法レッスンも受けたところ、心身がもうすっかりほぐれていたせいか、リアルに寝落ちをしてしまいましたよ。

気づけば夕方5時を過ぎていて、なんだかこのまま眠ってしまいたい衝動にかられます。あぁ、どこか宿を予約しておけばよかったなぁ。

水着着用で男女混浴なのもデートにぴったりな「サーマルクライムスタジオ」。都心からクルマで約2時間という距離感も、ショートトリップにはちょうどいいのではないでしょうか。かくいう私は、このサウナ体験のすばらしさが忘れられず、友人知人も連れていけるので会員登録しちゃいました。季節で移ろう富士山の自然を感じながら、サウナのリテラシーと技術（？）を磨いていこうと思います！

● 大自然の中、サウナでととのって彼女と急接近！

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