新型ルノー トゥインゴを都内で試乗してみた件

こんにちは、LEON.JPの吉田です。
まだ暑さが残っていますが、空の高さや風の涼しさに季節の移り変わりを感じる今日この頃。みなさま、今年の秋はどんなシーズンにされたいですか？ 私にとっては、夏場にスコアの上下動が激しかったゴルフを修正していきたいシーズン。練習ラウンドに便利な「ひとりゴルフ予約サイト」をもっと活用しようと計画中です。今回はそんな“おひとりさまゴルフ”の良き相棒となってくれそうで、都心の狭い路地もスイスイと走れるコンパクトカー、新型ルノー トゥインゴをご紹介しましょう。

元来、小回りの利くお洒落な街乗りカーというイメージのトゥインゴですが、先日開催された商品説明・試乗会に参加しましたところ、実は高速を使った長距離運転でもハイパフォーマンスを発揮することを実感した次第です。

1993年に本国フランスで初代が発売されたトゥインゴは、ヨーロッパでその人気を拡大させ、2019年までに累計370万台の売り上げを達成。これはプジョーやフィアットの同クラスを大きく引き離すセールスだそうです。そして8月22日(木)より全国で発売開始されたマイナーチェンジモデルでは、カユいところに手が届くような改良点もありました。

リアエンジン・リアドライブ(RR)レイアウトの採用によりフロント部に生まれたスペースを利用して、タイヤの切れ角を最大49°まで増加。持ち前のシャープなターンはお手のもの。狭い道が嫌いな私なんかには嬉しいです!

写真の新色ジョンマンゴーをはじめ、女性受けしそうなヴェール ピスタッシュ（パステルグリーン）や力強いルージュ フラム（赤）など５色展開となり、ボディのサイドにはさりげなくドットとラインが施されています（写真上）。また、ルノーブランドを象徴するCシェイプのLEDランプがフロントとリアに採用されました（写真下）。可愛さが増して女ゴコロがくすぐられそう！

荷室のハッチドアを旧型よりも開きやすくし、フロントシートを完全に倒せば最長2.2mのモノが収納できます。本国フランスではイケアが流行っているそうで、多くのユーザーから家具を入れられるようにしてほしいとリクエストがあったとか。なるほど、これならゴルフバッグ１本も余裕で入ります!

実は車内のセンターコンソールにもポケットタイプの収納が装備されて、運転席周りの使い勝手も良くなりました。

マルチメディア「EASY LINK」を新たに搭載。7インチタッチスクリーンでスマホ内の各種機能にアクセスできるように。音声での操作も可能です。もちろん、Google マップのナビも使えるので、初めて行く場所でも心配無用。

ちなみにレザーステアリングは大きめで扱いやすく、メーターパネルを囲う真っ白なフードがほうろうのような質感でお洒落です。グレー×白で統一されたインテリアは柔らかな印象で、これも女性に好まれそう。

さて、話を試乗会に戻しますと、ドライビングの時間には約一時間半あり、せっかくなので表参道のフレンチレストラン「ブノワ」が入ったビル前の246から、お台場海浜公園まで行ってみることに。首都高でレインボーブリッジを通り景色を楽しめますし、新型ルノー トゥインゴの走行性も体験できますしね。で、実際、アクセルを踏み込んでみますとグンと加速して、エンジンの力強さを感じました（あまりスピードを出せない首都高では、まだ力が有り余っている感じです）。

コーナリングもドッシリとした安定感があり、私のなかのコンパクトカーの概念がすっかりと覆りました。走りがパワフルで安定性もあるぶん疲れが軽減され、長距離運転もラクにこなせるというわけですね。クルマとの一体感を感じながら運転ができ、これは正直……楽しいです！  このクルマなら、都内近郊のゴルフ場へも余裕で運転できるなぁと。「助手席を倒してゴルフバックを置いて……」と、勝手に“ひとりゴルフ予約”の想像がふくらみます。

いただいた一時間半をめいっぱい使いながら表参道の出発地点に戻っていたら、ゴール直前で１本道を間違えてしまい、苦手な細い路地へ入ることを余儀なくされました。でもおかげで、歩行者や障害物もあまり気にせず運転ができること、角もクルンと難なく曲がれることを体験できましたね。

茶目っ気たっぷりの見た目、なのに走りは本格派。助手席に乗った女性も、そのギャップにきっと驚くことでしょう。都内のショッピングから郊外ドライブまで彼女とのデートでも幅広く使える新型ルノー トゥインゴ。もちろん、おひとりさま専用のセカンドカーとしてもオススメです。