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2019.04.07

六本木のはずれ、秘密の小部屋で体験できる究極のアペリティフとは?

アペリティフとはメインの食事の前に簡単な軽食とカクテルなどを楽しむ習慣。それを日本酒で、美味しいアテとともに楽しめるのが六本木の「長谷川栄雅 六本木」。こちら老舗酒蔵がつくる最高級日本酒の体験型アンテナショップなのです。

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文/森本 泉(LEON.JP)

こんにちは。LEON.JPのモリモトです。
アメリカ&アジアから始まった日本酒ブームは、いまやヨーロッパやその他地域にまで広がりを見せ、世界中で日本酒がトレンドになりつつあります。日本でも昔は“オヤジの友”でしかなかったものが、最近は随分とお洒落なイメージが付与され、グラスでいただく香り豊かな冷酒は港区女子にも大人気。我々オヤジも女子と日本酒を酌み交わす機会が多くなりましたよね。

そんな日本酒のイメージアップを牽引するメーカーといえば、山口の獺祭が有名ですが、こちらヤヱガキ酒造の試みもなかなか力が入っているのです。ヤヱガキ酒造は350年にわたって播州(姫路市)で酒造りを続けてきた老舗中の老舗酒蔵。昨年12月には、望みうる最良の材料と伝統の酒造技法にこだわった最高級の日本酒ブランド『長谷川栄雅』を発売し話題になりました。

この『長谷川栄雅』のテイスティングと販売を行う体験型の直営オリジナルショップが昨年12月、六本木にオープンしたのです。しかしながら、こちら、いわゆる普通のアンテナショップとは少々違います。『長谷川栄雅』の全5種を、飛び切りのアテ、関東でいうところの酒の肴とともに楽しめるという、非常に気の利いた趣向があるのです。
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『長谷川栄雅』の5種。左から『栄雅 純米大吟醸』(3万円)、『栄雅 特別純米』(2万5000円)、『長谷川 純米大吟醸 五割』(1万円)、『長谷川 純米大吟醸 三割五分』(1万5000円)、『長谷川 特別純米』(5000円)、※すべて税別。
まず、美しい白壁で覆われたお洒落な外観の店へと入ると、コンクリ打ちっぱなしの無機質な空間に『長谷川栄雅』が整然とディスプレイされ、傍には美しい日本酒用のグラスなども展示され、どこぞの美術館のような印象です。そして、テイスティングが行えるスペースは店の奥。黒い扉の先に広がるのは小上がりになった10畳ほどの畳敷きの和室。奥には季節の花が生けられ、まさに茶室のようなミニマルで心落ち着く空間です。それぞれの席にはお膳が用意され、ここに『長谷川栄雅』の5種のお酒がグラスで登場。そして酒に合う5種のアテが振舞われるのです。
このアテは3カ月ごとにメニューが変わるのですが、この4月からは、あの、所在地非公開の完全紹介制レストラン【été(エテ)】のオーナー、庄司夏子さんのプロデュースするアテが楽しめるのです。庄司さんといえば、名店「フロレリージュ」でパティシエとスーシェフを務めて24歳で独立した若き天才シェフ。その独創的なひらめきに満ちた料理は世の食通たちから高い評価を得ています。
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今回、彼女が作ったのは以下の5品。「ホワイトアスパラガスのお浸し、季節の柑橘」「塩漬け卵黄の酒粕漬け」「ウドのピクルス、春の香り」「菜の花と蕗の薹のタルト」「酒香るガナシュ、求肥」。庄司さん自身も実は日本酒が大好きで、洗練された酒の味に負けないよう、自分の店でも出したことがない特別のメニューを考案したそう。
季節の素材を巧みに組み合わせて、見た目、香り、食感のハーモニーを自在に操る庄司さんの料理は、日本料理とかフレンチとかそういった枠を超えた唯一無二の味わいです。これらを果たしてアテと呼んで良いものやら。料理と一緒にいただく『長谷川栄雅』も、5種それぞれに、微妙に違う味わいが、料理でさらに魅力を増すように感じられました。

彼女とのディナー前にこちらを訪れれば、小一時間のテイスティング体験は、非常に印象に残るものになるはずです。しかし、こんなに贅沢なアペリティフを経験してしまうと、次のご飯、彼女をどこへ連れて行ったらよいんでしょう? 悩んでしまいます。

長谷川栄雅 六本木

住所/東京都港区六本木7-6-20 1F
営業時間/12:00~20:00
定休日/火曜日
URL/https://hasegawaeiga.com/
予約・問い合わせ/☎03-6804-1528

●料金/1名5000円。厳選された5種類の酒の肴と、5種類の「長谷川栄雅」の日本酒を提供。前日20:00までに要予約で1組4名まで(1日5組限定)。所用時間は約40分。今回のメニューは6月30日まで。

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