場所は新設されたばかりのデザインセンター。その屋上に特設プラネタリウムのようなぜいたくな会場をこしらえて、世界中のジャーナリストに新型A7 スポーツバックが公開された。
鳴り物入りで星がちりばめられたドームに姿を現した新型A7 スポーツバックは、従来モデルに対してキリリとひきしまった感が強い。
会場に姿を現したデザイン統括のマルク・リヒテ氏は新型A7 スポーツバックの特徴をそう解説してくれた。
もうすこしだけデザインのことを説明しておこう。全体のファストバックスタイルは従来のキープコンセプト(同様の考えかたを引き継ぐこと)。
同時にその前後の2本の線のあいだにもう1本短めの水平ラインが入っている。ちょっと変わった手法におもえたが、前出のリヒテ氏によると「これで低く見せることに成功している」のだそうだ。ちょっとした裏話である。
新型も「ヨットのように」とデザイナーはリアの造型コンセプトを説明してくれたとおりで、シャープだ。こんな4ドア車めったにない。
最大39のドライバーアシスタンスシステムが新型A7 スポーツバックに設定されるという。ボタン一つで自動車庫入れをするパーキングパッケージ、交差点アシストなどを含めたCityアシストパッケージといったぐあいなのだ。
アウディといえばクオリティと思いつくかもしれないけれど、それはドライバーの気分も含まれるのではないだろうか。
デザインを統括するマルク・リヒテ氏が解説を行った
テールレンズが連続したもので縦型スリットとなるのが新世代のデザイン
アウディが独インゴルシュタットに建てた新デザインセンターの特設会場で
質感の高いインテリア
ダッシュボードのテーマが新しい
ルーフラインは下がったが室内のヘッドルー7段ムは大きくなっているという
A7 スポーツバックの特徴であるテールゲートは継承
ヘッドランプにも縦型のLEDが使われすぐ新型とわかる
全長4696ミリ、全幅1908ミリ、全高1422ミリでホイールベースは2926ミリと長い
リアシートの背もたれは40対20対40で分割可倒式
250kW(340ps)、500Nmの3リッターV6エンジン搭載モデルがまず登場し7段Sトロニック変速機を搭載
デザインを統括するマルク・リヒテ氏が解説を行った
テールレンズが連続したもので縦型スリットとなるのが新世代のデザイン
アウディが独インゴルシュタットに建てた新デザインセンターの特設会場で
質感の高いインテリア
ダッシュボードのテーマが新しい
ルーフラインは下がったが室内のヘッドルー7段ムは大きくなっているという
A7 スポーツバックの特徴であるテールゲートは継承
ヘッドランプにも縦型のLEDが使われすぐ新型とわかる
全長4696ミリ、全幅1908ミリ、全高1422ミリでホイールベースは2926ミリと長い
リアシートの背もたれは40対20対40で分割可倒式
250kW(340ps)、500Nmの3リッターV6エンジン搭載モデルがまず登場し7段Sトロニック変速機を搭載
ライフスタイルジャーナリスト。慶應義塾大学文学部出身。自動車誌やグルメ誌の編集長を経て、フリーランスとして活躍中。活動範囲はウェブと雑誌。手がけるのはクルマ、グルメ、デザイン、インタビューなど。いわゆる文化的なことが得意でメカには弱く電球交換がせいぜい。