• TOP
  • CARS
  • 【速報】スーパーGT第8戦LEONレーシング、コースレコードを記録!

2020.11.28

【速報】スーパーGT第8戦LEONレーシング、コースレコードを記録!

今季もついに最終戦。年間8戦のうち4度目の富士スピードウェイでのレースは秋晴れの最高のコンディション。ランキングトップに僅差の2位のLEONレーシングは逆転チャンピオンへ好発進!

CREDIT :

取材・文/大谷達也、近藤高史(LEON)

新型コロナウイルスに翻弄された2020年のスーパーGTは11月28日・29日、富士スピードウェイでついに最終戦を迎えた。

今季、LEONレーシングは第4戦もてぎで優勝したほか、ここまで手堅くポイントを積み重ねてきた結果、通算51点を獲得してランキング2番手につけている。いっぽう、ランキングトップのチームは通算56点。つまり、5点差をひっくり返すことができれば、LEONレーシングは2018年以来、2度目のシリーズチャンピオンに輝くことになる。

シーズン中、今年から1ポイントあたり3kgという重いウエイトハンデに苦しめられてきたGT300クラスの各チームだが、最終戦では例年と同じようにソレが0に戻される。それでも、車両ごとに定められた性能調整という名の目に見えにくいハンディキャップは存在するのだが、ここ数戦に比べれば、はるかに戦いやすい条件だとなる。そんなLEONレーシングがタイトルを手に入れるには、自分たちが優勝したうえで、現在ランキングトップのライバルチームが3位以下に終わることが条件。果たして、どんな結果が待っているのだろうか──?
最終戦が行われる週末、富士周辺は11月下旬とは思えないほど穏やかな天候に恵まれた。天候は晴れ。気温も午前中には14℃に迫るほど暖か。午前9時に始まった公式練習では、いつもどおり蒲生尚弥選手と菅波冬悟選手のふたりが走り込み、蒲生選手が記録した1分36秒394は全体8番手のタイム。菅波選手も1分36秒761と好タイムをマーク。予選に向けて期待がもてる展開だ。

昼過ぎにはやや雲が増え、気温も微妙に下がったものの、引き続き絶好のコンディションで公式予選が行われた。
PAGE 2
2グループに分かれて行われたノックアウト予選のQ1には菅波選手が出場。1周、2周、3周と念入りにウォームアップしたうえで4周目に叩き出したタイムは1分35秒914。第3セクター以降はペースが遅いマシンに行く手を阻まれながらの走行だったにもかかわらず2番手につけ、全体3番手のタイムでQ2進出を決めた。
スターティンググリッドを決めるQ2には、蒲生選手が挑んだ。通常、予選中はタイヤが温まるにつれてラップタイムも短縮されていくものだが、蒲生選手は先行するドライバーとの間隔を調整しているのか、2周目と4周目は直前のタイムを更新できない。それでも5周目にはこの日の自己ベストとなる1分35秒823を記録し、5番グリッドを手に入れた。ちなみにこれは、富士スピードウェイのコースレコード。だが、6番手までのチームもコースレコードを記録するという実にハイレベルでの予選だったのだ。

ランキングトップのチームは全体7位、3番手のチームは6位と、それぞれ上位につけているが、LEONレーシングも決勝の展開次第では優勝が十分に狙えるポジション。だが、フロントロウを獲得した2チームもランキング上位につけており、タイトル争いの行方はまったく見通せない状態。それでもLEONレーシングは最高の結果を目指し、明日の決勝レースに全力で挑むことだろう。スタート時刻は13時の予定だ。

登録無料! 最新情報や人気記事がいち早く届く! 公式ニュースレター

人気記事のランキングや、Club LEONの最新情報などお得な情報を毎週お届けします!

登録無料! 最新情報や人気記事がいち早く届く! 公式ニュースレター

人気記事のランキングや、Club LEONの最新情報などお得な情報を毎週お届けします!

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        【速報】スーパーGT第8戦LEONレーシング、コースレコードを記録! | 自動車 | LEON レオン オフィシャルWebサイト