• Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube
  • Feedly
  • TOP
  • CARS
  • 【速報!】アイアンマンも驚くアウディ史上最速のスーパースポーツカーが登場

2026.06.05

【速報!】アイアンマンも驚くアウディ史上最速のスーパースポーツカーが登場

え〜、速報です。アウディから、まったく新しいスーパースポーツカー「ヌヴォラーリ」が発表されました。しかも、アウディ史上最速の最強スポーツカーなんだそう……。

CREDIT :

文/大谷達也 編集/加藤寛太(LEON)

アウディ史上最速のスーパースポーツカー 

アウディ ヌヴォラーリ 後ろ姿は、どかか初代ttを彷彿とさせるデザインに。

▲ 後ろ姿は、エンブレムがなくともアウディとわかるデザインに。

え〜、速報です。アウディから、まったく新しいスーパースポーツカー「ヌヴォラーリ」が発表されました。しかも、アウディ史上最速の最強スポーツカーだそうでして。アウディの歴史が動き出しそうな痺れる一台を早速ご紹介させていただきます!

アウディ ヌヴォラーリ
PAGE 2

「えーッ!」東京03の角田晃広ばりに驚きの声を挙げちゃったのは、ほかでもありません。アウディのまったく新しいスーパースポーツカー、その名もヌヴォラーリが発表されたからです。


「ニューモデルが出たくらいで、なんでそんなに驚いているの?」と思われた方は、いますぐ、LEON 7月号の143ページを開いてください。


その「アイアンマンも欲しがるF1血統車が生まれるかも⁉」という記事で、アウディのスポーツカーが復活して欲しいという願望を記したのは誰であろう私ですが、それからまだ1カ月も経っていないのに、本当にアウディのスポーツカーが、それも「アウディ史上最速のスーパースポーツカー」が登場しちゃったんですから、驚かずにはいられません。

アウディ ヌヴォラーリ
PAGE 3

皆さんもご存知とは思いますが、アウディも以前はスーパースポーツカーと呼ぶに相応しいモデルを作っていました。R8と名付けられたアウディ初のミッドシップカーは排気量5.0ℓのV10エンジンを積んで2007年にデビュー。


スポーツカーでもフルタイム4WDのクワトロを採用したあたりはいかにもアウディらしいところでしたが、その洗練されたデザインと快適な乗り心地は当時のスーパースポーツカーとは一線を画すもので、瞬く間に世の紳士・淑女から大注目を集める存在となりました。


2015年には2代目R8が誕生。よりパフォーマンス志向が強まったものの「見た目は上品なのに性能はキレッキレのスーパースポーツカー」というコンセプトに変わりはなく、2024年に惜しまれつつ販売終了となるまで世界中のファンを魅了しました。

映画アイアンマンに登場し、世界中で話題となったR8。

▲ 映画アイアンマンに登場し、世界中で話題となったR8。

PAGE 4

EVもスポーツカーも本気に作るアウディ

では、なぜアウディはR8を、さらにいえばTTの名で親しまれてきたコンパクトスポーツカーも含めて、一挙に生産を止めてしまったのでしょうか。


これは想像でしかありませんが、他のドイツメーカーと同じように、アウディも一時期は完全電動化に向けて突っ走っていました。つまり、全モデルをEVにしようとしていたのです。そうした方向性とR8がしっくりこなかったことが理由のひとつ。そしてもうひとつ、新しいEVを続々と生み出すなかで、正直、新しいスポーツカーを作るところまで手が回らなかったことが理由として挙げられると思います。


ところが、こちらも他のドイツメーカーと同じように、急速なEV化を見直す動きがアウディ社内でも生まれます。しかも、今年からアウディはF1にも参戦。となると、アウディのレース好き、ハイパフォーマンス好きな血がにわかに騒ぎ始めて、どうにもいたたまれなくなってスーパースポーツカーを作り出しちゃったというのが私の推測です。


いやいや、四半世紀以上も前からずっとアウディと向き合ってきた私がいうのですから、きっとこの推測に間違いはないと思います!


というわけで、新たに誕生したヌヴォラーリをじっくり眺めてみることにしましょう。

PAGE 5

洗練された無駄のないエクステリア

アウディ ヌヴォラーリ

洗練された無駄のないラインでミドシップの迫力あるプロポーションを包み込んだエクステリアデザインは、2024年にチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任したマッシモ・フラスチェッラの作品。彼は昨年9月に発表したコンセプトCで、戦前から続くアウディ・モータースポーツへの歴史に敬意を表するとともに、そのシンプルで力強いデザインを現代に甦らせようとしました。


ちなみに、アウディの新しいデザイン言語を用いて生み出されたコンセプトCは、1936〜37年にヨーロッパのグランプリレース(現在のF1グランプリに相当するカテゴリー)を戦ったアウトウニオン・タイプCをオマージュしたもの。


アウトウニオンが現在のアウディの源流で、アウディのトレードマークであるフォーリングスを最初に使ったのがアウトウニオンだったことは、アウディ・ファンの皆さんであればご存知のとおりです。


そしてヌヴォラーリの名前も、まさにこのタイプCを操って栄冠を勝ち取った名ドライバー、タツィオ・ヌヴォラーリにちなんだもの。この辺からも、アウディのヘリテージに対する強烈な思いが伝わってきます。

PAGE 6
アウディ ヌヴォラーリ

ハードウェア的には、ヌヴォラーリはランボルギーニ・テメラリオと多くを共用しているといって過言ではありません。10,000rpmまで回るV8ツインターボエンジン、フロント:2モーター、リア:1モーターのプラグインハイブリッド・システムなどからは、テメラリオとの強い結びつきが感じられますが、エンジンとハイブリッドシステムが生み出すシステム出力は1001ps(!)でテメラリオの920psを上回っています。


このハイパワーを生かし、テメラリオを凌駕する0-100km/h加速:2.6秒、最高速度:350km/hという圧倒的な動力性能をヌヴォラーリは実現。これらはアウディ史上、最高のデータとのことです。

PAGE 7
アウディ ヌヴォラーリ

アルミスペースフレーム製のボディー構造もおそらくテメラリオと多くを共用しているはずですが、驚くべきはそのボディーパネルで、テメラリオのアルミ製とは異なり、なんとカーボンコンポジット製とされているのです! しかも、同じカーボンコンポジットでもF1でも使われるプリプレグ・タイプが採用されたというから、なんとも贅沢ではありませんか‼

アウディ ヌヴォラーリ エクステリア同様、無駄のない洗練されたインテリア。

▲ エクステリア同様、無駄のない洗練されたインテリア。

PAGE 8

そんなヌヴォラーリ、これまでのR8と決定的に異なっているのは世界499台の限定販売とされること。そして価格はドイツ国内でおよそ59万ユーロ(約1億1000万円)を想定している模様。それでもこのデザインとこのパフォーマンスなんだから、きっとあっという間に完売しちゃうんでしょうね。


というわけで、今度はヌヴォラーリに続く次のスポーツカーの誕生を期待しちゃうのがアウディ・ファンの宿命といえるかもしれません。

アウディ ヌヴォラーリ

◾️ アウディ ジャパン

● 大谷達也(おおたに・たつや)

電機メーカーの研究所で7年間エンジニアとして勤務した後、1990年、29歳で二玄社CAR GRAPHIC編集部に転職。以来、20年間にわたって同編集部に在籍する。同誌副編集長を務めた後、2010年にフリーランスに転身。現在、活動の中心はハイパフォーマンスカーのインプレッション記事執筆だが、電気系エンジニアとしての経歴を生かし、環境技術やハイパフォーマンスカーなどに用いられる新技術にも通暁している。ただし、技術を専門用語の羅列として説明するのではなく、日常的に用いられる言葉に置き換えてわかりやすく解説するのが得意。英語で海外のエンジニアと直接インタビューできる数少ない日本人評論家のひとり。

こちらの記事もオススメです

PAGE 9

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        【速報!】アイアンマンも驚くアウディ史上最速のスーパースポーツカーが登場 | 自動車 | LEON レオン オフィシャルWebサイト