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2016.01.12

モテるオヤジに3列シートも悪くない 〜Vol.2〜

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スタイリッシュながら3列シートが備わるオドロキ

自動車にはパッケージングという言葉がある。限られた寸法を前提に、シートや荷室などをどう配していくかの設計思想のことだ。パッケージングの上手な例といえば、BMWが先頃発売した2シリーズ・グランツアラーが挙げられる。

BMW [ビー・エム・ダブリュー]

スポーティセダンの雄が手がける走りも楽しい7シーター

BMW 2series GranTourer [ビー・エム・ダブリュー 2シリーズ グランツアラー]

人間工学的に考えられた室内実用一辺倒でないのがBMW的/内装デザインは人間工学的に適切なレイアウトで2列目は左右独立してスライドも可能で便利。何より走りの気持ち良さがBMWだ。368万円~/BMW(BMWカスタマー・インタラクション・センター)
人間工学的に考えられた室内実用一辺倒でないのがBMW的/内装デザインは人間工学的に適切なレイアウトで2列目は左右独立してスライドも可能で便利。何より走りの気持ち良さがBMWだ。368万円~/BMW(BMWカスタマー・インタラクション・センター)
BMW初の前輪駆動ベースのミニバンで、先行して発売された2シリーズ・アクティブツアラーより、110㎜ほどホイールベースが延び、215㎜全長が長くなっている。最大の違いは3列目にシートを備えていることだ。

日本で3列シーターというと、3列目の出入りを考えて後席にスライドドアを設けるケースが多いが、欧米は前ヒンジの一般的なドアにこだわる。見た目もそのほうがスポーティだ。
  ライフスタイルの分野に積極的に乗り出した昨今のBMWでは、グランツアラーのように走りも楽しいミニバンにも力を入れる。大きくなりすぎないよう全長を4565㎜に抑えつつシートを3列並べて使い勝手を良くしているのが特徴だ。
ライフスタイルの分野に積極的に乗り出した昨今のBMWでは、グランツアラーのように走りも楽しいミニバンにも力を入れる。大きくなりすぎないよう全長を4565㎜に抑えつつシートを3列並べて使い勝手を良くしているのが特徴だ。
2シリーズ・グランツアラーは、3列目へのアクセスの際は、2列目シートがコンパクトに折りたためるので、勝手が良い。一方、2列目シートは左右独立して前後スライドする機能を持つため、多様な使用方法に対応する。

静粛性とパワー感で大きな進歩を見せる新世代の2リッター4気筒ディーゼルエンジンがとりわけオススメだ。しっとりした乗り心地と力強い走りと好燃費で、際立つ3列シーターだ。

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いまや日本の社長たちの大のお気に入りはトヨタ・ヴェルファイア

シートが1列増えただけで楽しみは倍以上に広がる

日本はミニバン大国などと揶揄されるように、細やかな技術で、3列シーターの使い勝手を改善してきた。そのなかでいま世界的にも高い注目を浴びているのが高級ミニバンだ。なかでもトヨタ・ヴェルファイアおよび姉妹車のアルファードの世界的な人気は凄い。

TOYOTA [トヨタ]

いまや日本の社長たちの大のお気に入りはコレ

Toyota Vellfire [トヨタ・ヴェルファイア]

全長4915㎜という余裕あるサイズのボディには、飛行機のアッパークラスやクルーザーを連想させ、それが高い人気を呼んでいるのだ。

“1シート”と名付けられた2列目シートは、執務にも快適な休息にも対応するよう、クッション性とホールド性という本来の機能を向上。同時に専用の照明やコンピューター端末も使える格納式テーブルなど心配りも申し分なしだ。
多彩なシートアレンジで存在感がひときわ光る/シートによる使い勝手がヴェルファイアの特長でエグゼクティブパワーシート(右)の2列目設定や最大1160㎜のスライド機構の助手席も設定あり。収納式の第3列も十分な広さを確保。319万7782円~/トヨタ(トヨタお客様相談センター)
多彩なシートアレンジで存在感がひときわ光る/シートによる使い勝手がヴェルファイアの特長でエグゼクティブパワーシート(右)の2列目設定や最大1160㎜のスライド機構の助手席も設定あり。収納式の第3列も十分な広さを確保。319万7782円~/トヨタ(トヨタお客様相談センター)
見た目はスポーティなファストバックセダンながら、3列目シートを備える意外性で注目に値するのがテスラ・モデルSである。ピュアEVであり、航続距離528㎞を謳うモデルSは、豪華な装備を持つ高級車というように、従来の自動車のカテゴリーにはおさまらない独自性が魅力だ。

ちなみに、米国ではカリフォルニアなどで、自転車をルーフに積んだりとレジャーにも使われるケースが多いようだ。それだけに、家族を中心に、大人数の乗車も可能にする3列目シートは便利なのだ。

TESLA [テスラ]

米国で確固たる地位を築くEV高級セダン

Tesla Model S [テスラ モデルS]

ピュア電気自動車だからセダンなのに7人乗りに/テスラは、エンジンがないのでスペース効率は最高。後輪駆動か4WDが選べトランク容量も大きく、実は3列目があって人が乗れてしまうのがアメリカならではだ。926万円〜/テスラ(テスラモーターズジャパン)
ピュア電気自動車だからセダンなのに7人乗りに/テスラは、エンジンがないのでスペース効率は最高。後輪駆動か4WDが選べトランク容量も大きく、実は3列目があって人が乗れてしまうのがアメリカならではだ。926万円〜/テスラ(テスラモーターズジャパン)
3列目シートの利点は何か。いろいろ挙げられるが、利便性に加えて、あえて2列目シートをフォールドダウンして、3列目に座って広大な空間を味わうリムジン感覚のドライブというのも楽しいはずだ。

1列増えただけで楽しみは倍以上。今や3列シートは十分格好のつけられる時代なのである。
写真/森 浩輔 文/小川フミオ
※本特集は2015年11月号で掲載した企画の抜粋です

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