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2015.12.16

コンセプトカーが未来の世界を映しだす〜Vol.3〜

クルマ好きなら一度はフランクフルトへ

街全体がお祭りと化すフランクフルトショー

多くのコンセプトモデルが発表されたフランクフルトメッセ(見本市会場)。規模は欧州最大で、東京ドームが約12個入る敷地面積は57万平米(諸説あるが)に及ぶという。

地元のドイツメーカーは、敷地内に、各社が1棟ずつ巨大な建物(パビリオン)を持っているのも特長。パビリオン間の移動は会場を循環している各車提供の新型車で、手をあげて止めて目的の建物まで連れていってもらうのも、さながらタクシーだ。歩いていたら、早晩疲れでへばってしまう広さなのだ。
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アウディのパビリオンは、パース感覚がおかしくなりそうなユニークな設計が周囲の注目を集め、メルセデス・ベンツは4階建て。BMWは建物の内部に400mにおよぶ道路が敷設されており(作るのに数カ月かかるという)、BMW車やMINI車が実走している。コンパクトな東京でのショーに馴れた身には目を疑う風景だ。

ちなみに、欧州には伝統的なモーターショーとして、ジュネーブとパリがある。そのなかで、フランクフルトモーターショーが注目を集め続けるのは、ドイツ自動車メーカーが作る話題性によるところが大きい。

ポルシェ、メルセデス・ベンツ、アウディ、BMW、それにフォルクスワーゲンと、世界的に人気の高いブランドが勢揃い。かつては、大排気量の高性能エンジンを搭載したりと、性能ぶりで注目を集めるモデルが多かったが、いまは、やはり自動運転など先進的な電子技術で世界をリードするドイツのメーカーゆえ、たとえエンジンから電気モーターに動力源が変わろうとも、熱い注目が衰えることはなさそうだ。
  遊び心を失わない大人のためにファンカーとして大いに注目された1台。ホンダプロジェクト2&4はひとり乗りでレーサーレプリカの4気筒を搭載する。
走りのホンダが復活しそうな予感
遊び心を失わない大人のためにファンカーとして大いに注目された1台。ホンダプロジェクト2&4はひとり乗りでレーサーレプリカの4気筒を搭載する。
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未来派SUVはこんなカタチ
CHRコンセプトはクロスオーバー。プリウスと同じハイブリッドユニットで新プラットフォーム採用。市販化の期待が大きい1台だ。
ジャガーのハイブリッドスーパースポーツがC-X75だ。最高出力850bhp、最大トルク1000Nmを1.6リッターエンジンでマーク。
4気筒で時速350㎞/h未来のスーパーカー
ジャガーのハイブリッドスーパースポーツがC-X75だ。最高出力850bhp、最大トルク1000Nmを1.6リッターエンジンでマーク。
フラクタルという2ドア4シーターモデル。前後に電気モーターを搭載したEVで全長3.8メーターとコンパクトな車体が特徴。
軽快さを感じるEVコンセプトモデル
フラクタルという2ドア4シーターモデル。前後に電気モーターを搭載したEVで全長3.8メーターとコンパクトな車体が特徴。
2015年12月号より抜粋

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