
第一弾として4月に発表されたのが、特別な装備をまとった限定車アウディ TTSクーペ メモリアルエディション。続いてこの度発表されたのが、アウディ TTクーペ ファイナルエディション。どちらもその価値は特別装備だけにとどまるものではありません。両車の最後の勇姿を、お届けしちゃいます!
【01】スポーティにしてセクシー! アウディのアイデンティティを確立したグラマラスデザイン
1995年にフランクフルトショーでお披露目されたTTコンセプトクーペ。コンセプトカーって、いざ市販化されると色々と大人の事情を勘ぐってしまうデザインに落ち着きがちですが、TTモデルに関してはその斬新なデザインをほぼ踏襲して市販化。スポーティにして色気たっぷりな流れるようなボディラインが、当時大きな話題を集めました。

その姿は、言うなれば女性らしい丸みを帯びたカービィボディ。それでいて、気が利いた内装とハツラツな走りも伴うとなれば……振り返るどころか追いかけたくなる、まさに憧れの美女がそのままクルマになったかのような強烈な存在感と言えましょう。

“TTクーペ ファイナルエディション”を最後とするTTモデルですが、その魅力も色褪せることなどなく、むしろ輝きを増すこと間違いなしです。
【02】口説くなら、過ごす時間が一番長いインテリアが重要でしょ!?
TTクーペ 45 TFSI クワトロをベースに、TTRSリヤスポイラーをはじめとしたRS系特別装備に加え、20インチホイールを新採用。まさに、TTモデルの集大成と呼ぶに相応しい仕上がりになっているんです。税込価格793万円。販売数は限定200台。カラーによって台数は異なり、グレイシアホワイト100台、クロノスグレー50台、タンゴレッド25台、ターボブルー25台という内訳。ちなみに、タンゴレッド及びターボブルーの合計50台はオンライン限定販売を行い、すでに申し込み受け付けを終了しています。


【03】感性にビンビン響く走りに、名残惜しさマックス!
“TTクーペ ファイナルエディション”のパワートレインには、最高出力245PS/最大トルク370Nmを叩き出すTFSIエンジン、独自の4WDシステムquattro、そして走行状況に応じて減衰力を制御するアウディマグネティックライドを搭載。
何より注目のTFSIエンジンですが、こちらインターナショナル エンジン オブ ザ イヤーの2〜2.5L部門で9年連続受賞した、直噴+過給機付きエンジン。ハイパワーにしてライトサイジング、そして低燃費で、さらに低速時から高速時まで気持ちよく走れる超優秀エンジンです。いわゆる才色兼備ってヤツですな。ちなみに“TTSクーペ メモリアルエディション”は、最高出力320PS/最大トルク400Nmになってます。
美しく、それでいて性格も良く、いざとなったら頼りにもなる。そんな極上のレディ、もといアウディのTTと、もう二度と会えなくなるなんて……。逃した魚は大きかった、なんてことのないように!

Audi TT Coupé Final Edition
● 全長×全幅×全高:4200×1830×1370mm
● エンジン:2.0ℓ直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボチャージャー
● 最高出力:180kW(245PS)/5000~6500rpm
● 最大トルク:370N・m(37.7kgm)/1600~4300rpm
● トランスミッション:7速Sトロニック
● 駆動方式:クワトロ(四輪駆動)
● 税込予定価格793万円
せっかくなので、第一弾のTTSクーペ メモリアルエディションも、見ておきましょ!
ちなみに価格も、ベースモデルの車両価格870万円に109万円相当のオプション装備が追加され、税込価格927万円。装備も価格も、TTSの歴史の最後を飾る記念モデルにふさわしい仕上がりになっています。






Audi TTS Coupé memorial edition
● 全長×全幅×全高:4200×1830×1370mm
● エンジン:2.0ℓ直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボチャージャー
● 最高出力:235kW(320PS)/5600~6500rpm
● 最大トルク:400N・m(40.8kgm)/2000~5600rpm
● トランスミッション:7速Sトロニック
● 駆動方式:クワトロ(四輪駆動)
● 税込み予定価格927万円
■ お問い合わせ
アウディ コミュニケーションセンター 0120-598-106