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2021.11.23

京都・清水寺で発表された「ブレゲ」の新作トゥールビヨンの真なる価値とは?

1801年6月26日、アブラアン-ルイ・ブレゲ、トゥールビヨンの特許を取得──2021年は、偉大なる発明の誕生220周年にあたります。それを祝す記念モデルの発表会場に選ばれたのは、京都の音羽山 清水寺。厳かな雰囲気のなか、特別な時間が招待客を包み込みました。

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文/高木教雄

京都を代表する名刹で、トゥールビヨン誕生220周年を寿ぐ

稀代の天才時計師と今も称賛されるアブラアン-ルイ・ブレゲの数ある発明のなかで、最も有名であるのがトゥールビヨンです。その生誕220周年を祝うメディア関係者向けのイベントが、去る10月28日に京都の清水寺で開催されました。
 
国の重要文化財にして、ユネスコ世界遺産にも登録される名刹。その大講堂に集まった招待客はまず、普段は非公開の多宝閣に案内され、約4mもの巨大な仏足石と4000体以上の仏像が祀られる空間に、心が清められる思いに。続いて、やはり通常は閉ざされている西門から、約1200年前の清水寺創建時から変わらず京都の町を照らす夕日を眺め、悠久の時の流れを感じました。
メイン会場となったのは、かつて一切経を所蔵し、全国から学問僧が集った朱塗りの経堂。釈迦三尊像がお見守りになられる荘厳な空間には、現代のブレゲが製作する主要なトゥールビヨンウォッチとともに、パリのブレゲ・ミュージアムから届けられた初代ブレゲが製作した最初期のトゥールビヨン懐中時計が展示され、この機構の220年の歴史を実感させます。
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▲ ブレゲ・ミュージアムが所蔵する初代ブレゲが製作し、1812年に販売されたとの記録が残るトゥールビヨン懐中時計「No.2567」は、この日のもう1つの主役。
清水寺執事補・大西英玄僧侶の時間にまつわる説法を拝聴し、ブレゲ本社CEOリオネル・ア・マルカ氏からのビデオメッセージを見た後、披露されたのは、この日の主役であるトゥールビヨン誕生220周年記念モデル。そのベースとして選ばれたのは、「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット」でした。現代のブレゲがラインナップするトゥールビヨンウォッチのなかで最も新しく、最も薄いモデルに施した特別な装飾仕上げが、アニバーサリーを寿ぎます。
▲ 『クラシック トゥールビヨン エクストラフラット アニバーサリー 5365』 自動巻き、18KRGケース(41mm)、アリゲーターストラップ、世界限定35本。1927万2000円/ブレゲ ブティック銀座
初代ブレゲは、ギヨシェ彫りを初めて時計に用いたことでも知られています。現代のブレゲは彼が生きた時代と同じ手動マシンによる手彫りを継承し、技術を研鑽してきました。そして今回、たった0.25ミリ間隔でラインが交差するかつてない緻密なクル・ド・パリに挑み、ダイヤルを彩ったのです。
 
またトゥールビヨンをダイヤル側で支えるブリッジにはブルースチールが用いられ、繊細な模様に鮮烈な青が浮き立つ華やかな美が創出されました。さらにケースバックに姿を見せるムーブメントにも、初代ブレゲがトゥールビヨンの特許申請時に水彩で描いた機構図がハンドエングレービングで正確に写し取られ、工芸的な美を湛えています。
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精緻な機構と優れた工芸技術とを堪能した招待客が続いて通されたのは、晩餐会の会場となる月の庭で知られる名庭の塔頭、成就院。行灯が灯す階段では、祇園の芸妓芸子と舞妓が出迎える粋な計らいも。またこの会場には、フランスの人間国宝メートル・ダールに選ばれた京都在住の扇作家シルヴァン・ル・グエン氏がゲストとして招かれ、トゥールビヨンをテーマとした作品が発表されました。
実に濃密なイベントは、これだけで終わりません。宴を終えて成就院を出た招待客が目にしたのは、灯りに照らされる本堂、通称清水の舞台。紅葉の時期に恒例のライトアップが、この日のために灯されたのです。他の参拝客がいない夜の本堂をゆっくりと散策する贅沢な体験とともに、トゥールビヨン220周年のアニバーサリーは、招待客の胸に深く刻まれました。

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■ お問い合わせ

ブレゲ ブティック銀座 03-6254-7211

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