2019.03.31
【復刻】今、注目のスポーツウォッチ5選。プロスペックスからチューダーまで厳選!
ウォッチシーンにもトレンドがあるのご存知ですか? 今季は満を持して“セブンティーズ”が時計界を席巻。ポップにしてカラフル、かつキャッチーな存在感まで兼備する時計は、腕元を華やかに変えるパワーに満ちたもの。従来の時計では味わえないファッションコンシャスな秀逸モデルを、実力派ブランドからピックアップしました。
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文/長谷川 剛(Zeroyon)
腕元の個性が一気に強まる70's時計のデザインパワー
しかし1970年代は新しいデザインコードが時計のシーンに加わったエポックメイキングな時代。ボールドなケース、太めのハンドやゴツめの立体的なインデックスに加え、オレンジに代表されるようなビビッドなカラーリングもセブンティーズを代表するデザインです。その流れは男性のスーツラペルがワイドになり、タイのノットが太くなったこととも絶妙にリンクしていました。
ステイタスの象徴だった時計が個性を匂わせるキャッチーなアクセサリーとして台頭してきた70'sという時代。昨今主流のスタンダードスタイルにエッジをつける小物として、70'sな時計はまさに最適な一本と言えるのです。
● セイコー 「プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル」
世界初を飾った名作潜水時計がさらに進化

防水機能は600から1000mへ、外装プロテクターもチタン・セラミックから、スチールの約7倍の硬度を誇るジルコニア・セラミックスを採用するなど、随所を現代的にバージョンアップさせています。
● オリス 「クロノリス デイト」
使わにゃソン! 回転ベゼル式のタイマー機能

そして満を持して発表した新生クロノリスは、セブンティーズ風の迫力あるスチールケースはそのままに、カラフルなオレンジの針やインデックスにあしらった、懐かしくも新鮮味あるデザインがポイントです。特に見逃せないのが4時位置のリュウズで調整するインナー回転ベゼル。ダイバーズのように時間の経過を計ったり、第二時間帯などの時刻の表示も可能です。100m防水機能も手伝って、アクティブに使える1本へとアップデートされています。
● ファーブル・ルーバ 「レイダー バシィ 120 メモデプス」
独走的な潜水深度計を搭載した伝説ダイバーズ

浸透膜とセンター針を備え、正確な潜水深度計測(当時は50m)を可能とする世界初モデルの復刻版として、今季この「レイダー バシィ 120 メモデプス」が生みだされたのです。大振りの48mmケースはチタン製。その内部に潜水時の水を取り込み、"膜"を動かす水圧によって水深を表示するという独自機能が大きなポイントです。逆回転防止ベゼルや60時間のパワーリザーブといった本格機能も備え、防水性は200mに向上。新時代のダイバーズとして、正統進化を遂げた一本です。
● チューダー 「ブラックベイ」
幻のスーパーブランドがついに日本本格上陸

特に注目を集めているのが「ブラックベイ」。60年以上にわたる、「チューダー」のダイバーズウォッチの歴史が継承され、今もなお進化し続けるブランドを代表するモデルです。堅牢なスチールケースにスノーフレーク針(通称イカ針)やマットな質感の逆回転防止ベゼルをあしらった、通好みのデザインはしっかり踏襲。さらには、パワーリザーブ約70時間を誇る自社製ムーブメント「MT5602」を搭載しているのもポイントです。ちなみにムーブメントの"MT"は"マニュファクチュール・チューダー"を意味し、C.O.S.C.認定の高精度機械が搭載されているのです。しかも防水性は納得の200m。これは絶対に見逃せません。
● ゾディアック 「グランドラリー」
レーシングクロノの復活でヒートアップ確実!

そんな隠れた名門が今季、70年代風のクロノグラフを発表し、旋風を巻き起こしています。その名も「グランドラリー」は、1970年代に製作されたレーシングクロノをモチーフにデザインした復刻時計。Cライン風の楕円ケースにインパクトあるインデックスと、当時から採用しているオレンジのカラーリングを施しているのがポイントです。スポーツカーなどと組みあわせて楽しむことで、レトロな洒落感が際立つ新感覚の一本です。
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