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2021.08.14

3大時計ブランドの新定番! 歴史と革新を感じる名作が揃いました

時計好きはもちろん、時計に詳しくない人でさえもその名を知られている“スイス3大時計ブランド”。その2021年の最新作は歴史と伝統を継承しつつ現代的に革新を遂げており、より一層魅力的になった時計たちが揃っています。今年の大本命はラグスポよりこちら、かもしれませんよ!

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文/篠田哲生

守らず攻める。それが最高峰ブランドの矜持

スイスには数多くの高級時計ブランドがありますが、時計愛好家が憧れるのが“スイス3大時計ブランド”と称される「パテック フィリップ」、「オーデマ ピゲ」、「ヴァシュロン・コンスタンタン」。

奇しくもこの3ブランドは、ラグジュアリースポーツウォッチの名門としても知られていますが、その神髄を味わいたいなら、クラシックスタイルの時計もオススメ。伝統を継承しつつ現代的な進化を遂げており、いつまでも愛し抜ける新作時計たちがありますよ。

◆ パテック フィリップ 「カラトラバ "クルー・ド・パリ" Ref. 6119」

ドレスウォッチの歴史的名作が進化

▲ 「カラトラバ "クルー・ド・パリ" Ref. 6119」手巻き、18Kローズゴールドケース(39mm)、アリゲーターストラップ。339万9000円/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
「パテック フィリップ」は、1839年にジュネーブで創業。1851年のロンドン万博にて英国のヴィクトリア女王に見初められたことがきっかけで、世界中の王侯貴族が愛用するようになりました。

大傑作カラトラバは、1932年に誕生して以来、ドレスウォッチのお手本として愛されてきました。その最新作は、初代Ref.96のバーインデックスと、Ref.5119から継承したクルー・ド・パリベゼルを採用した、イイとこ取りなモデル。新型ムーブメントを搭載することで、ダイヤルレイアウトもさらに良くなりました。
搭載する新型ムーブメントCal.30-255 PSは、新たな形状の6枚のブリッジが美しく、パワーリザーブは約65時間に延長。ムーブメント直径が大きくなったため、スモールセコンドの位置がややダイヤル外側にレイアウトされ、バランスのよいデザインに。

ベゼル部分には精緻なクルー・ド・パリ仕上げを施しており、綺麗にカットされたインデックスも光を受けるとキラリと光る。控えめだが美しい時計です。
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◆ オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」

歴史を継承しながら、次の世代へ進む

▲ 「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」自動巻き、18KPG×セラミックケース、ラバーストラップ。495万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)
1875年に山深いル・ブラッシュで創業し、現在もその地で時計を作り続けている「オーデマ ピゲ」。現在も創業家が経営に携わる稀有なブランドですが、世界初のトゥールビヨン搭載腕時計や世界初のラグスポ時計など、革新的な時計作りも得意です。

2019年にデビューしたCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲは、正面から見ると端正なラウンドウォッチに見えますが、実は8角形のミドルケースを挟み込んでおり、その立体的な造形美が楽しめるモデル。同社では26年ぶりの新コレクションでしたが、そのデザインの各所にはブランドのヘリテージが凝縮されているのです。
2021年の新作は、ミドルケースの素材にブラックセラミックを使用したコンビケースが登場しました。質感の異なる素材を綺麗に仕上げることで生まれるブラック×ゴールドの艶っぽい雰囲気は、まさに装う楽しさを感じさせてくれます。

ストラップはテキスタイルモチーフのラバー製なので、程よくカジュアル感もある。ラグジュアリーウォッチをカジュアルにも使える新感覚の時計なのです。
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◆ ヴァシュロン・コンスタンタン「ヒストリーク・アメリカン 1921」

狂騒の20年代アイコンウォッチを現代に

▲ 「ヒストリーク・アメリカン 1921」手巻き、18KWGケース(40mm)、カーフレザーストラップ。435万6000円/ヴァシュロン・コンスタンタン
1755年に創業したジュネーブの最古参ブランド。歴史と伝統を重んじ、伝統的な時計職人たちへの敬意を表したオーダーウォッチの制作にも力を入れており、創業260周年となった2015年には、57もの複雑機構を搭載する世界で最も複雑な時計Ref.57260を発表。

今年は100年前の1921年に誕生した傑作を復刻したヒストリーク・アメリカン 1921のバリエーションを拡充しています。
▲ 1919年から様々なケース形状を試作・商旅生産する中でクッションケースが確立されました。復刻デザインのベースとなった当時のモデル。左から、Ref.11677(1921年)、Ref.11032(1919年)
ヒストリーク・アメリカン 1921は、その名が示す通り、1921年にアメリカ人顧客のオーダーから作られた時計の復刻版。ダイヤル表示が傾いているのは、ハンドルを握った状態で時計を見やすくするため(時計は手首内側に)。

既に人気モデルでしたが、今年はホワイトゴールドケースが登場。ブラウンのカーフストラップにムラ加工が施してあり、レトロな味わいはそのままに、ファッション感度の高いモデルになりました。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター 03-3255-8109

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