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2021.06.24

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■ 「ブレゲ」のグランドコンプリケーション

なぜブレゲのトゥールビヨンが史上最高なのか、アナタはご存知ですか?

孤高の天才時計師、ブレゲが発明した超複雑機構のトゥールビヨン。特許取得から220周年の今年、ブレゲでは40を超えるモデルを展開しています。メカニカルな技術、伝統工芸の美、最新テクノロジーが融合した最高傑作も!

CREDIT :

写真/人物・谷田政史(CaNN)、静物・奥山栄一 スタイリング/坂井辰翁 ヘア/Takuya Baba(SEPT) メイク/KEN NAKANO 文/高木教雄

ブレゲ
テンプと脱進機を収めたキャリッジが、等速で回転する様子をダイヤルに見せる──トゥールビヨンは、ひと目で複雑さが分かるコンプリケーションの花形です。これを得意とする「ブレゲ」は、伝統的高級時計製作技術と最新テクノロジーを融合。手仕事が行き渡る美観と機構の精密さで、トゥールビヨンを極めます。

時計史上最高と讚えられるトゥールビヨンを、一体なぜブレゲは製作できるのか。その理由を探りました!

■ 史上最高な理由 【1】

仕上げが美しいから

最先端のシリコン技術で先鞭をつけたブレゲには、同時に伝統的な手仕上げ技術も息づいています。ダイヤルにおいて機構が露になるトゥールビヨンでは、より入念に時間をかけて仕上げが施され、キャリッジとテンプ、小さな脱進機にいたるまで光を受けて輝き、精緻な動きを一層華やかにしています。

ダイヤルに凹凸模様を施すギョーシェ彫りを初めて時計に応用したのも初代ブレゲでした。この装飾技術も19世紀当時と同じ仕組みの手動マシンを自社製造し、職人も自社で養成。伝統的技術を現代に受け継いで多彩な模様を作り出します。他社を圧倒する高い審美性も、ブレゲの伝統です。

■ 薄型トゥールビヨン

薄さと工芸的な美を同時にかなえる

 『クラシック トゥールビヨン エクストラフラット スケルトン 5395』 自動巻き、Ptケース(41㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。2865万5000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)
▲ 『クラシック トゥールビヨン エクストラフラット スケルトン 5395』 自動巻き、Ptケース(41㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。2865万5000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)
脱進機とテンプ、キャリッジが重なり薄型化が非常に難しいトゥールビヨンを、7.7mm厚の極薄ケースで実現。ペリフェラルローター採用のムーブメントを手作業でオープンワークにしたスケルトンは、透明感が実に豊か。残したフレームのわずかなスペースにも細かなギョーシェ彫りが施され、工芸的な美しさを極めています。
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1.『クラシック ダブル トゥールビヨン  5347』 手巻き、Ptケース(44㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。5533万円(2021年6月の価格)、2.『マリーン トゥールビヨン エクアシオン マルシャント 5887』 自動巻き、18KRGケース(43.9㎜)、アリゲーターストラップ。10気圧防水。2560万8000円、3.『トラディション トゥールビヨン フュゼ』 手巻き、18KRGケース(41㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。2091万1000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)
1.『クラシック ダブル トゥールビヨン  5347』 手巻き、Ptケース(44㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。5533万円(2021年6月の価格)、2.『マリーン トゥールビヨン エクアシオン マルシャント 5887』 自動巻き、18KRGケース(43.9㎜)、アリゲーターストラップ。10気圧防水。2560万8000円、3.『トラディション トゥールビヨン フュゼ』 手巻き、18KRGケース(41㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。2091万1000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)

■ 史上最高な理由 【2】

ラインナップが豊富だから

創業者の偉大な発明であるトゥールビヨンをいち早く腕時計に搭載してみせた現代のブレゲは、実に多彩なラインナップを取り揃えています。「クラシック」コレクションだけで14品番あり、素材・色違いを含めると40を超えるモデルを展開。

スケルトンやほかの複雑機構との組み合わせなど、表現とメカの両面で独創性を発揮しています。オフセットダイヤルの周囲に機械を見せる「トラディション」には鎖引き機構を、高防水でスポーティな「マリーン」にはパーペチュアルカレンダーと均時差表示をそれぞれ搭載する超複雑モデルが選べます。

写真 【1】 ダブルトゥールビヨン

自転と公転を繰り返すふたつのトゥールビヨン

ふたつのトゥールビヨンによる調速を、ディファレンシャルギアが統合・平均化して高精度を得る──同様の機構は他社にもありますが、これはさらにダイヤル全体が12時間でぐるりと1周するカルーセル機構を兼ね備えています。ふたつのトゥールビヨンを支えるブリッジが、時針の代わりになるブレゲ渾身の、複雑機構なのです。
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■ 史上最高な理由 【3】

トゥールビヨンなのに実用的だから

トゥールビヨンの魅力はダイヤルに全貌を見せるテンプとキャリッジが奏でる幻想的な動きです。同時にそれは磁気の影響を受けるヒゲゼンマイが何にも護られていないことを意味します。

トゥールビヨンにとって、耐磁性の向上は難題。これをブレゲは、先進技術で解決しました。ラインナップするトゥールビヨン時計のほぼすべてに磁気帯びすることが決してないシリコン製ヒゲゼンマイを採用したのです。

またダイヤルにキャリッジ用のブリッジをもつ伝統的スタイルを堅持し、耐衝撃性も高めています。複雑機構も実用的にするのが、ブレゲの流儀です。

写真 【2】 多機能トゥールビヨン 

地球の自転をなぞらえる腕時計

先端に太陽を掲げる第2の分針が地球の自転に基づく真太陽時を示す、均時差表示を装備。トゥールビヨンの上に重なる特殊な形状のカムが、日々変わる1日の長さを記憶し、針に伝達しています。さらにレトログラードの日付表示を備えた永久カレンダーも備わる超複雑なメカを防水性に優れたケースに収めました。
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■ 史上最高な理由 【4】

トゥールビヨンの始祖だから

ブレゲ
▲ 左・1775年に自身の工房を開いたアブラアン-ルイ・ブレゲは、時計の進化を2世紀早めたと称賛される稀代の天才時計師。 右・彼が1809年に製作したトゥールビヨン・ウォッチ「No.1176」には鎖引き機構も搭載されています。
トゥールビヨンはブレゲの創業者アブラアン-ルイ・ブレゲによる発明であるということは、時計ファンならきっとご存知でしょう。彼がこの機構で特許を取得したのは1801年6月26日であり、今年は誕生220周年に当たります。

初代ブレゲがこの機構で目指したのは、時をカウントするテンプの軸の先端が時計の姿勢によって位置がずれると生じる摩擦や潤滑油の偏りの補正。テンプを収めたキャリッジを回転させ、軸先の位置を修正・平均化することで精度の向上を図ったのです。

現代のブレゲは鎖引きトゥールビヨンを1980年代後半に腕時計で実現。より精巧に進化させてきました。

写真 【3】 鎖引きトゥールビヨン

古典的な機構でさらなる高精度に

ダイヤルの左に香箱、右に円錐状のフュゼがあり、ふたつは鎖でつながれています。ゼンマイを巻き上げると鎖はフュゼに巻き取られ、直径が小さい上段から順に香箱に鎖が巻き戻されることで、均等にトルクが伝達される仕組み。古典的な高精度機構を、トゥールビヨンと組み合わせました。
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メゾンの歴史と革新性が融和した最高傑作

前述のとおり、ふたつのトゥールビヨンをのせたプレートが、12時間で1周する「クラシック ダブルトゥールビヨン」は、現代のブレゲが手がけた最高傑作のひとつです。その仕組みを隠してきたギョーシェダイヤルが昨年、取り払われました。

「クラシック ダブルトゥールビヨン  5345“ケ・ド・ロルロージュ”」のダイヤルには、完璧に手仕上げされたメカニズムが露になっています。各パーツの構成を観察すれば、Bを象るブリッジが支えるふたつの香箱が、それぞれ個別にトゥールビヨンを動かしていると分かります。香箱の背面にも歯車が備わり、それでムーブメント全体を12時間で1周させてトゥールビヨンのブリッジを兼ねた時針が、時刻を示す構造に。

プレートには扇状のギョーシェが彩り、ダイヤルのチャプターリングに浮かぶローマ数字はハンドエングレービングで形作られています。さらに裏蓋にハンドエングレービングされているのは、ブレゲ家が工房兼住居としていた建物の外観。革新的ダブルトゥールビヨンは、メゾンの歴史を美しく留めています。

ブレゲの中でも特別なトゥールビヨン

『クラシック ダブル トゥールビヨン 5345 “ケ・ド・ロルロージュ”』 手巻き、Ptケース(46㎜)、ストーン加工のラバーストラップ。8074万円(2021年6月の価格)/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)
▲ 彫金技巧の粋を注いだケースバック
ケ・ド・ロルロージュとは、ブレゲ家の工房兼住居があったパリ・シテ島の通りの名。背面にはその建物が手彫りで細密画のごとく描かれています。一部をオープンワークにし、ムーブメント全体を回転させる歯車をチラ魅せ。窓のひとつには女性の姿があり、それを見られるのはオーナーだけの悦びです。『クラシック ダブル トゥールビヨン 5345 “ケ・ド・ロルロージュ”』 手巻き、Ptケース(46㎜)、ストーン加工のラバーストラップ。8074万円(2021年6月の価格)/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)

特別なポイントはコチラ

1.ブラックポリッシュしたメゾンのBを象る香箱
2.ふたつのトゥールビヨンのブリッジが時針に
3.各パーツの周囲を彩る手彫りギョーシェ
4.ブレゲ家の工房を表すハンドエングレービング
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ふたりで楽しめるトゥールビヨン

オフセットダイヤルとキャリッジとを上下シンメトリーに並べた設計は、ブレゲ初のトゥールビヨン腕時計で生まれた象徴的なスタイルです。これを受け継ぐ現行モデルには、ペアで使えるふたつのサイズを用意。それぞれジュエリーウォッチもあり、豪華な輝きとトゥールビヨンとがふたりで過ごす時間を永遠に刻み続けます。
『クラシック トゥールビヨン 5359』 手巻き、18KWGケース(40.3㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。3610万2000円、左・『クラシック トゥールビヨン 3358』 手巻き、18KWGケース(35㎜)、アリゲーターストラップ(写真のストラップは別売り7万2270円)。3気圧防水。1402万5000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)
・『クラシック トゥールビヨン 5359』 手巻き、18KWGケース(40.3㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。3610万2000円、・『クラシック トゥールビヨン 3358』 手巻き、18KWGケース(35㎜)、アリゲーターストラップ(写真のストラップは別売り7万2270円)。3気圧防水。1402万5000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)

男性●ジャケット35万7500円、シャツは参考商品/ともにエルメネジルド ゼニア(ゼニア カスタマーサービス) 女性●スタイリスト私物

右・華美すぎないハイジュエリー

オフセットダイヤルとトゥールビヨンの周囲にダイヤモンドを敷き詰め、ベゼルとラグ、ケースサイドに計134個のバゲットダイヤモンドをセット。豪華にして静謐な印象のジュエリーウォッチに仕立てました。キャリッジの上に設置したブルースチールで形作ったBが、秒針となり時を刻みます。

左・ルージュと時計をカラーコーデ

小振りのケースにトゥールビヨンを搭載。ベゼルとラグ、さらにバックルにもダイヤモンドが煌めきます。ダイヤルは、ギョーシェ彫りの上に鮮やかなレッドエナメルでおめかし。トゥールビヨンは、繊細なハンドエングレービングを舞台に輪舞を披露します。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

ブレゲ ブティック銀座 

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ゼニア カスタマーサービス 03-5114-5300

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