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2021.06.06

いま注目すべき、大人な腕時計の新定番といえば?

薄型時計といえばこれまではドレスウォッチが当たり前でしたが、近年では技術の進化により、ちょっぴり個性的なデザインを纏ったモデルが続々登場中。上品な中にさり気に大人の色気や遊び心を醸したいなら、この手です!

CREDIT :

写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/吉田 巌(十万馬力)

上品にキャラ立つ腕元を狙うなら“ヒトクセ”ある薄型時計

薄型時計は、袖口での収まりの良さや、着用者を上品かつ知的に見せるのが魅力。つまりは、真面目な印象の時計です。

これまで薄型時計といえば、2針のシンプルなドレスウォッチというのが定石。ですが、最近は時計製造技術の飛躍的な向上によって、スリムなケースであってもプラスαの機能をもたせたり、デザインに凄まじくこだわったものが続々登場しています。

恋愛でも真面目なだけの男を時につまらなく感じるように、ある種の“違和感”や“ギャップ”は魅力的に映るもの。

ゆえに、ちょっぴり個性派な薄型時計は、あなたをちょっぴりミステリアスなオトコに演出してくれるアイテムなのです。相手に「この人のこともっと知りたい」と思わせる魅力をもっているんですね。
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● コーデ実例

デートの定番セットアップもぐっと艶気がアップ

▲ 時計683万1000円(予価)/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)、スーツ12万6000円/タリアトーレ、Tシャツ2万5000円/フェデリ(以上トレメッツォ)、メガネ6万500円/オリバーピープルズ(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スカーフ9900円/デスティン(ストラスブルゴ)、ローファー21万7800円/ジョン ロブ(ジョン ロブ ジャパン)
ひとくせスリムウォッチはファッションのアクセントにも絶好です。例えば、ちょいとお洒落して出かける時の定番であるセットアップ。今どきのソレはリラックス感や軽快感が特徴ですから、合わせる小物もヌケ感や軽妙さがあるとよりマッチします。

そこでここでは、カミソリのように薄型ながら、多層構造デザインによりエッジ効きまくりの「ブルガリ」をチョイス。シックさを保ちつつ、よりモダンで色気あるスタイルになっていると思いませんか? これがひとくせスリムウォッチの効能。

また、見た目に程よく存在感があるため、Tシャツ+デニムのようなもっとカジュアルなスタイルとも、しっかりバランスが取れますよ。

◆ ブルガリ

カミソリのようなフォルムのまま、永久カレンダーを搭載 

美しくも複雑な多面体構造はそのままに、自社開発の極薄ムーブメントを搭載して超スリムなプロポーションに仕立て直したオクト フィニッシモシリーズ。

2014年のデビュー以来、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、クロノグラフ、そして3針の自動巻きで“世界最薄”を樹立していることで知られますが、ご覧のモデルはそれに続く新作。

ついにパーペチュアルカレンダーでも世界最薄を叶えてしまったんです。ケースの厚みはわずか5.8mm。この中に408個もの部品がぎっしり詰まっているなんて信じられません。

また、パーペチュアルカレンダーは盤面が複雑になりがちなのに、すっきりとまとめあげた手腕もさすが。相変わらずエッジ効きまくりのケースデザインによって遠目にもタダの時計じゃないことは一目瞭然ですし、個性派の薄型時計が欲しいなら真っ先にチェックすべき逸品です。
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こちらもオススメ!

◆ ヴァシュロン・コンスタンタン 

名作ラグスポに超薄型パーペ搭載

名門「ヴァシュロン・コンスタンタン」が誇るラグスポ時計のオーヴァーシーズ。そのデザインを踏襲しながら1960年代に開発された伝説の薄型ムーブメントCal.1120を搭載したのがエクストラフラットです。スポーティでありながらスリムなフォルムは、よりドレッシーなモデルを好む人たちから愛され、今に至るまでさまざまなバリエーションが作られてきました。

こちらはパーペチュアルカレンダー搭載の新作。ムーブメントCal.1120QP/1は2100年まで調整不要な驚異的なメカニズムながらその厚さはたったの4.05mm。ケースの厚みも8.1mmしかありません。

ちなみに、この新作にはレザーストラッブに加えて、18KWG製のブレスレットと、ラバーストラップ、カーフストラップも付属。同ブランドお得意のインターチェンジャブルシステムにより簡単に交換できるのもうれしいポイントです。
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◆ ピアジェ 

腕をセクシーに彩るモダンな薄型スケルトン

ピアジェ ポロは、ポロ競技にインスパイアされて1979年に誕生した「ピアジェ」流のラグスポ時計。極薄時計の大家として知られるメゾンだけに、もともとスボーツウォッチとして薄型のエレガントなケースフォルムですが、ご覧の新作では、ピアジェ ポロ史上もっとも薄い6.5mmのケース厚を実現しています(通常の3針モデルは9.4mm)。

これはケースとムーブメントを完全一体化させたデザインによるもの。横から見ると風防ギリギリまでメカニズムが迫るサマが楽しめます。

美しいブリッジの造形や、ラウンド型のベゼルに組み込まれるかのようなクッションケースも、独特の美学を感じさせるもの。最近はモダンなスケルトンウォッチが増えていますが、薄型ケースでお探しならこれが絶対狙い目です。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
ストラスブルゴ 0120-383-563
トレメッツォ 03-5464-1158
ピアジェ コンタクトセンター 0120-73-1874
ブルガリ ジャパン 03-6362-0100
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ) 0120-990-307

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