2017.07.27
夏に人気の時計は「やっぱり!」と「意外!」なこの2本
- CREDIT :
写真/鈴木克典、小澤 達也(STUDIO Mug)、鈴木泰之(Studio Log) 文/吉田 巌(十万馬力) 協力/池田保行(04)、山本 晃(グルーヴ)、山崎 諭(04) イタリアスナップ/Massi Ninni、前田直子
察するに、リッチなインパクトを盛りたいときは前者、男らしさの中にも知性を感じさせたいときは後者というのが、モテるオトナの最新のやりくちのようです。
圧倒的な汎用性を誇るメタルブレス

この季節の悩みである汗や雨に強いという物理的メリットももちろんありましょうが、それ以上の支持理由として挙げられるのが、ブレスのアクセサリー効果もあるのではないかと。
たとえば寂しくなりがちな夏場の半袖シャツ姿も、腕にガシッと存在感のあるブレスウォッチがあれば、グッとメリハリの効いたスタイルになるわけですから。またオーセンティックなデザインのフェイスを選べば、休日のショーツ姿からスーツまで幅広い装いに馴染むのもこの手の時計のメリット。ついでにいえばメタルのきらめきが日焼けした肌に映えるというのもポイントでしょう。
むろんリッチに見せるにはブランドチョイスが鍵を握りますが、いまどきの街ゆくセンスのいいオトナは概して時計に対しての審美眼も高く、皆さん本当にイ〜イ時計をお持ちでした。
パテック フィリップのノーチラスやオーデマピゲのロイヤル オークといった時計四天王ブランドの傑作ラグジュアリースポーツをサラリと着けている方も多く、改めて東京のお洒落なオトコたちの時計成熟度の高さを実感した次第です。
その中でも圧巻の強さを見せつけていたのがロレックス。とくにすべてのダイバーズのオリジンとも言えるサブマリーナやシードウェラーの支持率は高く、まさにこれからの市井の夏時計の帝王という感じでした。
メタルなブレスにはドレススタイル

街中ではリッチなメタルブレスが圧倒的に人気でした
ロレックスがプロダイバーズのために開発したド級の防水性能を誇るシードウェラー。光の加減で茶色っぽく見えるマットな黒文字盤が渋い!
美しさと防水性を両立したパテック フィリップのノーチラスを、ダイヤセットのリッチなブレスと重ねづけ。ノーチラスも、“時計界のピカソ”こと、ジェラルド・ジェンタが1970年代に手掛けたデザインです。
ダイバーズのスタイルを確立したサブマリーナー。海が似合う時計だけに、ブルー基調の服と抜群の相性を見せてくれます。
ブレゲが仏空軍のために開発した美しきパイロットウォッチ、アエロナバル。レザーベルトも似合いますが、ブレスならよりラグジュアリーな雰囲気に。こちらは輝きがリッチなホワイトゴールド製です。
経年変化でヴィンテージな風合いを高めたサブマリーナー。程よく褪色したインデックスが日焼けした肌にぴったり。
スピードマスターのオートマティック。白×黒のパンダ文字盤が手首を爽やかに彩っています。
珍しいコンビ仕様のサブマリーナー。人気モデルで差をつけるならこの手もありでしょう。
泣く子も黙るクロノグラフ界のスーパースター、デイトナ。下手なアクセに頼らずとも一本で絶大な存在感アリ。
ロレックスのオイスター・パーペチュアル・デイトジャスト。多彩なデザインバリエで知られますが、この御仁はピラミッドベゼルのグレー文字盤をチョイス。ローマ数字もエレガント感を盛り上げます。
この方もサブマリーナーをチョイス。シンプルなデザインはドレスからカジュアルまで幅広い装いに馴染みます。
白文字盤のエクスプローラーⅡという、なかなか通好みのチョイス。黒文字盤よりずっとクリーンな印象ですが、このようにレザーブレスの重ねづけも抜群に似合ってしまうバランスの良さ。ロレックス人気の高さも納得。
ロレックスがプロダイバーズのために開発したド級の防水性能を誇るシードウェラー。光の加減で茶色っぽく見えるマットな黒文字盤が渋い!
美しさと防水性を両立したパテック フィリップのノーチラスを、ダイヤセットのリッチなブレスと重ねづけ。ノーチラスも、“時計界のピカソ”こと、ジェラルド・ジェンタが1970年代に手掛けたデザインです。
ダイバーズのスタイルを確立したサブマリーナー。海が似合う時計だけに、ブルー基調の服と抜群の相性を見せてくれます。
ブレゲが仏空軍のために開発した美しきパイロットウォッチ、アエロナバル。レザーベルトも似合いますが、ブレスならよりラグジュアリーな雰囲気に。こちらは輝きがリッチなホワイトゴールド製です。
経年変化でヴィンテージな風合いを高めたサブマリーナー。程よく褪色したインデックスが日焼けした肌にぴったり。
スピードマスターのオートマティック。白×黒のパンダ文字盤が手首を爽やかに彩っています。
珍しいコンビ仕様のサブマリーナー。人気モデルで差をつけるならこの手もありでしょう。
泣く子も黙るクロノグラフ界のスーパースター、デイトナ。下手なアクセに頼らずとも一本で絶大な存在感アリ。
ロレックスのオイスター・パーペチュアル・デイトジャスト。多彩なデザインバリエで知られますが、この御仁はピラミッドベゼルのグレー文字盤をチョイス。ローマ数字もエレガント感を盛り上げます。
この方もサブマリーナーをチョイス。シンプルなデザインはドレスからカジュアルまで幅広い装いに馴染みます。
白文字盤のエクスプローラーⅡという、なかなか通好みのチョイス。黒文字盤よりずっとクリーンな印象ですが、このようにレザーブレスの重ねづけも抜群に似合ってしまうバランスの良さ。ロレックス人気の高さも納得。
イタリアオトコに見るメタルブレス時計のこなし方
レザーベルトの小ぶり時計は知的な雰囲気が醸し出せる

半袖などで肌の露出が多い季節に華奢な時計は本来ミスマッチな感じもしますが、だからこそ腕の太さや手指のゴツさが際立ち、かえって色気を感じるという女性の声も。
そもそも腕時計というものは、いかに小さく、いかに薄く作るかを目指して発展してきた歴史があり、そのせいか時計をわかっているインテリジェンスのある男を演出できるというのもメリットでしょう。
ちなみに小ぶりな時計なら何でもいいわけではないようで、ほとんどの人がアンティークなデザインのものをチョイス。カルティエのタンクやジャガー・ルクルトのレベルソなど角形ドレスウォッチの名品の愛用者も多く見られました。この夏はこんな時計で腕元を飾るのも手ですよ。
カジュアルにあえての小ぶりレザー

レザーベルトの小振り時計愛用の街の知的なオトコたち
通常のタンクより縦方向に長いケースを持つタンク アメリカン。絶妙なカーブにより手首へのフィットも上々です。
アールデコを体現した美しき角型デザインに、ケースが反転する画期的なギミックを搭載したジャガー・ルクルトのレベルソ。こちらも永遠の定番です。
名門オメガのシンプルなスモールセコンドモデル。ドーム型にぷっくり膨らんだ文字盤がアンティーク感を高めています。
カルティエのマストタンク。シンプルを極めた文字盤デザインがたまりません。
ロード・エルジンのアンティーク。古き良きアメリカンウォッチの香り漂う逸品です。
タンクは様々なバリエがあることで知られますが、こちらは最も王道のデザインと呼べるタンク
ソロ。
通常のタンクより縦方向に長いケースを持つタンク アメリカン。絶妙なカーブにより手首へのフィットも上々です。
アールデコを体現した美しき角型デザインに、ケースが反転する画期的なギミックを搭載したジャガー・ルクルトのレベルソ。こちらも永遠の定番です。
名門オメガのシンプルなスモールセコンドモデル。ドーム型にぷっくり膨らんだ文字盤がアンティーク感を高めています。
カルティエのマストタンク。シンプルを極めた文字盤デザインがたまりません。
ロード・エルジンのアンティーク。古き良きアメリカンウォッチの香り漂う逸品です。
タンクは様々なバリエがあることで知られますが、こちらは最も王道のデザインと呼べるタンク
ソロ。