大人っぽいスポーツウォッチなら、パイロット系が狙い目!

その出自や来歴が男ゴコロを問答無用でくすぐるのはもちろん、コックピットでの視認性を確保した機能美デザインゆえ、腕元を男らしく仕上げるのに絶好だから。特にウールやツイードといった素材感の効いた服を纏うことが多くなる冬場は、味わいあるレトロ顔がドンピシャです。
また少し前までは、こういう復刻系はサイズ的には大きくアレンジされたものが主流でしたが、小ぶり時計への注目の高まりを受け、最近はサイズまでオリジナルに近づけたものが続々登場。この手のモデルを選べばカジュアルだけでなくちょっとキレイ目な着こなしにもすんなりハマッてくれます。
こんなに万能なスポーツウォッチ、見逃してたら損ですよ。
◆ ロンジン 『ロンジン スピリット』
オールドロンジンの風格を巧みに取り入れた現代のクラシック

こちらは、それらの特徴的なディテールを取り入れつつ、現代のクラシックへ昇華した新作です。ちなみに文字盤下部にある5つ並んだ星は、ムーブメントの精度と品質の高さを示すために昔のロンジンが多用したものですが、シンプルな文字盤の中で絶好のチャームポイントになっています。
なお搭載するのは、シリコン製ヒゲゼンマイを備えるCOSC認定の高精度な自社製自動巻きムーブメント。100m防水性能を叶えていますし、性能的にも文句なしの逸品です。
◆ ハミルトン 『カーキ パイロット パイオニア メカ』
70年代のロイヤルミリタリーが堂々復活!

マット加工された径33mmのトノーケースはもちろん、文字盤デザインや、ミネラルクリスタル製のボックス型風防まで、驚くほどオリジナルに忠実です。針やインデックスの夜光塗料も、陽に焼けて退色したラジウムの色合いを完璧に再現しています。
それでいながらムーブメントには最新の手巻きキャリバー「H-50」を搭載しており、約80時間もののロングパワーリザーブを実現。自動巻きではなくあえて当時と同じ手巻きにこだわったところも、時計好きにはうれしいポイントと言えましょう。
◆ オリス 『ビッグクラウンポインターデイト 80thアニバーサリーエディション』
世界中のパイロットに愛された名作のブロンズ仕様

パイロットがぶ厚いレザーグローブをしたままでも操作できる大型リューズとポインター式のデイト表示を特徴とするこのモデルが生まれたのは1938年。以降そのデザインと機能を頑なに変えず、ブランドの代表作に君臨し続けてきました。
ご覧のモデルはその誕生80周年を記念してリリースされたもので、使うほどイイ味に経年変化するプロンズケースとグリーンダイヤルを採用。伝統のパイロット時計が欲しいなら、この機会に!
■ お問い合わせ
オリス ジャパン 03-6260-6876
コロネット(ドッピア アー) 03-5216-6521
スウォッチグループ ジャパン/ハミルトン 03-6254-7371
ロンジン 03-6254-7351