2020.11.25

【いま話題】ハリー・ウィンストンの究極にラグジュアリーな限定ウォッチとは!?

究極のラグジュアリーにして無二の時計を追究し続ける「ハリー・ウィンストン」。その情熱で誕生したのが、ふたつの限定シリーズ『オーパス』と『イストワール・ドゥ・トゥールビヨン』です。デザイン・機構ともにド迫力の逸品は、どんな時計にも感じ得なかった最高の優越感に浸ることができますよ。

CREDIT :: 写真／人物・堀弘子、静物・照内潔（ともにてるうちスタジオ）　スタイリング／久修一郎　ヘアメイク／古川純　文／高木教雄

モテるオヤジは本質を見極める。例えばワードローブなら、上質素材を選ぶといった具合に。そしてラグジュアリーを知る「ハリー・ウィンストン」は、時計の本質をわきまえています。時計作りにこそ、真の価値が宿るのだと。その極限を追い求めてきたのが、ふたつの限定シリーズ『オーパス』と『イストワール・ドゥ・トゥールビヨン』です。どちらも驚くべき機構を実装し、外観もド迫力。究極のラグジュアリーに心が躍ります。

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メカニズムへの情熱が２つのシリーズに結実

ダイヤモンドの王、ハリー・ウィンストンが、時計市場に参入したのは1989年のことで、目指したのは“どこにもない時計”でした。その想いはファーストモデルのひとつで早くも実現され、永久カレンダーにふたつのレトログラード表示を世界で初めて組み込んでみせたのです。そして唯一無二のメカニズムへの情熱は、2001年に才能ある独立時計師に自由な創作の機会を与える『オーパス』シリーズを生み出します。これまでの14作では、かつてない時間表示の数々を実現してきました。

また2009年にスタートした『イストワール・ドゥ・トゥールビヨン』シリーズでは、トゥールビヨンの新たな表現にチャレンジ。どこにもない時計を追求したムーブメントは大きくなり、それを包む巨大なケースには個性的なデザインが与えられたのです。機構も見た目も非現実的であるからこそ、究極のラグジュアリーである。それは製作数も限られ、手にできるのはラグジュアリーの本質を知る選ばれし人だけなのです。

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究極のラグジュアリーが"夢"をカタチにするのです

オーパスとは"作品"、イストワールとは"歴史"と訳されます。時計師に制約を与えず作品製作に没頭させた結果、『オーパス 14』のジュークボックスのように表示が切り替わるメカニズムは生まれました。そして『イストワール・ドゥ・トゥールビヨン』ではシリーズ初4つのトゥールビヨンを搭載し、この機構の歴史を革新。どこにもない時計の夢を現実にすることが、真のラグジュアリーなのです。

ボタンを押すと、ドラマが始まります

ケースからはみ出し、高く突き出たアワー表示のディスクの下に、GMT用とカレンダー表示用の2枚のディスクを格納。4時位置のボタンを押すとアームが動いて、写真に写る星を掲げたディスクと各ディスクとを入れ替える。その動きは、まさにジュークボックスそのものです。ディスクが入れ替わる際、レコード盤のように回転するのもドラマティック。レッドの針とインデックスはレトログラード式分表示で、これまた機構に凝っています。

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トゥールビヨンの歴史的大事件！

ブランド史上初、ひとつの時計に搭載された4つのトゥールビヨンは、通常とは逆の反時計回りに回転して、より強く独創性を主張します。しかも1周36秒という、高速回転も実現。それぞれの時のカウントを、まず上下ふたつをペアとして統合・平均化し、それらを中央で再び統合・平均化することで高精度で針を進める仕掛けに。4つのトゥールビヨン以上に、それらを統括するメカニズムに歴史を変える優れた設計が潜んでいます。