2026.03.16
「ルイ・ヴィトン」の最新腕時計は“4本の針”が旅のロマンへ誘う!?
腕時計のプロたちが魅了された一本をリコメンドする本企画。今回はライターの柴田 充さんが「ルイ・ヴィトン」の『エスカル ツインゾーン』を選びました!
BY :
- 文/柴田 充
- CREDIT :
編集/岸澤美希(Web LEON)
腕時計のプロたちが魅了された一本をリコメンドする本企画。今回、 ライターの柴田 充さんが選んだのは、「ルイ・ヴィトン」のエスカル ツインゾーンです。
選者:ライター 柴田 充
“旅の真髄”を極めた先進のツインゾーンが登場

▲ 「エスカル ツインゾーン」自動巻き、18KRGケース(40mm)、カーフストラップ。881万1000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトンクライアントサービス)

ルイ・ヴィトンの人気ウォッチコレクション、エスカルが魅力を拡充しました。2014年に優雅なペインティングを施したワールドタイムでデビューを飾り、誕生10周年にあたる一昨年には3針を中心にしたドレススタイルに魅力を一新。同じくメゾンを代表するタンブールコレクションとアイコニックな双璧をなします。
2026年の新作では、ハイコンプリケーションやサヴォアフェール(匠の技)を注ぐ装飾、稀少石を用いた文字盤など多彩な個性を展開しています。
▲ 温かみと色気を感じさせるローズゴールドケースは、日常でも旅先でも腕元をリッチに仕立ててくれます。
▲ ラグは、歴史的トランクの真鍮製のパーツやコーナー金具から着想を得たディテールがあしらわれています。
▲ 搭載するのは、ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンで開発された新しい自社製キャリバーLFT VO 15.01。

▲ 温かみと色気を感じさせるローズゴールドケースは、日常でも旅先でも腕元をリッチに仕立ててくれます。

▲ ラグは、歴史的トランクの真鍮製のパーツやコーナー金具から着想を得たディテールがあしらわれています。

▲ 搭載するのは、ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンで開発された新しい自社製キャリバーLFT VO 15.01。
なかでも注目したのは、こちらのエスカル ツインゾーンです。経緯線で地球を描いた文字盤に計4本の時分針を設け、通常はこれらを重ねた2針で時刻を差し、時差に合わせてずらすことで第2時間帯を表示します。
こうした二重針は従来からありましたが、新たに分針を加えることで標準的な24の協定世界時だけでなく、30分・45分刻みの時差も任意で合わせることができます。
さらに北極点の小窓では、白と青のカラーの移り変わりで第2時間帯の昼夜も一目瞭然です。旅を支えるスマートかつ実用的な機構は“旅の真髄(こころ)”を追求するメゾンにふさわしいトラベルウォッチです。
「デキるオヤジは飽くなき旅の冒険心を内に秘める」(柴田)

▲ 「エスカル ツインゾーン」自動巻き、18KRGケース(40mm)、カーフストラップ。881万1000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトンクライアントサービス)
常用時は2枚の時針を重ねる第2時間表示の機構は、パテック フィリップやジャガー・ルクルトでも採用されていますが、さらに二重の分針を備えた新作にはまさに一本取られました。
これも多様化する現代の旅のスタイルやさらなる好奇心に応える革新的な機能といえるでしょう。
それは、最先端のデジタル技術で多彩な実用機能を備えたコネクテッドウォッチを手がける一方、伝統的な機械式においても独創的な技術やスタイルを追求するメゾンのトラベルウォッチの世界を示唆します。
普段はドレッシーな2針で使い、旅先では重ねていた時針をずらして3本の針で第2時間帯を指し、そこに4本目の分針を加えれば世界どこにいても正確な時を刻むのです。
現在、協定世界時(UTC)の標準ゾーン以外のエリアや国には、インド、オーストラリア、中東、東南アジアなどの一部地域があり、これを自在に差す4本の針は非日常の旅に憧れるオヤジの冒険心を象徴します。
〝エスカル〞はフランス語で〝寄港地〞を意味します。新たに加わった1本の針は、まさにライバルと差をつけるオヤジの余裕そのもの。能あるオヤジはラグジュアリーかつタイムレスなデザインに4本の針を隠すのです。


● 柴田 充(しばた・みつる)
ライター。コピーライター、編集者を経て、フリーランスに。現在は時計、ファッション、クルマ、デザインのジャンルを中心に広告制作や執筆中。旅をともにする時計は信頼性で選ぶ。一度、空港ラウンジで気づいたら時計が止まっていて積んだと思いました。幸いセーフ(笑)。
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854

















