「APソーシャルクラブ」にて、時計製作技術と今年の新作第一弾を披露!

昨年、創業150周年という節目を飾ったオーデマ ピゲ。151年目の幕開けとなったのは、2021年より実施している独自の新作発表イベント「APソーシャルクラブ」でした。
今年は、世界各地のメディア関係者とVIP客をスイスのリゾート地アンデルマットに招待し、過去のものとはガラリと趣向を変え、メゾンが150年に渡って継承してきた時計製作技術の実演が用意されていました。その模様とイチオシの新作時計をご紹介いたします。
「APソーシャルクラブ」の舞台となったアンデルマットは、真冬には最高気温が氷点下を下回る高原のリゾート地。会場に到着すると、眼前には雪に覆われた峰が連なり、ゲレンデが広がっていました。
しかしながら館内は暖かく、また、複数の建物から成る広大な会場のあちこちには、ル・ブラッシュの本社と同じ時計師の作業台がいくつも設置されています。翌日からのイベント本番に向け、いやが上にも期待が高まります。
新素材のお披露目に、今後の新作への期待がますます高まる!

▲ スケルトンムーブメントの手仕上げの様子。後ろのスクリーンには、技術者の手元が拡大されています。
翌日のイベント本番では、各作業台に技術者が座り、メゾンが培ってきた時計製作に関するさまざまな手業を披露。招待客はその様子を目の当たりにしながら、それぞれの技術に関連した新作時計を手にするという、これまでの「APソーシャルクラブ」とはまったく異なる仕様だったのです。
本社取材でもあまり目にすることがないロウ付け(溶接)やジェムセッティングが実演されたほか、招待客には技術者の指導のもとで糸鋸によるオープンワークとヒゲゼンマイの調整をするという貴重な体験も用意されていました。
▲ PG、YG、ロジウムメッキをしていないWGを融合した新たな18金素材。すでにプロトタイプが完成しています。
▲ 蓄光材を混ぜ込んだフォージドカーボンにジェムセッティングをしたケースのプロトタイプ。ラグにセットしたダイヤの煌めきでエッジを効かせています。
▲ こちらもフォージドカーボンにダイヤをセット。光を透過してI LOVE YOUの文字が輝きを放つというお茶目な試みです。
▲ 新素材の多色セラミック。無秩序に2色が混ざり合うセラミックは、唯一無二です。

▲ PG、YG、ロジウムメッキをしていないWGを融合した新たな18金素材。すでにプロトタイプが完成しています。

▲ 蓄光材を混ぜ込んだフォージドカーボンにジェムセッティングをしたケースのプロトタイプ。ラグにセットしたダイヤの煌めきでエッジを効かせています。

▲ こちらもフォージドカーボンにダイヤをセット。光を透過してI LOVE YOUの文字が輝きを放つというお茶目な試みです。

▲ 新素材の多色セラミック。無秩序に2色が混ざり合うセラミックは、唯一無二です。
今後登場する予定の新素材も、複数お披露目されました。多色のセラミックや18金素材、そして蓄光材を組み込んだフォージドカーボンの発光を透過して輝くジェムセッティングなどなど、どれも興味深く、登場が待ち遠しいものばかり。
こうしてメディア関係者とVIP客とより密なコミュニケーションを取るなかで、新作や実演の様子の撮影を許し、SNSで発信してもらうことも「APソーシャルクラブ」の目的のひとつです。
2026年の新作第一弾から注目モデルをご紹介!
昨年の創業150周年という大きな節目を乗り越えた今年の第一弾として発表されたのは、実に22モデルにも及びました。その中には、新開発のキャリバーを搭載したモデルも複数登場しています。
ジャンピングアワーが装い新たにカムバック

▲ オーデマ ピゲが腕時計で世界に先駆けたジャンピングアワーが、復活。1929年製モデルをモチーフとした外観は、表面を覆うサファイア風防をPVDでブラックに染め、勇壮かつ上質な金✕黒に仕立てられました。正確な時刻表示へのこだわりから、衝撃を受けた際に時ディスクの誤作動(不意のジャンプ)を防ぐ耐衝撃システムを導入しています。「ネオ フレーム ジャンピングアワー」自動巻き、18KPGケース(47.1×34mm)。カーフストラップ。979万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)
なかでも招待客の耳目を集めたのが、ネオ フレーム ジャンピングアワーとロイヤル オーク クロノグラフでした。両サイドをゴドロン装飾が彩る流麗なレクタンギュラーケースのネオ フレーム ジャンピングアワーは1929年製モデルがモチーフ。
ロイヤル オーク "ジャンボ"に搭載される極薄自動巻きCal.7121と組み合わせた新開発のジャンピングアワー・モジュールは、ディスクの切り替えに人工ルビー製のローラーを7つ用い、滑らかな切り替えと優れた耐久性を兼ね備えています。
完全自社製ムーブメントで完成度を高めたロイヤル オーク クロノグラフ

▲ 完全自社製となった新型Cal.6401を径38mm×11.1mm厚のケースに搭載。一体式のクロノグラフ機構は、コラムホイール+垂直クラッチの組み合わせで操作性が心地よく、作動中でも時刻表示精度に悪影響を及ぼしません。パワーリザーブは、約55時間。「ロイヤル オーク クロノグラフ」自動巻き、SSケース(38mm)&ブレスレット。594万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)
一方、ロイヤル オーク クロノグラフの新作は、トレンド感のある小ぶりな38mmケースでの登場です。外観は既存モデルとほぼ同じですが、中身はフレデリック・ピゲ製ベースから完全自社製へとガラリと刷新されています。
これにより、既存モデルでは中央よりわずかに上側にあった左右の積算計針の位置が完璧に中心位置となってアシメトリーなレイアウトを実現。さらにAPロゴをあしらったゴールド製の自動巻きローターが誇らしげなムーブメントの雄姿をケースバックから露わにできるよう、トランスパレント化も図られています。
昨年発表の新世代パーペチュアルカレンダーはラインナップを拡充

▲ 昨年登場した自社製永久カレンダーCal.7138を、手作業でスケルトナイズ。一体型とした永久カレンダー機構や全暦表示を操作できる革新的なリューズ機構の一部をダイヤルに垣間見せています。そのメカメカしいさが、ゼンマイ魂をくすぐります。「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー オープンワーク」自動巻き、18KWG+セラミックケース(41mm)。アリゲーターストラップ。価格要問い合わせ/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)
昨年登場したリューズのみですべての暦表示を調整できるパーペチュアルカレンダーのラインナップも拡充。上掲のCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー オープンワークのほか、フルセラミックのロイヤル オークでも登場しました。

▲ 会場では、150周年の締めくくりとして、超ハイコンプリな懐中時計も発表されました。22の複雑機構を含む40の機能を備えた新開発の手巻きムーブメントCal.1150を搭載しています。「"150周年アニバーサリー" 懐中時計」手巻き、Ptケース(50mm)。世界限定2本。要価格問い合わせ/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)
さらに150周年記念の最後を飾る超複雑機構と万年カレンダーを組み合わせた懐中時計は、外装もメカニズムも、目を見張るほどの素晴らしい出来栄えでした。この傑作を手に出来る人が羨ましい!
オーデマ ピゲの今年の新作第一弾は、次なる150年に向けて弛まず進化を続けるという、強い決意が感じられる良作揃いでした。
2026年は4月14日に開幕するウォッチズ&ワンダーズへの出展を表明していますから、今後の動向からも目を離せそうにありません!
■ お問い合わせ
オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
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