“優しいだけ”のオトコじゃない！ ゴールドブレスウォッチの大人なこなし方

秋冬の大人にもっともマスターしていただきたいお洒落テクニックが、ベージュをメインカラーに用いた上品かつ優しげなスタイリングです。茶〜ホワイトのグラデーションの“ラテコーデ”はその最たるもの。

ただ、これは非常に優しげでいい人な印象に仕上がる一方で、場合によっては“優しいだけの人”で終わってしまうことも……。やはり、どこかに艶と色気のギャップを忍ばせることが、女性のココロを揺さぶるコツなのです。

とりわけリッチなギャップとして有用なのが、ゴールドのブレスウォッチ。一見派手に感じられるかもしれませんが、ゴールドは茶系のトーンに通じる色味であり、ベージュ系コーデに自然に馴染みます。しかも金無垢ゆえ、しっかり大人のリッチ感も打ち出せますからね。まさに能ある鷹の“爪出しすぎない”気配りなのです。

キャメルのコートは、カジュアルからドレスにも着回せる便利な一着。シンプルなステンカラー型を選べば、トレンドに関わらず長く着回せます。インナーに純白のセーターを合わせることで、優し気かつクリーンなラテコーデに。首元に同系色のシルクスカーフを巻き足せば、しっとりした洒落感も加わります。

そして、仕上げに本題のゴールドのブレスウォッチを巻けば、優し気のなかにラグジュアリーなエッジが備わり、相手のハートにグッと爪跡を残せること間違いありません。

ポイントはゴールドのなかでも赤みのあるピンク系を選ぶこと。深みがあり肌にも馴染むもつゴールドゆえ、着こなし全体の柔和なトーンを崩さずエレガントにキマります。

スイス雲上御三家の一角であるヴァシュロン･コンスタンタン。なかでもオーヴァーシーズは、メゾンきってのラグスポモデルとして人気を博するコレクションです。

その注目シリーズにおいて、特に優れた機能ゆえに時計愛好家から支持されているのがパーペチュアルカレンダーモデル。

なんと2100年まで手動でのカレンダー調整を不要とするCal.1120 QP/1を搭載しています。しかも、驚きの複雑機構を積みながら厚みは僅かに4.05mm。ケース厚にしても8.1mmと、その名に違わぬエクストラフラットぶりを実現しています。

冬の厚着スタイルに取り入れても、腕元がゴツくならずスマートに付けこなせるのもうれしいですね。

高級ジュエラーとしての側面を持つスイスのショパール。それゆえに時計の造形も洗練されており、特にアルパイン イーグルの仕上げの美しさは見事です。

8つのビスで固定した太枠のラウンドベゼルは力強くも優雅な印象。ブレスレットは中央のコマをポリッシュに、両サイドをサテン仕上げに磨き分けており、立体的な輝きが楽しめる趣向です。

こちらもラグスポモデルゆえ、カジュアルからスーツまで幅広く対応するところも魅力のひとつ。COSC認定の高精度ムーブメントを搭載するなど、時計としてもトップクラスです。

イタリアの伝統建築に倣い、八角形と円形を大胆に組み合わせたミニマルな造形美が魅力のオクト。なかでもオクト フィニッシモは、同社の技術を総動員させ完成させた至極の薄型シリーズです。

自社製のCal.BVL138は、世界最高の薄さを誇る自動巻きムーブメント。時計正面からの迫力とは裏腹に、極めて薄軽な付け心地が楽しめます。

ケースとブレスレットには温かみを放つピンクゴールドを、文字盤には寛ぎ感のあるブラウンを合わせることで、ラテコーデとも実に相性の良い一本。100ｍ防水性能に加え、約60時間パワーリザーブなど、まさに“優しいだけ”じゃない逸品です。

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