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2020.08.04

【ブライトリングCEOが回答】無人島に持っていく1本を選ぶとしたら!?

名門ブライトリングを新たなステージへと導いたジョージ・カーンCEO。新作発表に合わせて日本のメディアのインタビューに応じたこの時計界きっての切れ者に、「コロナ後の時計界」といった大局的な話から「無人島に持っていきたいお気に入りの1本」といった極私的な話まで、存分に伺いました!

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文/吉田 巌(十万馬力)

ジョージ・カーンCEOが考える、コロナ後の時計業界とは?

1965年、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。食品会社を経て1992年にタグ・ホイヤーに入社。2000年にリシュモングループに移籍し、02年から16年までIWCのCEOを務め、同ブランドを大きく躍進させた。17年7月ブライトリングのCEOに電撃就任。ブランドの遺産を大切にしつつラインナップを再構築し、見事に名門の新生を果たした。
Q:コロナショックで高級時計のようなラグジュアリーな商材を扱うブランドの需要は、今後どのようになると思われますか?

ジョージ・カーンCEO(以下A):これまでもSARSや世界的な金融危機で、経済の落ち込み、とりわけラグジュアリー業界は大きな影響を受けてきました。ですが、そのあと必ずリバウンドという消費行動があるものです。今は高級品を買い控えていても、時が来たら買おうと思う消費者が必ずいる。

短期的に消費が落ち込むことは不可避ではありますが、旅行も行けず、自分たちの気持ちを高めてくれる何かを買いたいという人は少なくない。危機を乗り越えたタイミングで購入しようという層がいる。こうした人たちは自分たちのマーケットに必ず返ってくると強く信じています。
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Q:コロナを経ても、高級時計を求める消費者の意識はあまり変化しないということでしょうか?

A:いや変わります。私は以前より消費者の意識の変化について認識していましたが、このコロナ危機でその傾向がますます強くなったと感じています。すなわち、単にラグジュアリーなだけでなく、真に価値あるプロダクトを、エコロジーやサスティナブルに配慮するなどきちんと社会貢献意識を備えながら提供しているブランドに関心が寄せられている。これはとくに若い世代に顕著。

そして最近のブライトリングの方向性はこうした意識の変化にマッチするものだと自負しています。健全な海と綺麗な海岸を守る“オーシャン・コンサーバンシー”とのパートナーシップ締結や、リサイクルマテリアルを用いたストラップの作成などはその一例ですね。

Q:新しくECサイトを整備したのも、コロナ禍の消費者の購買行動に即したものと言えそうですね。

A:いま消費者が時計の購入を決定する場合の情報の70%は、オンラインから得ているという調査があります。それを考えると、コロナ云々を抜きにしてもECサイトに力を注ぐのは当然でしょう。

個人的にも高級時計はやっぱりリアルショップで実際に現物をチェックしたほうがいいと考えていますし、ブティックなどの正規販売店での体験は当然求められていますし非常に重要です。ただそのあたりはあくまでも消費者が決めることですから、我々はオムニチャンネルを用意しなければならない。つまりブティック、リテイラー、そしてEコマースのすべてが充実したブランドですね。
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CEOのお気に入りは、最新型のクロノマットでした

▲「クロノマット B01 42 ジャパンエディション」自動巻き、SSケース&ブレス、ケース径42㎜。89万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)
ブライトリングの基幹コレクション「クロノマット」が11年ぶりにデザインを一新しました。1984年の初代クロノマットのディテールを巧みに取り入れつつ、より幅広いシーンに使える万能スポーツウォッチに進化。搭載するムーブメントは現代最高峰のクロノグラフ・ムーブメントと謳われる完全自社開発・製造のCal.01。その精緻なメカニズムをシースルーバックから堪能できるのも魅力です。なお、写真の黒文字盤に、シルバーのサブダイヤル&クロノグラフ秒針の合わせは日本だけの特別エディション。

Q:カーンさんがCEOに就任して以降、ブライトリングはセグメントごとに整理され、とてもわかりやすいラインナップとなりましたが、この中で1本だけ無人島に持っていくなら、どのモデルになりますか?

A:その質問、昔からメディアの人によく聞かれます(笑)。以前は答えに迷っていましたが今は喜んで「クロノマット B01 42」と答えることができます。

Q:先ごろ登場したクロノマットの新型のことですね。

A:従来クロノマットは航空クロノグラフの最高峰というイメージでしたが、じつはさまざまな分野で使われてきた歴史があります。新作もベゼルのライダータブを使ってカウントダウン/アップができ、パイロットウォッチとしてはもちろん、モータースポーツやセーリングなどにも活躍してくれます。

さらにスタイル面も万能。スポーティでありながらしっかりシックな雰囲気があり、スーツからジーンズ、さらにタキシードにも似合います。まさに究極のオールパーパスウォッチです。
初代が装着していたルーローブレスレットとデザインは似ていますが、新型はより複雑な連結構造を採用し、筒状コマのリンク部分とエッジもひとつひとつ細やかに面取り。非常にしなやかに手首に馴染み、肌への当たりも滑らかです。バタフライクラスプの採用により、スピーディに着脱できるのも嬉しいポイント。
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Q:サテン仕上げのケース、短めのケースラグ、4箇所のビス留めのライダータブ、そして極め付きは筒状のコマを重ねたルーローブレスレットと、デザイン的には1984年に発表された初代クロノマットを彷彿させるルックスですが……。

A:クロノマットはブライトリングのアイコニックな要素を最も多く秘めたコレクションです。今回の新作ではそうしたアイコン性を今一度強く打ち出すように考えました。もちろんディテールの隅々まで現代の最新技術でブラッシュアップ。

たとえばルーローブレスに関しても、デザイン的には約40年前のオリジナルに似ていますが、質感も装着感も全く違うものになっています。実際に手に取った方々からも、ソフトで心地よい装着感に感動したという声を聞きます。

Q:新型クロノマットの世界的な評価はいかがですか?

A:まずオンラインで発表したのですが、驚くほど多くの反響がありました。しかもそのほとんどが高評価。私はラグジュアリー時計業界に長くいますが、そのキャリアの中で発表直後にここまで反響を得たモデルは初めてかもしれません。

もともとクロノマットコレクションは審美眼の高い日本の時計ファンの間で常に人気ですが、その中でも極め付けの人気を博しそうな予感がしています。ぜひ多くの人に実物に触れていただき、ブライトリングの“今”を感じ取っていただきたいですね。

■ お問い合わせ 

ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011
https://www.breitling.com/jp-ja/

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