街でも大活躍な「ダイバーズウォッチ」の選び方＆こなし方

急な大雨も多い昨今の夏、撥水性・通気性や温度調整機能に富んだスポーティウエアが人気を集めています。なかでもブラックでまとめると、都会の景色にも馴染むので、愛用している方も多いことかと。

そんなアーバンスポーティな装いに合わせる時計としてオススメしたいのが「真っ黒ダイバーズ」。高い防水性能ゆえ急な雨でもへっちゃらなうえ、全身をブラックに統一することでクールに決まります。そこで今回は、アーバンスポーティな装いと「真っ黒ダイバーズ」の合わせ方をご披露いたします。

「真っ黒ダイバーズ」のなかでもモードな洒落感を主張するのが、ベル＆ロスのBR-03 ダイバー ラム アウトライン。ブランドのアイコンである“四角の中に丸”ケースは、マットな仕上げのブラックセラミック製でタフさも十分です。

さらに特筆すべきは、ベル＆ロス独自の発光技術。暗所でグリーンに光る蓄光塗料スーパールミノバ®を用い、時分針やインデックスなど、アウトラインだけをあえて強調することにより、暗所での輝きが一層際立つ仕上がりです。防水性能も安心の300mゆえ、海から夜のバーやクラブまで楽しめる二刀流モデルなのです。

スポーティな装いを大人っぽい街着として成立させるコツは、ポップな色使いを避けること。鮮やかなカラーを多用すると、ガチなアスリートスタイルになりがちですから。

そこで提案したいのが、ブラックで全身統一するコーディネート。スポーティでありながらも都会的な渋味を感じさせる着こなしが、誰でも手軽に作り出せるのです。ポイントとなるのがシャカシャカ系のアウター。テクニカル素材特有の艶感が、スタイルにクールな色気をプラスします。

実はこのショーツ、合わせたアウターと同素材であり、いわゆるセットアップの着こなし。ショーツスタイルはともすると子供っぽく見えがちですが、セットアップならば抜群のまとまり感ゆえ、大人っぽいシックな印象に。

しかもこのショーツはベルト付きのゴムウエスト。リラックスしたはき心地もポイントです。そしてクールなモードスタイルを目指すなら、足元までブラックで統一しましょう。ゴアテックスなど機能素材を使った一足なら、汗かくようなシーンでも快適至極。

今季、「真っ黒ダイバーズウォッチ」は豊作ですから、ぜひアーバンスポーティな装いにプラスしてお楽しみください！ いずれもクールなルックスでありながら、海の中でも活躍してくれる本格スペックを兼ね備えています。

ウォータースポーツの世界から着想を得たハイドロコンクエストは、捻じ込み式リューズとケースバックにより300m防水性を実現した人気モデル。とりわけこちらは外装にブラックセラミックケースを採用しており、優れた硬度ゆえの耐傷性を備えています。

ムーブメントは約72時間のパワーリザーブを有する独自開発の自動巻きCal.L888を搭載。モノクリスタルシリコン製ヒゲゼンマイを擁し、磁気帯びせず温度変化に強く耐久性にも優れるなど、卓越した信頼性を誇ります。

60年ものダイバーズ開発における豊かなノウハウを注ぎ込んだブラックベイ。本作は1960-70年代のチューダースタイルを継承しており、太めのドットやバーをあしらったインデックス、それにスノーフレーク型（イカ針）ハンドなど、時計ファン泣かせのディテールを随所に備えています。

ただしケースは先端技術から生まれたマットブラックのセラミック製。ベゼル表示まで黒に染めるなど不敵な渋味を感じさせる仕上がりです。

ムーブメントは信頼性の高いCal.MT5602-1Uを搭載。スイスの連邦計量・認定局による試験をパスしており、高精度に加え優れた耐磁性能まで備えています。

本邦における潜水時計の歴史を作り上げたセイコーによる熟成のダイバーズ。とりわけプロスペックスは、アウトドアシーンに特化したタフネスウォッチを手掛けています。

太くシャープなインデックスや時分針には、夜光塗料のルミブライトを塗布しており、暗所でも優れた視認性を発揮。また堅牢なステンレススチールのケースにブラック加工が施され、モダンな印象を漂わせます。

200m空気潜水用防水という優れた機能性に加え、プライスも驚くほど魅力的な本格ダイバーズです。