2025.07.15
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世界の時計通が注目！ 「ブレゲ」の伝説的パイロットウォッチの最新作『タイプ XX 2075』の魅力とは!?
「ブレゲ」の傑作パイロットウォッチコレクション『タイプ ⅩⅩ』から、小ぶりのゴールドケースを纏った新作が2本登場しました。ともにブレゲと航空界との深い歴史を凝縮したヴィンテージ感溢れる佇まいで、搭載する最新の自社製ムーブメントは通好みの手巻き式。装いに大人の風格と色気を添えるクロノグラフとして見逃せません！
BY :
- 文／吉田 巌
- CREDIT :
写真／人物・川田有二、静物・高橋敬太 スタイリング／久 秀一郎 ヘアメイク／勝間亮平
特別なゴールドを纏った「ブレゲ」の伝説的パイロットウォッチ
パイロットウォッチは人気ジャンルゆえに、様々なブランドが手がけています。そのなかでも周囲から一目置かれる本物の風格とステータス性を備えたモデルが欲しいのならば、2025年に創業250周年を迎えた名門「ブレゲ」に目を向けるのは大正解です。
クラシカルなドレスウォッチのイメージが強いかもしれませんが、ブレゲは航空界の発展にも大きく貢献しており、1950年代にはフライバック機能付きの伝説的なパイロットクロノグラフ タイプ ⅩⅩをリリース。以後、このモデルは定番化し、ブレゲの歴史と技術、大空へのロマンが詰まったクロノグラフとして、今に至るまで世界中の男たちを魅了し続けてきました。
今夏、そんなタイプ ⅩⅩに特別なゴールドを纏った新作が２タイプ登場。これがまた大人のスタイルの格上げにぴったりな逸品なのです。その魅力をファッション、プロダクト、ヒストリーの3つのポイントからご紹介いたします。
クラシカルなドレスウォッチのイメージが強いかもしれませんが、ブレゲは航空界の発展にも大きく貢献しており、1950年代にはフライバック機能付きの伝説的なパイロットクロノグラフ タイプ ⅩⅩをリリース。以後、このモデルは定番化し、ブレゲの歴史と技術、大空へのロマンが詰まったクロノグラフとして、今に至るまで世界中の男たちを魅了し続けてきました。
今夏、そんなタイプ ⅩⅩに特別なゴールドを纏った新作が２タイプ登場。これがまた大人のスタイルの格上げにぴったりな逸品なのです。その魅力をファッション、プロダクト、ヒストリーの3つのポイントからご紹介いたします。
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『タイプ XX 2075』の魅力 「ファッション編」
大人の装いを品良く格上げする“小ぶりゴールド”クロノグラフ
タイプ ⅩⅩは、フランス空軍の依頼によって1950年代に開発した軍用パイロットウォッチと、その民間モデルがルーツ。2023年には第4世代へと進化し、ますます世界中の多くの人たちを虜にしています。
最新作のタイプ ⅩⅩ 2075は、ブレゲの創業250周年を記念したスペシャルモデル。魅力は、なんといってもその美しい佇まいでしょう。
男らしいクロノグラフでありながら、小ぶりのゴールドケースや２つ目レイアウトのクラシカルなフェイスにより、上品かつエレガントな雰囲気も湛えています。この硬軟バランスの取れたデザインなら、日常のあらゆるスタイルをぐっと印象的に演出すること間違いなし。以下、実際のコーディネートで実証してみましょう。
最新作のタイプ ⅩⅩ 2075は、ブレゲの創業250周年を記念したスペシャルモデル。魅力は、なんといってもその美しい佇まいでしょう。
男らしいクロノグラフでありながら、小ぶりのゴールドケースや２つ目レイアウトのクラシカルなフェイスにより、上品かつエレガントな雰囲気も湛えています。この硬軟バランスの取れたデザインなら、日常のあらゆるスタイルをぐっと印象的に演出すること間違いなし。以下、実際のコーディネートで実証してみましょう。
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Style 01
艶×男らしさのパイロットウォッチが夜のデートに映える
▲ 時計596万2000円／ブレゲ（ブレゲ ブティック 銀座）、スーツ17万6000円／タリアトーレ（トレメッツォ）、スカーフ1万9800円／ステファノ カウ（バインド ピーアール）、その他スタイリスト私物
夜のデートなら、ブレゲ独自の18Kゴールド合金“ブレゲゴールド”のケースにブラック文字盤を組み合わせたタイプ ⅩⅩ 2075。
ゴールド×ブラックの時計には腕元をセクシーに彩る効果がありますが、こちらはそこに伝説的パイロットウォッチならではの風格が加わり、男らしい存在感も発揮してくれます。
それでいてケースが小ぶりなため、スーツのようなドレッシーな装いにもしっくり馴染むのもポイント。トレンドのベージュとの相性も最高で、デートのお相手もきっとトキめいてくれることでしょう。
ゴールド×ブラックの時計には腕元をセクシーに彩る効果がありますが、こちらはそこに伝説的パイロットウォッチならではの風格が加わり、男らしい存在感も発揮してくれます。
それでいてケースが小ぶりなため、スーツのようなドレッシーな装いにもしっくり馴染むのもポイント。トレンドのベージュとの相性も最高で、デートのお相手もきっとトキめいてくれることでしょう。
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▲ 「タイプ ⅩⅩ 2075」（Ref.2067BH/99/398）手巻き、18Kブレゲゴールドケース（38.3mm）、カーフレザーストラップ。5気圧防水。596万2000円／ブレゲ（ブレゲ ブティック 銀座）
本作のインスピレーションの源となったのは、1955年に発売された最初の民間用のうち、3点のみ作られたゴールドケースモデル。文字盤のブラックの色味でもオリジナルを忠実に再現し、日焼けした雰囲気のベージュ夜光塗料インデックスも味わい深いです。
なお、文字盤の地板には、ブレゲ製の航空機の機体に用いられていたジュラルミン（成分の95％がアルミニウム）にちなんでアルミニウムを採用し、腐食を防ぐ効果もある陽極酸化の技法で色を定着しているため、文字盤の視認性と美しさが長続きします。
なお、文字盤の地板には、ブレゲ製の航空機の機体に用いられていたジュラルミン（成分の95％がアルミニウム）にちなんでアルミニウムを採用し、腐食を防ぐ効果もある陽極酸化の技法で色を定着しているため、文字盤の視認性と美しさが長続きします。
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Style 0２
ドライブデートに爽やかな品格をプラス
▲ 時計621万5000円／ブレゲ（ブレゲ ブティック 銀座）、ジャケット17万3800円／タリアトーレ（トレメッツォ）、Tシャツ1万9800円／ユーゲン（イデアス）、パンツ3万3000円／テクネ（カナル）、サングラス4万1250円／オリバーピープルズ（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）
こちらはシルバー文字盤の限定モデル。先ほどのモデルと比べ、よりクラシックな文字盤デザインでありながら、針や目盛り、ストラップに用いたブルーによって、爽やかかつスポーティな雰囲気です。
また、文字盤外周にタキメーターを配し、どこか往年のレーシングクロノグラフも思わせるので、ドライブデートの相棒としてもぴったりでしょう。カジュアルジャケットと合わせれば、より時計の上質さが際立ちます。
ここでもゴールドケースと高相性なブラウンを選ぶと、品良くまとまります。そのほか、レザーストラップのブルーを拾ったコーディネートも爽やかですよ。
また、文字盤外周にタキメーターを配し、どこか往年のレーシングクロノグラフも思わせるので、ドライブデートの相棒としてもぴったりでしょう。カジュアルジャケットと合わせれば、より時計の上質さが際立ちます。
ここでもゴールドケースと高相性なブラウンを選ぶと、品良くまとまります。そのほか、レザーストラップのブルーを拾ったコーディネートも爽やかですよ。
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▲ 「タイプ ⅩⅩ 2075」（Ref.2067BH/G9/398）手巻き、18Kブレゲゴールドケース（38.3㎜）、カーフレザーストラップ。5気圧防水。250本限定。621万5000円／ブレゲ（ブレゲ ブティック 銀座）
こちらの爽やかなシルバー文字盤のデザインは、ブレゲの歴史的なモデルNo.1790に由来するもの。アラビア数字とバーのアプライドインデックスにより、いっそうエレガントな佇まいに仕上がっています。インデックスや針、ベゼルのブルーの効かせ方も絶妙！
さらに、文字盤の地板にスターリングシルバー（92.5%の銀と7.5%の銅）を用い、縦方向のブラッシュ仕上げを施すことで生み出される繊細な輝きも魅力的。ブレゲゴールドのケースと相まって、腕元を品良く格上げしてくれるのです。
さらに、文字盤の地板にスターリングシルバー（92.5%の銀と7.5%の銅）を用い、縦方向のブラッシュ仕上げを施すことで生み出される繊細な輝きも魅力的。ブレゲゴールドのケースと相まって、腕元を品良く格上げしてくれるのです。
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『タイプ XX 2075』の魅力 「プロダクト編」
時計通が認める、注目のポイントとは？
さまざまな魅力を内包するタイプ ⅩⅩ 2075。そのうち、とくに時計愛好家の琴線をくすぐる3つのポイントをご紹介しましょう。
１. オリジナルモデルを再現した「小ぶりサイズ」
現在、タイプ ⅩⅩのレギュラーコレクションのケース径は42mmと、クロノグラフとしてはポピュラーなプロポーションです。しかし本作では、大幅なサイズダウンを行い38.3mmに。
実はこのサイズは1955年に民間用モデルとして初めてリリースされた、初代タイプ ⅩⅩと同じ。結果として、クラシカルな気品も一層高まりました。昨今の復刻やリバイバルモデルはケース径はオリジナルよりも大きくなっている場合が多く、時計好きの間ではその点を残念がる人も多いのですが、このサイズダウンはお見事！
また、最近の小径時計のトレンドにもぴったりのサイズ感であり、パートナーとシェア使いにも最適です。
実はこのサイズは1955年に民間用モデルとして初めてリリースされた、初代タイプ ⅩⅩと同じ。結果として、クラシカルな気品も一層高まりました。昨今の復刻やリバイバルモデルはケース径はオリジナルよりも大きくなっている場合が多く、時計好きの間ではその点を残念がる人も多いのですが、このサイズダウンはお見事！
また、最近の小径時計のトレンドにもぴったりのサイズ感であり、パートナーとシェア使いにも最適です。
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2. 独自開発の「ブレゲゴールド」で美しい色合いが長持ち
本作のケース素材には、創業250周年を機にブレゲが新たに独自開発した18Kゴールド合金ブレゲゴールドを採用。
温かみのあるほのかなピンクの色調は18世紀の時計職人が使用していたゴールドを参照し、75%のゴールドに、シルバー、コッパー、パラジウムが配合されています。ヴィンテージな雰囲気もありながら、その輝きが変色しにくく、時間が経っても安定していることがうれしい特徴です。
温かみのあるほのかなピンクの色調は18世紀の時計職人が使用していたゴールドを参照し、75%のゴールドに、シルバー、コッパー、パラジウムが配合されています。ヴィンテージな雰囲気もありながら、その輝きが変色しにくく、時間が経っても安定していることがうれしい特徴です。
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3. 最新の「高性能手巻きムーブメント」に遊び心も添えて
特別なのは外装だけではありません。タイプ ⅩⅩ 2075には新開発の手巻きムーブメントが搭載されているのです。
これは第4世代のタイプ ⅩⅩが搭載するCal.728のバリエーションで、毎時3万6000振動のハイビートや、４時位置のボタンを押すだけでリセットと再スタートが行えるフライバック機能はそのままに、初代モデルと同じ通好みの手巻きにアレンジした特別仕様。
なおケースバック側には、1930年に大西洋を横断したブレゲ製複葉機の勇姿と、その正確な飛行経路を彫金し、一層のスペシャル感を高めています。
これは第4世代のタイプ ⅩⅩが搭載するCal.728のバリエーションで、毎時3万6000振動のハイビートや、４時位置のボタンを押すだけでリセットと再スタートが行えるフライバック機能はそのままに、初代モデルと同じ通好みの手巻きにアレンジした特別仕様。
なおケースバック側には、1930年に大西洋を横断したブレゲ製複葉機の勇姿と、その正確な飛行経路を彫金し、一層のスペシャル感を高めています。
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『タイプ XX 2075』の魅力 「ヒストリー編」
250年の歴史と色褪せない「ブレゲ」の価値
▲ 1950年代初頭に作られたオリジナルの「タイプ XX」。ケース素材は異なるものの、そのデザザインはほぼそのまま新作へと受け継がれている。
ブレゲの歴史は1775年に時計師アブラアン-ルイ・ブレゲがパリに自身の工房を構えたことから始まります。彼は「時計の歴史を200年早めた」と称されるほどの天才で、トゥールビヨンやミニッツリピーターといった複雑機構機構から、ブレゲ針やブレゲ数字と呼ばれる意匠にいたるまで、現代の機械式時計に受け継がれる数多の発明を成し遂げました。
当時の王侯貴族に愛用されたことでも有名で、今も残される顧客台帳には、フランス王妃マリー・アントワネットやナポレオンから始まる多くの歴史上の人物の名前を確認できます。
当時の王侯貴族に愛用されたことでも有名で、今も残される顧客台帳には、フランス王妃マリー・アントワネットやナポレオンから始まる多くの歴史上の人物の名前を確認できます。
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▲ ブレゲはパイロット用腕時計クロノグラフ以外に航空計器も手掛けた。こちらは1930年代に製造された「航空機用クロノスコープ」。クロノグラフ同様に、時刻表示に加え、任意の時間測定を行うことができた。
そんなブレゲが航空界と密接な繋がりをもつのは20世紀初頭、５代目ルイ・ブレゲの時代から。彼は世界初の実験的なヘリコプターを考案した後、ブレゲ航空会社を設立し、当時最先端の複葉機などを開発して民間と軍事の両分野で航空の発展に重要な役割を果たしました。
1930年、2人のフランス人飛行士によるパリ〜ニューヨーク間の無着陸飛行を成功させたのも、ブレゲ航空会社による機体。そのエピソードがタイプ ⅩⅩ 2075のムーブメントにも刻まれているのです。
1950年代初頭には、フランス空軍へのパイロット用腕時計クロノグラフの供給を始め、空軍向けのタイプ20、海軍航空隊向けのタイプ XXを皮切りに、1955年には民間用モデルを発売し、同コレクションは現在まで続いてきたのです。
1930年、2人のフランス人飛行士によるパリ〜ニューヨーク間の無着陸飛行を成功させたのも、ブレゲ航空会社による機体。そのエピソードがタイプ ⅩⅩ 2075のムーブメントにも刻まれているのです。
1950年代初頭には、フランス空軍へのパイロット用腕時計クロノグラフの供給を始め、空軍向けのタイプ20、海軍航空隊向けのタイプ XXを皮切りに、1955年には民間用モデルを発売し、同コレクションは現在まで続いてきたのです。
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つまり、本物の歴史とストーリーをもつパイロットウォッチが欲しいのなら、50年代初頭のオリジナルモデルからインスピレーションを得たタイプⅩⅩ 2075はこれ以上とない選択と言えましょう。
それはまた、錚々たる偉人が居並ぶブランド顧客の末端に名を連ねるということでもあり、時計ヒエラルキー的にも最高のステータスを手に入れたことになるのです。
それはまた、錚々たる偉人が居並ぶブランド顧客の末端に名を連ねるということでもあり、時計ヒエラルキー的にも最高のステータスを手に入れたことになるのです。
250周年記念ボックスが付属！
ブレゲの創業250周年を記念して発売される２種のタイプ ⅩⅩ 2075には、往年のブレゲが使用していたモロッコ革のケースから着想した、スペシャルな時計ボックスが付属します。アニバーサリーイヤーにふさわしいリッチな佇まいで、時計を出し入れするたびに満足感を味わえるはず。
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Breguet 250 周年記念エキシビション「Les Tiroirs du Temps ～時の引き出し～」
ブレゲは創業250周年を機に、その過去の豊かな遺産にスポットライトを当てた展示を伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージにて開催します。会場では4月より発表した新作のアニバーサリーモデルを一挙に展示するとともに、6月26日に発表したばかりのブレゲ初のフライング・トゥールビヨン「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」（世界限定50本）や伊勢丹新宿店先行予約の新しい「クラシック」コレクションも日本初披露します。この機会にブレゲの伝統と新たなクリエーションをお楽しみください。
日時／7月16日（水）～7月22日（火）
場所／伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
お問い合わせ／03-3352-1111（伊勢丹新宿店 本館5階 ウォッチ/ブレゲ 大代表）
※掲載商品はすべて税込み価格です
ブレゲ ブティック 銀座
TEL／03-6254-7211
公式サイトはコチラ
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イデアス 03-6869-4279
カナル 03-6661-6190
トレメッツォ 03-5464-1158
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