2017.07.19
ひとり遊びの新境地、オトナはカプセルホテルに雲隠れ❤
居心地、寝心地、遊び心地にこだわった「大人カプ」3選
- CREDIT :
文/中島 由貴

ということで、昨今は「出張中は疲れを取りたいからホテル一択、まあビジホはアリだけど、カプセルはちょっと…」ではもったいないんです! 公私に渡り、種々様々楽しく遊んでいらっしゃる皆さまでも、誰にも邪魔されたくないときだってありますよね。そんなときこそ、カプセルホテルがひとり遊びの場としても使えます。
というワケで、わざわざ泊まりたくなるハイスペックなカプセルホテルを3つの角度でご紹介。寝心地、居心地、遊び心地の三拍子揃っていますので、オトナの雲隠れにぜひどうぞ。
◆ FIRST CABIN(ファーストキャビン)
外資系ホテル顔負けのラグジュアリー系カプ

こちらの「ファーストクラス」より狭くていいよと、いう方には「ビジネスクラス」もちゃんとありますので。どちらも、カプセルホテル名物の“頭をゴチン!”も“ほふく前進”も無用。外資系やリゾートの“リッチステイ慣れ”したみなさまも安心して滞在いただけます。
全国に10店舗以上ありますが、とくに「日本橋よこやま町」など3施設にはゆったりと落ちつけるシックなバー&カフェも併設。サラダや前菜、数種類のパスタの他に、アヒージョやラムチョップが味わえるうれしい内容です。例えるなら“カプセルホテル以上シティホテル未満”といったところ。上質な空間のなか、秘密基地のようなどこかワクワクする感覚もあって、読書や映画鑑賞、持参してゲーム三昧など、ひたすら趣味に没頭する時間がここでなら簡単に手に入るというわけ。


◆ ファーストキャビン日本橋よこやま町
住所/東京都中央区日本橋横山町6-16
予約・お問い合わせ/☎03-5652-4580
●ファーストクラス 6,800円/1泊 ショートステイ 1,000円/1時間
ビジネスクラス 5,800円/1泊 ショートステイ 900円/1時間
(他:東京7店舗、大阪・九州2店舗、愛知・京都1店舗 2017.7月現在)
◆ 9h(nine hours/ナインアワーズ)
ハイセンスなサードウェーブ系安眠カプ

SF超大作映画のセット? と錯覚するほどの近未来型宇宙船のようなカプセルルームですが、これもちゃんと意味アリ。スリーピングポッドと呼ばれるカプセルは、FRP(繊維強化プラスチック素材)を使用して、従来の“シェルター感”を和らげるよう、柔らかなフォルムにこだわって開発されました。
内側はもっとスゴイ! まず、マットレスは2種類の異なる特性を持つ樹脂を積層し、高反発ながらも柔らかいという独自の寝心地を実現したニッケ商事と共同開発したオリジナル製品。そら豆の形をした枕は、快眠枕として人気のキタムラの「ジムナスト」をスリーピングポッドの形状に合わせて作ったもの。さらに、テレビなど眠りを妨げるものは一切なく、機能も設備も必要なものだけに絞り込み、かつ質を研ぎ澄ませたことによって、まさに“寝る”ことだけに集中できるカプセルホテルに。日々の雑音をシャットアウトしたいとき、疲労やストレスをスッキリさせたいときにも本当にうってつけです。


◆ 9h(nine hours/ナインアワーズ)北新宿
住所/東京都新宿区百人町1-4-15 ナインアワーズ北新宿ビル3-8F
予約・お問い合わせ/☎03-5291-7337
●4.900円/1泊 1,000円/仮眠
(他店舗:京都・成田空港・仙台・ウーマン神田 2017.7月現在)
◆ ビジネスイン ニューシティー
マニアックを通り越した、痛い系娯楽カプ

二次元愛あふれる“痛カプ”は、地下1階にあるアニソンカフェとのコラボが誕生のきっかけ。想像以上の反響があり、しかもその約10%は外国人の旅行者。となると、おもてなしの国、ジャパンの名にかけて、日本文化をわかりやすく感じてもらおうと“和カプ”ができたというワケです。
とはいえ、元は大浴場やサウナが併設された普通のカプセルホテル。机とPC付きのビジネス仕様のカプセルルームや、西川産業と共同開発したオリジナル マットレスを使用した「プレイアム快眠カプセル」、お食事処にコミックスペースやラウンジなど、スーパー銭湯級の充実した宿泊施設です。ので、たとえアニメキャラの抱き枕がお目当てでも、安心して入館くださいませ。

◆ ビジネスイン ニューシティー
住所/神奈川県横浜市中区福富町西通り53
予約・問い合わせ/☎045-231-3726
●コンセプトカプセル(痛カプ・戦国・忍者・花魁) 4,000円〜