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2021.01.28

「東京エディション虎ノ門」で癒されるため、知っておきたい5つのキーワード

2020年、東京に開業したホテル「東京エディション虎ノ門」は、ゲストを心からくつろがせる空間。その癒しの秘密を5つのキーワードとともにご紹介します。

CREDIT :

文/秋山都 写真/吉澤健太

2020年は東京オリンピックが予定されていたこともあり、東京や京都に多くのホテルがオープンした年でもありました。ご存知のとおり、オリンピックは延期されましたが、東京の魅力的なスポットは今からチェックしておかないと! 昨年10月、東京・虎ノ門に開業した「東京エディション虎ノ門」の魅力を5つのキーワードで解説します。実はこのホテル、とっても癒されるパワースポット的ホテルなのでした!

◆東京エディション虎ノ門

まず「東京エディション虎ノ門」を知る、基本情報です。

場所:東京メトロ「神谷町」駅からほぼ直結
客室数:206室(42~144㎡)
施設:レストラン「The Blue Room」、バー「Lobby Bar」、スイミングプール、スパ「The SPA at The Tokyo EDITION, Toranomon」、ジム
   *屋外テラス付きスペシャリティレストラン「The Jade Room+ Garden Terrace」およびシグネチャーカクテルバー「Gold Bar at EDITION」が2021春オープン予定

「エディション」とは日本に初上陸したラグジュアリーライフスタイルホテルのブランドです。最近よく聞く、この「ライフスタイルホテル」とは、宿泊にとどまらない付加価値をもち、その土地ならではの個性を楽しめるホテルのこと。一般に、スタイリッシュでデザイン性が高いホテルが多いのも特徴です。

「東京エディション虎ノ門」で癒される5つのキーワード、そのひとつめもこの「ライフスタイルホテル」と大きく関わりがあるようで……
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1.イアン・シュレーガー×隈研吾

▲隈研吾氏のデザインによる31階のロビーフロア
ラグジュアリーライフスタイルホテルである「エディション」のコンセプトを作っているのはイアン・シュレーガー氏。え、イアン・シュレーガー氏をご存知ない?

では、NYの伝説的なナイトクラブ「Studio 54」や「パラディウム」は? もしくはブティックホテルという概念を生み出したNYのホテル「モーガンズホテル」はどうでしょう? いずれもイアン・シュレーガー氏が造り出し、一時代を成した話題のスポットです。特にホテルでは、宿泊客だけではなく、地域の住民たちも気軽にロビーに集えるようなコミュニティを形成することから「ロビー・ソーシャライジング(ロビーでの社交)」という言葉も生まれました。いまどきのライフスタイルホテルの祖、ともいえるイノベーターのひとりです。

そのイアン・シュレーガー氏とともに「東京エディション虎ノ門」の内装デザインを手掛けているのは隈研吾氏。地上140mに位置する31階のロビーフロアでは木材が多く使われていますが、インスピレーションソースとしているのは寺社などの境内なのだそう。なるほど、清々しい雰囲気が漂っています。
▲緑豊かな「Lobby Bar」での一杯
この心地よい空間で、フレッシュなカクテルをいただくのは格別の気分。東京ならではのロビー・ソーシャライジングを楽しめそうです。
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2.グリーン、グリーン

そして「東京エディション虎ノ門」最大の魅力ともいえるキーワードも、このロビーフロアで見つかるのです。
それはこの大量の観葉植物。地上140メートルとは思えない、この「都会のオアシス」が我々ゲストを非日常に誘ってくれるのです。25種500株以上の植物や低木で構成されるこのエキゾチックな空間のため、140トンにも及ぶ土が運び込まれたのだとか! 
ラウンジのソファにはブランケットや刺繍がほどこされた着物地がさりげなく置かれています。「いままで誰かがいたのかな?」と思いますが、これもまたイアン・シュレーガー氏によるこだわりのスタイリング。あたたかみのある空間は無機質なホテルのそれとは趣を異にして、心からくつろげます。

3.アートのある空間

▲ 左に見えるのが倉俣史朗氏の代表作「How High The Moon」
そして、随所に配されたアートも印象的です。エレベーターの前にさりげなく置かれた倉俣史朗氏のアームチェア。そしてそこからロビーへと続くミニチュアフレームに収められたのは新宿を撮り続けたことで知られる渡辺克巳氏の作品です。これらもすべてイアン・シュレーガー氏の収集品だそう。
▲21年春にオープンする「The Jade Room + Garden Terrace」へ続く廊下にかけられていた静謐なモノクロ写真はやはり日本人写真家、山本昌男によるもの
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4.サステナブルであること

昨今、サステナビリティを重要視することがラグジュアリーブランドの必須条件となってきていますが、「東京エディション虎ノ門」も例外ではありません。環境に配慮し、持続可能であるサービスを提供することによって、私たちユーザーも安心することができます。
▲ブルーに光る、14m長のスイミングプール
▲ ホテルオリジナルのミネラルウォーターはペーパーパッケージ
例えばスイミングプールのプールサイドに置かれていたこのミネラルウォーター、そしてルームキーなど、どれもプラスチックフリーで、紙や木などの天然資源が使用されています。
▲ 竹材で作られたルームキー
▲ ルームアメニティとして用意されたブラシ、コーム、歯ブラシもすべてウッド製
▲バスルームのアメニティは「LE LABO」
ゲストルーム内にセットされたお酒類やお茶も、多くは国産のものでした。これらは、日本ならではのユニークな魅力をアピールするとともに、搬入にともなうCO2排出を少なくする効果も期待できるものでしょう。
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5.都心のテラス

そして「東京エディション虎ノ門」で癒される最後のキーワードは「テラス」。東京タワーを間近に望むこのビューを、空が大きく開けたテラスから楽しむことができるのです。
▲ テラスのあるレストラン「The Jade Room + Garden Terrace」は21年春オープン予定
▲「The Jade Room + Garden Terrace」のテラスにもグリーンがたっぷり配されて、まさに都心のオアシス
そしてこの「テラス」はレストランだけではなく、ゲストルームにも! 全206室のうち、15室にテラスが付いており、この開放的な空間を客室の延長として使用することができます。窓を大きく開けることもできないホテルが多いなか、都心にありながらこの解放感はすごい!
▲「テラススイート」(108㎡)は60㎡もの広いテラス付き
▲「テラススイート」のベッドルーム
現在はコロナ禍により、海外へ旅することが難しい状況が続いていますが、都内のホテルに滞在して旅行気分を満喫したり、レストランやバーでひと時楽しむだけでも、非日常を味わうことができるはず。
「東京エディション虎ノ門」で安全に心癒されてください。

■ 東京エディション虎ノ門

住所/東京都港区虎ノ門4−1−1
TEL/03-5422-1600
客室料金/60,000円(税・サ別)~

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