2020.09.29

話題のホテル「キンプトン」を知ってますか?

いよいよ10月2日にオープンが迫ったキンプトン東京ですが、そもそもキンプトンってご存知ですか? 日本初上陸となるキンプトンも北米では人気のラグジュアリーライフスタイルを謳うホテルです。今回は元LEON編集者でニューヨーク在住の菅 礼子が本場ロサンゼルスのキンプトンを訪れるとともに、開業迫った「キンプトン東京(Kimpton Shinjuku Tokyo)」の魅力もお伝えします。

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文/菅 礼子

唯一無二のキャラ立ちホテルが世界に点在

1981年サンフランシスコで創業したキンプトンは現在アメリカ各都市をはじめ、台北やロンドンなど、世界中に70以上のホテルを展開しています。キンプトンの魅力は世界中に展開するラグジュアリーホテルとしての信頼を担保しながらも、一軒一軒のホテルがまったく別の顔を持っているということです。なので、世界中を旅する人にとっても、キンプトンブランドの安心感がありながらも、初めてのホテルに泊まった感覚が味わえるんです。

今回私はロサンゼルスにある2軒のキンプトンに宿泊してきました。ロサンゼルスと言っても広いので、そのエリアごとにそれぞれの魅力に溢れています。まず最初に伺ったのは2018年にオープンしたウエスト ハリウッドにある「キンプトン ラピア(Kimpton La Peer)」です。空港からUberで向かったのですが、ホテル周辺に差し掛かったところでテンションが上がりました! カリフォルニアの日差しとオープンカフェでくつろぐ人々、ショッピングエリアも充実した魅力的なエリアにホテルがあるのですから!
▲ ロサンゼルスのウエストハリウッドは落ち着いた雰囲気でラピアはリゾートホテルのような佇まいです。まさにアーバンリトリートに最適!
▲ 中に入ると遊び心のあるモダンなインテリアがキンプトンらしい。
ホテルは低層階でこじんまりとした邸宅のような造り。個人的には落ち着いていて居心地がいいな〜というのが第一印象です。エキゾティックなタイルで飾られたファサードがリゾート感も醸し出していて、バケーションに来たという気持ちを高めてくれます。
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また、こちらのホテルは環境に配慮した取り組みをしていることも高いポイントです。米国グリーンビルディング協会が開発、運営を行なっている建物の環境性能評価システム(LEED認証)でシルバー認証を取得しているのです(上にはゴールド、プラチナまで!)。

照明はすべてLEDで統一され、蛇口も節水システムを採用。ローカルビジネスを支えるために建築資材の約10%を地元から調達するなど、さまざまな工夫がされています。

電気自動車用の充電ステーション、周囲を散策するための電子自電車も貸し出されるなど地球に優しい取り組みがいたるところに散りばめられているのですが、こうした試みは今の時代とっても大切だなと感じます。

ゲストもラグジュアリーなホテルに宿泊できるという優越感に浸っているだけの時代ではないというか、ホテルが地球に優しい取り組みをしているという、そのポリシーに賛同して宿泊するゲストも多いようです。
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暮らすように滞在するためのローカルの助け合い

キンプトン ラピアの面白い取り組みが、近隣のビジネスとの密接な関わりです。ロサンゼルスは個人的にクルマがないと移動できないイメージがあったのですが、キンプトン ラピアのあるウエストハリウッドはビバリーヒルズも近く、ホテルから徒歩でお洒落なお店やレストランに足を運べたのが便利でした。

自転車もホテルで借りられますし、気軽にクルマなしで周囲を楽しめるんです。ホテルもローカルコミュニティの繋がりを大切にしていて、ホテルからすぐ近くにあるスポーツジム「DOGPOUND Weho」ともパートナーシップを結んでおり、ホテルのゲストは同ジムのレッスンを受けることができます。

ホテル内のジムとはまた違った雰囲気の熱気とマッチョなお兄さんたちで溢れかえった地元のジムでのレッスンはローカルコミュニティに入り込んだ感覚でワクワクするものです。

ザ・ハリウッドを満喫したいならココ!

次に訪れたのがハリウッドにある「キンプトン エブリー(Kimpton Everly)」です。前述したキンプトン ラピアとは異なり、広々としたロビースペースとカフェは地元の人たちが打ち合わせや仕事をしている様子が目に入る開放的なホテルです。大きなソファが印象的なロビーは自然と人が集まり、寛ぎたくなる空間です。

こちらのホテルでも広いロサンゼルスの周辺エリアを楽しむことを推奨しています。一部の部屋からは、かの有名な“HOLLYWOOD”サインが見えるハリウッドの好立地にホテルが建っているため、徒歩圏内、自転車でちょっと足を伸ばせばさまざまな観光名所に行けるのもうれしいところです。

ロサンゼルスはひとたび渋滞にハマってしまうと1時間は抜け出せないので、観光地が周辺にある小回りの効くエリアはありがたいものです。
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例えば、星のマークに有名なムービースターなどの名前が刻まれたストリート「ハリウッド ウォーク オブ フレーム」までは歩いて5分、「ユニバーサル スタジオ」は自転車で5分、「ララランド」で有名な「グリフィス天文台」も自転車で7分という便利さです。

部屋から見える「HOLLYWOODサイン」も自転車で15分で、サインは山の上にあるのでエクササイズにもってこい。このエリアは外でワークアウトをできる公園や階段(みんな昇降トレーニングをしています!)があるので、観光だけではない楽しみかたもできるかと。
▲ 夕方には生演奏が流れる「EVER BAR」。オスカーやエミー賞に敬意を評したカクテルやLAのクラフトビールやワインも楽しめる。
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▲ HOLLYWOODサインの見える「ヒルズ ビュー」の部屋は人気だけれど一度は宿泊してみたい!
今回はロサンゼルスで2つのキンプトンに滞在しましたが、個性もまったく違いますし、個人的にローカルとの取り組みやホテル周辺を楽しむという提案が各都市の魅力を引き出すと感じました。
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東京にもキンプトンが上陸!

いよいよ10月2日に「キンプトン東京(Kimpton Shinjuku Tokyo)」がオープンします。世界のトレンド発信地ニューヨークと進化し続ける新宿を重ねたというホテルの客室はモダンでミニマムなデザインです。

151の客室すべてにヨガマットが置かれていて、部屋の中でも好きな時にヨガや瞑想エクササイズを楽しめるそう。アメリカでも“マインドフルネス”がトレンドに敏感な人たちの間で多く取り入れられたりしているので、禅や瞑想はツボを抑えているなと感じます。都会のホテルにいながら「自分を整える」行為が当たり前の世の中なのかもしれません。

もちろんフィットネスジムも24時間利用可能で、リクエストに応じてパーソナルトレーナーの手配もできます。また、こちらのホテルも環境への配慮として、部屋のアメニティはミニボトルを使用せず、大きなボトルでリフィル式のものを使っています。また、ペーパーレスを意識し、施設内の情報はタブレットの中へ。やはり新しく開業するホテルはそのあたりのホテルとしての配慮も気になってしまいますよね! 

インテリアの細部にも日本を感じさせる要素が取り込まれていて、ゲストルームのクローゼットは日本の幕の内弁当から着想を得た“Obento Box”をイメージしたそうです!

また、ホテルはペットフレンドリーという点も新しい。アメリカやヨーロッパではワンコがレストランやショップに堂々と入っていく姿をよく見かけますが、日本ではそういうホテルはなかなかないですから。2階にはテラス、モダンブラッスリーの「ディストリクト」があるので、ワンコと訪れるのもいいですね。もちろん宿泊もペットと一緒に可能です。

ロケーションは西新宿の「パークハイアット東京」の目の前で、このエリアに新規開業するホテルは26年ぶりというのだからフレッシュです。新宿の摩天楼を眺めながらお酒を外で飲める場所って、なかなかなかったのでうれしいところです。

ということで、新宿でも大人の雰囲気が漂うエリアが今後はもっと盛り上がるのかも! ホテルでレンタサイクルも用意されているので、東京探索にもオススメですよ。
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▲ キンプトン東京
▲ プレミアスイートキングの客室。洗練されたミニマリズムのあるインテリアからはどことなく和のテイストを感じます。
東京だけでなく、自粛明けは世界中のキンプトンを訪れてみてくださいませ。

■ お問い合わせ

キンプトン ラピア(Kimpton La Peer)
HP/https://www.lapeerhotel.com/

キンプトン エブリー(Kimpton Everly)
HP/https://www.everlyhotelhollywood.com/

キンプトン東京(Kimpton Shinjuku Tokyo)
HP/https://www.kimptonshinjuku.com/

● 菅 礼子

LEON編集部で編集者として勤務後、2018年に渡米。現在はニューヨーク在住。男性誌や女性誌、航空会社機内誌などにニューヨークのライフスタイルの情報から世界中の旅の情報までを執筆する他、ニューヨークでクリエイティブエージェンシーのAYDEAを主催(www.aydea.co)。Instagram(@sugareiko)でニューヨークだけでなくアメリカ&世界の情報を発信中。

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