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2023.12.10

シェラトンの新しいブランドビジョンを体現した日本第一号が鹿児島に誕生!

今年5月にオープンしたシェラトン鹿児島。実はここ、シェラトンが新たに発表したブランドビジョンをベースに、一から創った日本初のプロパティなのです。グローバルに展開するシェラトンが目指す、“次世代のホテル”はモテるオヤジさんにこそピッタリなのです。

CREDIT :

文・写真/古関千恵子

シェラトン鹿児島 LEON.JP
▲ 桜島フェリー乗り場や繁華街の天文館にほど近いロケーション。
世界最大のホテルグループ、マリオット・インターナショナルの中でも、最もグローバルなブランドであるシェラトンホテル&リゾート(以下、シェラトン)。実は5年前、ニューヨーク大学のホスピタリティ・カンファレンスにて、全世界共通で展開するシェラトンの新ビジョンが発表されました。
それは、ブランド・トランスフォーメーション(R)をもとに、「モダンで直観的なデザインの中にハイテクを駆使し、次世代の旅行者と地元の人々の両者に向けた有意義なコミュニティ体験を創造する」こと。そのためにシェラトンブランドは大きく変革していくそう。その先駆者となる日本第一号が「シェラトン鹿児島」というわけです。

ちょっと、わかるようで、わからない……? その新生シェラトンの象徴的な体験は、ロビーに一歩踏み入った時から始まるようです。ということで、まずは体験。
シェラトン鹿児島 LEON.JP
▲ 人が集まりやすい雰囲気の“パブリックスクエア”。
ロビーで最初に目を引くのが、“パブリックスクエア”と呼ばれる開放感あふれるスペース。吹き抜けの天井に、緑に覆われたグリーンウォールが広がり、三段階の高さに分かれて各テーブルが配置されています。ゲストは思い思いの場所に陣取り、PCに向かって集中したり、仕事相手と打ち合わせをしたり、あるいは友人と世間話をしていたり。自然で温かな雰囲気やシンプルな動線から、人が自然と集まる空間になっているようです。
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シェラトン鹿児島 LEON.JP
▲ 新しいフード&ビバレッジ体験ができる「&More by Sheraton」。奥に見えるのが“コミュニティーテーブル”。
そしてロビーと飲食施設の「&More by Sheraton(アンドモア・バイ・シェラトン)」が交じり合うエリアには、“コミュニティーテーブル”という、専用ワークスペースがあります。これは照明やコンセント、充電ステーションなどが、使い勝手がいいようにカスタムデザインされたテーブル。デザイン性と機能性を両立させ、欲しいものが手の届くところにあるのが特徴です。
シェラトン鹿児島 LEON.JP
▲ コミュニティーテーブルにはスマホを置くだけで充電できる仕掛けが。
隣接する「&More by Sheraton」はカフェであり、バーであり、マーケットでもあるフレキシブルなフード&ビバレッジ施設。地元鹿児島の食材を使用したメニューやドリンクを楽しめるうえ、仕事をしながらでも食べやすく、ランチやディナーなどの時間にしばられることなく、食事が自由に楽しめます。そのため、すべての人の嗜好やタイムスケジュールに対応できるよう、カスタマイズ可能な食材とドリンクを取り揃えています。
シェラトン鹿児島 LEON.JP
▲ 知覧茶と国産オレンジピールを合わせた緑茶など、シェラトン鹿児島のオリジナルのブレンドティ。奄美大島の素焚糖(すだきとう)など、ここならではの食材を使ったメニューも。また、AIドリッパーがベストなコーヒーも淹れてくれます。
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また客室においても、一部の部屋に用意してある丸いテーブルは天板の高さを変えることができます。これはスタンディングワーク(立った状態で仕事を行う)に対応が可能。ビジネスマンに向け、集中力が高まる仕事環境を整えています。
また、鹿児島ならではの体験もホテルの随所に。たとえば、スタッフのユニフォームは大島紬をモチーフにしたもの。インテリアは鹿児島の自然美がテーマに、泥染めや霧島連山など、鹿児島産の建材やモチーフに景色が取り入れられています。レストランでは県産の食材や郷土料理はもちろん、飾られているアートも鹿児島にまつわるものが目を楽しませてくれます。
シェラトン鹿児島 LEON.JP
▲ 客室の丸いテーブルは高さを変えることができます。立ったままPCを使うと、集中力がアップするとか⁉
いずれも“生活者発想に応じて変容する”という、ブランド・トランスフォーメーション(R)に基づき、取り入れられたモノやコト。一人・カップル・グループでも、仕事・レジャー・日常の延長など、あらゆるシチュエーションに対応するよう整えられています。

小規模なライフスタイルホテルならば、こうしたサービスも珍しくないかもしれません。それがグローバル展開をしているシェラトンとなれば、規模がケタ違い。これからのシェラトンはゲストにフレキシブルに寄り添ったサービスが期待できそうです。
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鹿児島を表現した客室。“2ダブル”なる部屋タイプも

明るい木目調でまとめられたゲストルームとスイートは、6~18階に全228室。ビューは桜島や鹿児島市街を一望にします。
ユニークなのは、客室カテゴリーに“ツイン”ではなくて、“2ダブル”があること。つまり、ダブルベッドが2台入っています。ビジネス利用で相部屋になったとしても、両手を広げて眠れるわけです。もちろんベッドは熟睡できると評判の“シェラトン スイート スリーパー ベッド”。ちなみに、2ダブルの客室はバスタブ付きです(キングはシャワー)。
バスアメニティはシェラトン共通の「ギルクリスト&ソームス」。バスローブの中側はタオル地、外はワッフル地です。コーヒー&お茶セットにはシェラトン鹿児島オリジナルのプレミアム知覧茶。スイートにはエスプレッソマシーンも用意しています。
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シェラトン鹿児島 LEON.JP
▲ クラブ・ラウンジ。レセプションの背後には巨大な泥染め作品が。館内はアートがあちこちに。
高層階の客室を予約すると、クラブ・ラウンジへアクセスできます。供されるドリンクやフードメニューは、いわゆるクラブ・ラウンジの域を越えています。たとえば朝食。オレンジを1~2個使う生搾りのジュースに、根菜がたっぷり入った郷土料理のさつま汁、奄美の油そうめん風、黒豚のベーコンにシェラトンのロゴ入りさつま揚げ! 鹿児島の味を楽しめます。
シェラトン鹿児島 LEON.JP
▲ 奄美の油そうめん風とシェラトン印のさつまあげ、人気のトマトドレッシングをかけたサラダの朝食。
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県産の食材をたっぷりと! 最上階のレストランとバーは絶景も自慢

ホテル内のフード&ビバレッジ施設は、「&More by Sheraton」の他に、レストラン2カ所にバー、居酒屋があります。
オールデイダイニングの「デイリー・ソーシャル」はビュッフェとアラカルト。カジュアルな雰囲気で、料理もずらりと並びます。隣接する「さつまぐま」はモダンな居酒屋。小料理屋のようなカウンター席もあれば、アウトドアの席で開放的な気分も味わえます。
シグネチャーレストランは最上階の19階にある「フライング・ホグ・グリル」。“ホグ”とは英語で“豚”、鹿児島の黒豚にちなんだネーミングのグリルレストランです。フリーレンジの滋味深い地鶏や旬の魚、名物の黒豚など、県産の食材を使ったコース料理をいただけます。そして、大迫力の桜島ビューも自慢です。
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ある日のディナーは、薪で焼き上げた北京ダックに、隠し味の昆布茶が効いたカンパチのマリネ、薪で皮を焦がした香ばしいタバメ(鯛のよう)、肉の繊維が細やかな奄美大島のホロホロ鶏のグリルなど。県産の食材はシェフチームが生産者に会いに行って仕入れているとか。生産者の思いもお皿に込めて、サーブしています。
19階にある「VIVARIUM(ビバリウム)」は一画にグリーンハウスを置き、緑がたっぷり、まるで植物園にいるような店内。バーからは桜島のみならず、種子島のロケット発射や開聞岳の眺望も楽しめます。
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天然温泉の大浴場&足湯でリラックス。サウナもあります

シェラトン鹿児島にはうれしいことに、温泉の大浴場が! なんと温泉を求めて掘ること1100メートル、ナトリウム塩化物泉がみごとヒット! 大浴場があるので、客室のキングがシャワーだけでも、問題なし。また、半屋外のリラクゼーションエリアに男女共用の足湯もあるので、彼女と一緒に、あるいは彼女の湯上りを待つ間に浸かるのもアリ。
サウナと隣接するスパ「リンパの女神」は、その名のとおりリンパマッサージを専門とした施術が受けられます。プロダクツはハンガリーの「ヘリアD」。世界三大貴腐ワインのエキスを使用したビーガンコスメで、エイジングケアや保湿ケアに期待!また、フィットネスジムは24時間利用でき、日頃のルーティンもこなせます。
さまざまな新しい機能や仕掛けに満ちたシェラトンの次世代ホテルは、モテるオヤジさんのプライベートにも仕事にも使える頼もしいパートナーになりそう。要チェックですぞ!
シェラトン鹿児島 LEON.JP

■ シェラトン鹿児島

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