• TOP
  • STAY&TRAVEL
  • Amazonの新オフィス、噂の「スフィア」に行ってみた!

2019.01.17

Amazonの新オフィス、噂の「スフィア」に行ってみた!

アメリカ北西部最大の都市、シアトルには、あのAmazon(アマゾン)の本社があり、昨年は新たに「スフィア」と呼ばれる球体の植物園のようなオフィスができて話題になりました。植物と人が共存するという最先端のオフィスとはどんなところか? その様子を探ってきました。

CATEGORIES :
CREDIT :

文/小野アムスデン道子 取材協力/シアトル観光局、デルタ航空

ワシントン州のシアトルは、アメリカ北西部最大の都市。かつてイチローがレガシーを築いたマリナーズの本拠地、そして世界的企業のマイクロソフトやアマゾンが本社を置いています。そのシアトルのど真ん中がいまどんどん変化しています。球体の植物園のようなオフィス、ノーレジのコンビニ、そんな最先端のビジネスエリアを作り上げているのがアマゾン。シアトル旅でクリエイティブで刺激的なアマゾニアンの日常をのぞいてきました。
都心に出現した球体オフィス「スフィア」と高層のアマゾン本社ビル「Day 1」。
シアトルと言えば、スターバックス1号店や現存するアメリカで一番古いマーケットのあるパイクプレイス、全米を代表する高級百貨店ノードストローム本店のあるダウンタウン、そして高さ184mのスペース・ニードルやポップカルチャーの博物館MoPOPのあるシティセンターなどが観光エリアとして有名ですね。
1962年から立つスペース・ニードルも2018年に大改装を終えて、回転展望台の透明な床や展望デッキのガラスのベンチが新しい名所に。
それに加えて、何といっても面白いのがサウス・レイク・ユニオンにあるアマゾンキャンパスと言われるアマゾン本社一帯です。アマゾンがレイク・ユニオンの南側エリアに本社の移転を決めてから10年で、かつての倉庫街がどんどん変貌。今やクリエイティブで洒落たヒップなエリアに。

その中心になっているのが、2016年にオープンした超高層のアマゾン本社ビル「Day 1」とその隣に2018年に出来た球体の植物園のようなオフィス「スフィア」です。両方ともアマゾン社員のオフィスですが、本社ツアー(スケジュールはウェブサイトで告知)や「スフィア」公開日(第1・3土曜開催)に参加すれば中に入ることができます(ともにオンラインによる事前予約が必要)。
植物園そのもののスフィアの中から隣のアマゾン本社ビルを見る。
ユニークな外観、そして植物と人が共存するというユニークなオフィス「スフィア」。外から見ても植物園のようですが、中に入ると、まず一面に約200種以上、2万5000株もの植物が生えている高さ約20mの緑の壁が圧巻。螺旋のような通路の両側も、まるで自然のままのように植物が囲み、滝まで流れています。

そんな環境に一人用、グループ用、会議室などさまざまなワークスペースが点在し、鳥の巣と呼ばれる空中のスペースや落ちそうで落ちない重い石が吊るされた思考スペースなど遊び心も。カフェだってあります。
カフェもあるオープンなスペースでは、思い思いに座ったテーブルで話が弾む。
スフィア内には、ミーティングテーブル、ソファ、パーソナルな作業用テーブルなどスペースがいろいろ。
緑に囲まれた鳥の巣から階下を見下ろす。
ランや着生植物、また食虫植物や絶滅危惧種などの希少な植物を含む約4万株もの植物が育てられていて、昼間は温度約22度、湿度60%と、植物にも人にも快適な環境に保たれています。「実際、ここでは集中しやすいし、気持ち良く仕事が進むよ」というアマゾン社員。好きな時間にこんな自然に囲まれたところに仕事に来れるなんて、何とも羨ましい。

ツアーに参加できないという人にも、予約なしでスフィアを垣間見ることができるとっておきのスペースが、オフィス部分とは分離された内部にあります。ひとつは、スフィアの設計意図や植物などについての展示をする「アンダーストーリー」というセクションで、予約なしで入ることができます。
「滝やランの花に囲まれて仕事の話をすることを想像してみて」とスフィアを創った意図を語るアンダースト―リーの展示。
また、オフィス内のカフェと同様にシアトルの有名シェフであるレネー・エリクソンが経営するレストランとバーもスフィア内に。まず、イタリアンレストラン「ウィラモッツ・ゴースト」は2018年11月に開業したばかり。料理界のアカデミー賞ともいわれるジェームズ・ビアード賞を受賞したシェフによるハーブ使いが印象的な飛び切りのイタリアンが味わえます。ロ―マスタイルの四角のピザが$20から。
ウィラモッツ・ゴーストは、モダンナチュラル。カジュアル感がアマゾニアン好み。
四角のピザは、ハサミで切って食べるという趣向。
クリエイティブなカクテルが味わえるバー「ディープ・ダイプ」は、スフィア内の異世界。ニューヨークにある薄暗い秘密のクラブ的な雰囲気で、チーズやキャビア、ハラペーニョの効いたピクルスをつまみながら一杯。こちらもレネー・エリクソンが経営しています。
マンハッタンのバーをイメージしたという都会的なバー。
アマゾン本社ビルに来たら、ぜひノーレジの未来的コンビニエンスストア「アマゾン・ゴー」に立ち寄ってみてください。ここは、スマホにアマゾンアプリをダウンロードしてQRコードを読み込んで、ゲートでかざすだけで誰でも入ることができます。お一人様向けのグルメデリや調理材料が揃っていて調理するだけのシェフボックスなど、多忙なアマゾニアン向けを意識したような商品からワシントン州のワイン、お土産向けのマグなどまで品揃えも魅力的。
「ノーライン、ノーチェックアウト、ただ出て行くだけ」と書かれたアマゾン・ゴー。
入る時には、ゲートにQRコートをかざして。出る時はそのまま通過。
とにかく驚かされるのは、1つのQR コードで複数の人数を入店させることが可能で、誰が商品を取ろうが、いったん商品を取って棚に戻そうが、持って出た分だけの請求書が、QRコードを読み込んだ持ち主に届くところ。システムが開発されてから一般オープンまで社員による1年の試用期間を経たそうですが、本当に不思議。レジで待つことなしにさっさと外に出られます。
多忙なアマゾニアンに人気そうな自宅でそのまま料理が作れる食材ボックス。
自然とリンクしたオフィスをのぞき、最先端テクノロジーによるショッピング体験がなんとも刺激的だったシアトル。シアトル・タコマ国際空港までは、成田国際空港から多数の直行便が出ていて、行きは約9時間で行くことができます。空港からダウンタウンまでも電車やバスで約30分とアクセスのよい都市です。
シアトルをハブ空港にするデルタ航空のSゲート空港ラウンジ「デルタ スカイクラブ」は、占有面積2万1000㎡。
シアトル・タコマ国際空港は、成田からデイリーで直行便を運航するデルタ航空(2019年4月からは関空からもデイリーで就航予定)のハブ空港で、シアトル経由でアメリカ各地に飛ぶ便や国際便も数多く、空港内に2つあるデルタ航空のラウンジ「デルタ スカイクラブ」のひとつには、スパ「アサンダ・スパ・ラウンジ」も併設しています。

シアトルのサウス・レイク・ユニオン地区の再開発はまだまだ途上。2019年にはグーグルの巨大なキャンパスも出来る予定で今後も目が離せません。

シアトル観光局 https://www.visitseattle.jp

デルタ航空 delta.com

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

LEON.jpの最新ニュースをお届けします。

RECOMMEND FOR YOUおすすめの記事

RELATED ARTICLES関連記事

SERIES

READ MORE

SPECIAL