• TOP
  • PEOPLE
  • 浜辺美波似の美人モデル「お付き合いする人がハゲてても太ってても全然気になりません」

2021.11.13

【第49回】

浜辺美波似の美人モデル「お付き合いする人がハゲてても太ってても全然気になりません」

美人とは「美」という高スペックを備えたスーパーカーのような存在。その“スーパーぶり”に男は憧れるわけですが、果たしてそのスペックは彼女に何をもたらすのか? 「ワイングラスのむこう側」(cakes)で人気の林伸次さんが、世の美人たちの隠された恋愛事情に迫ってみる連載です。

CATEGORIES :
CREDIT :

取材/林 伸次 写真・構成/木村千鶴

「ワイングラスの向こう側」(cakes)でおなじみ、奥渋谷のバー「BAR BOSSA」(バール・ボッサ)のマスターにして作家の林伸次さんが、バーテン仕込みの絶妙な話術でさまざまな美人さんの本音を聞き出す連載です。

テーマは今どきの美女たちの”悩める恋愛事情”。美人が出会った最低男を裏テーマに、彼女たちの恋愛体験(主に失敗)談と本音の恋愛観に迫ります。第49回目のゲストは、モデルの美波さん(28)です。

10代の頃は真面目な母親に縛られて

── こんにちは、林です。もしかしてモデルさんですか?  スタイルがそんな感じに見えたので。

「はい、モデルの仕事をしています。本日はよろしくお願いします」

── あ、やっぱりそうなんですね。こちらこそよろしくお願いします。早速ここでのニックネームをつけたいんですが、目鼻立ちが浜辺美波さんに似ていますね。今日は美波さんと呼ばせていただきます。

「え⁉ 本当ですか。光栄です」

── 美波さん、話し方や仕草がお嬢さんっぽくて、気軽に「今度食事に行きませんか」なんて、男性は言いにくいような気がします(笑)。

「あ〜、それは言われますね。お嬢様っぽいとか話しかけづらいとか」

── それって子供の頃からですか? それとも、変な男が寄ってこないように意識して演出してるんですか。
「いえいえ、特に意識はしてません。小学生までは、両親の仕事の都合でほとんど祖父母の家で育ちましたので、田舎の素朴な子という感じでしたし。19歳の頃からモデルの仕事とかを徐々にするようになって、そこからは仕草やファッションが変わってきたかもしれません。見られる仕事だから」

── モデルの仕事をしたのはスカウトをされて? それともモデルになりたいと思っていたんですか。

「実は高校生の時から興味があって、オーデイションを受けたりしていました。でも、通っていた高校が進学校ということもあって、親には『モデルなんかダメ!』って猛反対されて」

── 厳しく育てられたんですね。でも芸能関係の仕事って普通の親なら心配するものかもしれません。

「そうですね〜。大学に進学する時も『女の子は東京に出ちゃダメ』と言われて、地元の美術大学に進学して、一人暮らしはお金もかかるからって許されなかったし。いろいろ嫌になってメンタルもやられましたけど、成人してから強制的に家を出ちゃいました(笑)」
PAGE 2

“安定系な草食男子”と付き合ったけれど……?

── それは大変でしたね。じゃあその後モデルに?

「地元のターミナル駅前を歩いてたらスカウトされて、それからですね。まあバイトみたいな感じで、自由になるお金が稼げるかもしれないしって(笑)。立ち居振る舞い含め、勉強になるんですよ」

── あの、もしかして身内の人に「美人だからって調子に乗らないように」って言われて育ちましたか? そういうことってよくあるらしいんですけど。

「母は少々ありましたね。私がお化粧してみたいと言うと、怒って『人は内面が大事なんだから』と猛反対して。ダイエットや食事制限もとても怒られましたね。母からの女の目線も若干感じて、あれは本当にキツかったです。友達は、お母さんと一緒にデパートに行ってメイク道具や洋服を買ってもらったりしていて、そういうの、私にとってはあり得ない光景で、なんか寂しいと言うか、そんな母娘関係に飢えていました」

── 心配からなんでしょうけど、言葉が呪いのようになってしまいますよね。その頃お付き合いしている男性はいたんですか。

「はい、飲食店でもバイトをしていたんですが、そこの先輩が紹介してくれました。とても信頼できる方だったので、いいかなって。類は友を呼ぶって言うじゃないですか」

── あ、バイト先で。大学ではサークルに入って弾けたり、華やかな日常を送ったりはしなかったんですか。
「美術系の大学で、私もですが、自分を突き詰めるような人ばかりで、みんなで群れたりしなかったんです。異性の話をする人もあまりいなくて」

── 紹介とかでよかったんですか?  もっとこう燃え上がるような恋がしたいとかは?

「う〜ん、マイペースなんですよね。あと、母親が私に対して『真面目に生きて欲しい』って思っていて、『美術系の人と付き合っちゃダメだよ』とか言ってたのが、頭の隅にちょっとあったんだと思います(笑)」

── あ〜、そうやって親が厳しく言うことって、わりと効力あるんですね。とはいえ美波さん、真面目な印象なので、悪いことばかりじゃないのかなと思います。

「心の底からは親の意見に賛同してはいなかったんですけど、毎日言われるとちょっとストッパーになってたんですかね〜」

── へえ〜、そういうことってあるんだ。面白い。彼はどんな人でしたか。

「いい人でした。ちょっと中性的で、草食系男子代表みたいな人。大手企業に勤めている社会人で、家族仲も良くて、なんと言うか、結婚向きの人だったんですよ」

── あ〜、安定した人。

「彼も私も、凄く恋愛したいとか、合コンしたいってタイプじゃないんですが、紹介者が場を盛り上げてくれたので、『一応連絡先交換しますか、じゃあ一応付き合いますか』みたいな感じに始まって(笑)。まあアリかな、みたいな。でも凄く相性が良くて、喧嘩なんか一度もしたことがなかったですね。これが後々26歳まで、7年間続きました」
PAGE 3

家と会社を往復するだけの夫に愛想が尽きて

── ええええ〜‼ そんなことあるんだ! 紹介とかだと「なんか受け入れられない」って思っちゃうこともあるみたいなんですけど、「この人でいいか」みたいな気持ちだったんですか?

「10代でこんなこと言うのはおこがましいんですけど、人間性とか性格とか、将来性があるとか、結構そういう部分を見ちゃってましたね。そもそも造詣的なことはあまり気にしません。まぁ、今の年齢になると人相とかは見ちゃいますけど(笑)。でも、お付き合いする人が多少ハゲてても太ってても全然気になりません。清潔感があればいいです」

── 本当に下世話な話でごめんなさい。美波さん、キスとかセックスに進むの、時間がかかりそうだなって思ってしまったんですけど……。

「あ、2〜3週間で済ましました(笑)。真面目に見られますけどノリはいいので、やることはやりますよ(笑)」

── ワハハハ! 意外にそうでしたか〜(笑)。その彼とはどうなったんですか。

「24歳で結婚しました。結婚向きの男性だったので。安定的だし、彼も社会人だったので、結婚という話が自然に出てきて」

── ご両親は大丈夫だったんですか?

「企業名でOKです(笑)。え? こだわるのそこ? って思いましたけど。これで彼がフリーターとかだったら、絶対にやめなさいって言ってたと思います」

── なるほど〜、企業名の印象は大きい〜。

「まぁ、私もその時にはいいと思っていたんです。ただ、そもそも好奇心が強くて、大学でさまざまなことを学び、モデルの仕事をするなかで、いろんな人に出会い、いろんな価値観に触れて、私はどんどん変わっていきました」

── そうか、出会う人もどんどん変わりますよね。

「はい、彼は生活が安定してるけど、熱い男気みたいなのがなくて。会社と家を往復するばかりの反復生活。会話の内容も昔の話ばかりで、時が止まってる感じがしました。優しくて素敵なんだけど、人としてはだいぶ何かに欠けてるなという気持ちがだんだん大きくなってしまい、価値観の違いという理由で、離婚を切り出しました」

※後編に続きます(こちら

■ bar bossa(バール ボッサ)

ワインを中心に手料理のおいしいおつまみや季節のチーズなどを取り揃えたバー。 BGMは静かなボサノヴァ。
住所/東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
営業時間 / 月~土 19:00~24:00
定休日 / 日・祝
問い合わせ/TEL 03-5458-4185

● 林 伸次(はやし・しんじ)

1969年徳島県生まれ。早稲田大学中退。レコード屋、ブラジル料理屋、バー勤務を経て、1997年渋谷に「bar bossa」をオープン。2001年、ネット上でBOSSA RECORDSを開業。選曲CD、CD ライナー執筆等多数。cakesで連載中のエッセー「ワイングラスのむこう側」が大人気となりバーのマスターと作家の二足のわらじ生活に。近著に小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる』(幻冬舎)、『なぜ、あの飲食店にお客が集まるのか』(旭屋出版)など。最新刊はcakesの連載から大人論を抜粋してまとめた『大人の条件』(産業編集センター)。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

LEON.JPの最新ニュースをお届けします。

RECOMMEND FOR YOUおすすめの記事

    RELATED ARTICLES関連記事

    SERIES:連載

    READ MORE

    買えるLEON

      SPECIAL