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2021.09.05

【第13回】鷲見玲奈(フリーアナウンサー)

鷲見玲奈「話していて楽しい人が好き。美人は3日で飽きるって言うけど、イケメンも同じかなと」

世のオヤジを代表して作家の樋口毅宏さんが今どきの才能溢れる女性に接近遭遇! その素顔に舌鋒鋭く迫る連載。第13回目のゲストは、フリーアナウンサーの鷲見玲奈さん。アナウンサーとしてだけでなく、グラビア、タレント、女優と活動の幅を広げる、いま注目の女性です。

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写真/椙本裕子 文/井上真規子 スタイリスト/佐々田加奈子(鷲見) ヘアメイク/鬼頭恵美(鷲見)

『さらば雑司が谷』『タモリ論』などの著書で知られる作家の樋口毅宏さんが、才能のある女性の魅力を掘り出す連載対談企画「樋口毅宏の手玉にとられたい!」。

第13回のゲストは、フリーアナウンサーの鷲見玲奈さん。2013年にテレビ東京へ入社後、エースアナウンサーとして活躍。さらにテレビ東京に在籍しながら『週刊ヤングジャンプ』の表紙&巻頭グラビアに抜擢され、注目を集めました。

昨年、フリーアナウンサーに転身後も『家、ついて行ってイイですか?』『FOOT×BRAIN』など、テレビ東京の番組に継続して出演。タレントとしてバラエティにも挑戦し、天真爛漫なキャラクターで新たな魅力を開花させました。今年は女優デビューに加え、1st写真集『すみにおけない』が8月4日に発売となり、その勢いは止まるところを知らず。そんな多彩すぎる鷲見さんの素顔に迫ります!

「毎月週プレが強力にプッシュしている人として認識していました」(樋口)

樋口毅宏(以下:樋口) 今日は暑い中、お越し頂きありがとうございます。恐縮ですが、僕は女性アナウンサーに詳しくなく、鷲見さんのことは『週刊プレイボーイ』が強力にプッシュしている人として認識していたんです。以前『週プレ』で連載をしていて、いまだに送ってくれるので。それで、今回表紙にも出られててすごいなと。

鷲見玲奈(以下:鷲見) ありがとうございます! 見ていただけてうれしいです。
樋口 そもそも鷲見さんは、局アナ時代に『週刊ヤングジャンプ』の表紙になってるんですよね。それ、すごいなと。

鷲見 私も、オファーが来た時はびっくりしました。局アナがグラビアに出るのは初めてだったんです。テレビ東京からも、会社的にもすごいことだから是非やってほしいと言われて!

樋口 さすがテレ東(笑)。そして、1st写真集『すみにおけない』の発売、おめでとうございます! アマゾン売り上げ1位、入手困難ということで、編集部が昨日ようやく手に入れてくれました。これ、本人の前で見てしまって、セクハラにならないかな?

鷲見 ありがとうございます。いえいえ、全然見てください〜(笑)。
樋口 表紙に『最初で最後の写真集』ってありますけど、こんなこと言っていいんですか!?

鷲見 最後と言いながら、どうせカムバックがあるんだろうって言われるんですけど、本当に誓って最後です(笑)。今回、やりたいことを全部やって全力を注いだので、これをもう一回やれって言われてもできないです!
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樋口 言い切っちゃいましたね。でも、確かに見応えがすごい! 本当にいろんな表情の鷲見さんが見られます。『週プレ』付録のDVDでもお話されてましたけど、3泊4日で沖縄まで撮影に行ったんですね。いまどきのゴールデンタイムにやってる、バス旅行番組より製作費がかかってるじゃないですか。

鷲見 アハハ。ほんとは海外の好きな場所に連れて行ってもらえるはずだったんですが、こういうご時世で東京近郊で撮る話になってたんです。でも、最終的には沖縄に行けたのでうれしかったです。海とプールにたくさん入ったんですけど、まだ4月だったので寒くて震えながら撮影しました(笑)。

「写真集の撮影のために体重2キロ増やしたんです」(鷲見)

樋口 写真の構成にも、一から関わったそうですね。

鷲見 そうなんです。写真から紙の種類、本の大きさ、表紙裏の色選びまで、すべての構成に関わらせてもらいました。デザイナーさんと相談しながら、めちゃくちゃこだわって作ったのですごく楽しかったです。

樋口 表紙も5種類ぐらい撮って、ギリギリまで迷われたとか。

鷲見 かなり迷いましたね。私は男性ファンのかたが多いんですが、今回は女性にも喜んでもらえるような写真集にしたかったんです。両親や友達にも自信をもって渡したくて。だからアイドル風の写真集ではなく、お洒落な雰囲気を目指しました。男性からすると、露出度的に少し物足りないかもしれないですが……。

樋口 そんなことないですよ!  可愛く撮れていて、女性ウケもいいだろうなと思いながら拝見してました。

鷲見 ありがとうございます!  カメラマンの三瓶さんがすごくセンスがよくて、素敵な写真を撮ってくださったので。
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樋口 (パラパラめくりながら)これ、めっちゃ足上がってますね〜。足、長~い!!

鷲見 いえいえ! でも今回、撮影のために体重2キロ増やしたんですよね。

樋口 ふ、増やしたんですか!?  体重を減らすんじゃなくて増やすって、聞いたことないですよ。

鷲見 少し前に撮影したグラビアの上がりを見たら、太もものあたりが細すぎるなと感じたんです。写真集を買うのは男性のかたが多いと思うので、肉づきが良いほうが魅力的に感じてもらえるかなと思いました。

樋口 それでも、まだこの小顔。すごい……。

「自分は何もできないんだって思った時期もありました」(鷲見)

樋口 鷲見さんはいつ頃からアナウンサーになりたいと思っていたんですか?

鷲見 学生時代から漠然と憧れていましたが、なるのは難しいだろうと勝手に諦めていて。就活を考え出した大学2年の時に、アナウンサーって実は会社員で、就職試験に受かればなれると知ったんです。そこから本格的に目指したので、準備を始めたのは遅いほうですね。
樋口 なるほど。どんな準備をされたんですか?

鷲見 まずは、アナウンサースクールに入りました。アナウンサーの試験は、原稿読みやカメラテストなど特殊な項目が多いので、スクールでは面接でのテクニックやエントリーシートの書き方など基礎的なことから、トータルで対策を受けました。

樋口 確かアナウンサーの就職試験は、面接の回数がすごく多いんですよね?

鷲見 私の時は7次試験くらいまであって、面接数回、筆記テスト、作文、カメラテスト、フリートークなどを受けました。

樋口 うわ~! すごい……。本当に狭き門ですね!  ちなみに、テレビ東京以外も受けたんですか?

鷲見 はい、北海道から九州まで地方局も受けました。理想は、東京のテレビ局で内定をもらうことでしたが、内定が出たら全国どこへでも行く覚悟でした。

樋口 フリーになったのは、昨年ですよね。テレビ東京には、何年くらい在籍していたんですか?

鷲見 2013年から20年の3月末までなので、丸7年。30歳の節目に退職して、フリーになりました。

樋口 新しい世界に行きたいという気持ちがあったんですか?
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鷲見 過去に転職を考えたこともあって、入社3、4年目の頃に本気で一般企業に転職しようと思い、転職サイトに登録しました。私の周りは27歳頃に転職する友人が多くて、自分も試しに中途採用の職務経歴書を書いてみたんですけど、全然チェックがつかなくて。アナウンサーって特殊技能が必要なんですが、いわゆる一般企業のスキルは全然身につかないんです。自分は何もできないんだって思い知らされました。

樋口 資格取ろうかな〜って思う時期、ありますよね。実際、フリーになってみてどうですか? とてもお忙しそうです。

鷲見 実は局アナって見えない所ですごく仕事をしているので、今は当時ほど忙しくはないです。前はレギュラーの生放送が週2〜3回に、収録が1回。さらに特番があったりスポーツ中継がイレギュラーで入ってくるので、その準備もして、空き時間に取材に行って、デスクでインタビュー音源を起こして、と常に頭と手を動かしてました。
樋口 それは、めちゃくちゃ忙しいですね! 今までたくさんの方を取材されてきたと思いますが、印象に残っている人は誰ですか?

鷲見 競馬騎手の武豊さんと、ボクシングの内山高志さんです。お二人とも人間的に本当に素晴らしい方で。入社2年目に競馬番組について、初めてインタビューをしたのが武さんだったんですが、私、緊張しすぎてうまく質問できなくて。そしたら、武さんが何を聞きたいか汲み取ってテレビでそのまま使えるように答えてくださったんです。

樋口 それは、すごい! うまいのは馬の扱いだけじゃないんですね(笑)。

鷲見 失礼な質問をしてしまっても、面白く拾って返してくれるんです。本当に天才だなって。ジョッキーだけじゃなく、何をやっても成功する方だと思います。
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「全然格好よくないのに不思議とモテる男性っているじゃないですか」(鷲見)

樋口 ところで編集部に聞けって言われたんで、畏れ多くも聞きますが(笑)、鷲見さんみたいな知性も美貌も兼ね備えた女性は、どんな男性が好きなんでしょう?

鷲見 そんなことないですよ、全然(笑)。でも、私は話していて楽しい人がいいですね。美人は3日で飽きるって言いますけど、イケメンも同じかなと。

樋口 おぉ!(笑)

鷲見 結局、一緒にいて心地いいかどうかだと思います。特に初めのうちは、仕事ができるとか、頭がいいとかより、もう少し話したいと思えるかどうかがポイントですね。

樋口 やっぱりコミュニケーション力ですか。

鷲見 別段格好いいわけじゃないのに、不思議とモテる男性っていますよね(笑)。それも話が上手だったり、さり気なく気配りできる人だったりすることが多いので。ただ、自分の話ばかりする人は苦手。わからない話を永遠続けられるとしんどいです。相手が本当にその話を楽しめているのかどうか、気づける力も必要ですよね。

樋口 それは、気をつけたいと思います……。ついつい熱を込めて喋ってしまうのは、男性が自分の好きなものを、どうにか可愛い子にも好きになってほしいという思いが空回りしてしまった結果ですね。では、どんな会話なら女性に嫌がられないんでしょう?

鷲見 何気ない会話でいいと思います。天気、時事問題、オリンピックとか、身近なネタでいいので、鉄板の話をもっておくといいかも。とにかく話題を広げて、相手のバリアを解いていくことが大切かと。あとは、相手が興味をもちそうな話題を引き出せるといいですよね。女性にも話したいことはあると思うので。

樋口 ふむふむ。
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鷲見 ただ、最初にプライベートな質問は絶対しちゃだめです。どこ住んでるの? とかいきなり聞かれると、バリアを解くどころか警戒されちゃうので。

樋口 わっ、すぐ聞いちゃいます(笑)。なかなか難しい!!

鷲見 「趣味は?」「音楽なに聴いてる?」「出身は?」とか普通でいいと思います。無理して若い人の話題について行く必要もないと思います。大切なのは、まずは相手の女性に興味をもって話題のテーマを提供すること。無理しても、結局相手に伝わってしまうので、あくまで自分が無理しなくてもいい質問だと特にいいですね。

樋口 鷲見さんは、まさにそういうコミュニケーションスキルを磨いてきたんですよね。

鷲見 そうですね。緊張を解く作業は、アナウンサーとしてもすごく大切。インタビューに慣れていない人だと、緊張して全然お話が聞けないこともあるので、取材前に相手のSNSをチェックして「犬、飼ってるんですか? 私も昔飼ってて。よかったら写真見せてください!」って全然違う話で盛り上がったり。そうすると相手の緊張がほぐれて、いざインタビューが始まると話が弾むようになるんです。
樋口 地頭の良さをびんびん感じます。もともとのコミュニケーション能力の高さが、さらに強化されたのがわかりました。

鷲見 そんなことないです(笑)。もともと、人が好きなんです。苦手意識をもたないことが大切ですよね。普通は人って話しかけられたらうれしいし、嫌だなって思う人もそんなにいないと思うから、ハードルを上げすぎず会話を楽しめばいいと思います。
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「高校生の時に芸能事務所で演技のお仕事を目指していたことも」(鷲見)

樋口 今年の初めには、女優としてドラマへの初出演も果たされました。アナウンサーから女優になった方だと野際陽子さんという大先輩もいらっしゃいますね。女優への興味はいつからあったんですか?

鷲見 実は高校生の時に演技のお仕事を目指すため、芸能事務所に所属していました。その時は結局諦めたのですが。もともと映画が大好きで、映画館でバイトしていたこともあったくらい。お給料が安くて東京都の最低賃金でしたが、映画をタダで見られる特典があったので(笑)。演技に興味をもったきっかけも映画かもしれません。

樋口 そうなんですね!  映画館ではさぞかし目立っていたでしょうね。好きな役者さんはいますか?

鷲見 戸田恵梨香さんです。絶対実在しないだろうってキャラクターも成立させてしまうので、本当にすごい女優さんだなと思います。『スペック』や『大恋愛』なんかも大好きでした。そうやって役と向き合う作業は楽しそうだし、機会をいただけたら自分もやってみたいなと思います。
樋口 最近見たおすすめの映画ってありますか?

鷲見 最近ではないのですが、私自身大好きで、ぜひLEONの読者にも見ていただきたいのが『今度は愛妻家』という映画なんですけど。奥さんに冷たく当たっていた夫が、奥さんの大切さを実感する作品。見終わったあとは奥さんを大事にしようって思えるはずです。一回見て、泣いてください!!

樋口 行定(勲)監督の作品ですね。これは確かにLEON読者向けですね。

鷲見 薬師丸ひろ子さんと豊川悦司さんが本当に役にピッタリで。行定監督の世界観、美しい映像、胸が締め付けられるようなストーリー、すべてにおいて素敵な作品でした。

樋口 いつか鷲見さんが行定監督の作品に出る日を心待ちにしています。これから、女優としても活躍されることを楽しみにしています。今日はありがとうございました!
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【対談を終えて】

鷲見さんとお話しながら思った。
“どこかでこの感じ、見たことある。あれだ、ハリウッドや韓国映画に出てくる、めっちゃ強い美女だ!”。
自分よりずっと戦闘能力が高い人を前にして、僕はずっと「美蛇に睨まれた醜蛙」状態でした。
「男のほうが群れをなして陰口を叩きますよね」
自分のことだ。すいません!
鷲見玲奈は若くして最前線で戦ってきた強者。こっちは脳天を吹っ飛ばされるザコ役。
写真集を買った読者貴兄、グラビアの鷲見さんは世を偲ぶ仮の姿。可愛い顔して中身は修羅だよ! 
今夜も尻尾を巻いて眠ることにします。

● 鷲見玲奈 (すみ・れいな)

1990年5月12日、岐阜県生まれ。首都大学東京(現・東京都立大学)卒。2013年、テレビ東京に入社。スポーツ番組やバラエティ番組など幅広いジャンルを担当。20年3月、テレビ東京を退社。2020年4月1日付でセント・フォースに所属し、フリーアナウンサーとして活動を開始。『家、ついて行ってイイですか?』『FOOT×BRAIN』(ともにテレビ東京)、『炎の体育会TV』(TBS)などに出演。
公式Instagram

● 樋口毅宏 (ひぐち・たけひろ)

1971年、東京都豊島区雑司が谷生まれ。出版社勤務の後、2009年『さらば雑司ケ谷』で作家デビュー。11年『民宿雪国』で第24回山本周五郎賞候補および第2回山田風太郎賞候補、12年『テロルのすべて』で第14回大藪春彦賞候補に。著書に『日本のセックス』『二十五の瞳』『愛される資格』『東京パパ友ラブストーリー』など。妻は弁護士でタレントの三輪記子さん。最新作は月刊『散歩の達人』で連載中の「失われた東京を求めて」をまとめたエッセイ集『大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた』
公式twitter 

鷲見玲奈ファースト&ラスト写真集 『すみにおけない』

撮影はグラビアの聖地・沖縄本島と、久米島で敢行。非日常感あふれる解放的な写真の数々を収録し、飾らない生身の彼女に迫りました。360度の美しい海が広がる「はての浜」で波と戯れる姿、大好きな馬に乗って海の中を闊歩する勇ましい(?)様、食事どきの満面の笑顔、ホテルの朝、パジャマ姿での眠たげな表情……そのすべてが眩しく、愛おしく、癒される。さまざまな角度から切り取った多彩な鷲見玲奈を、まるっと詰め込んだ一冊です。定価2200円(税込)。集英社刊

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