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2017.11.13

ジローラモに聞いた、超実践的! これが美人の口説き方【前編】

LEON的美人論を展開するうえで欠かせないということで、元祖モテるオヤジ、ジローラモに“美人の口説き方”を聞いてみました。そこからは、なかなかためになる恋愛論が飛び出してきましたよ。

CREDIT :

文/持田慎司 写真/野口貴司

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どうしたら美人にモテるのか? 男性なら誰でも知りたいところです。『LEON』において、モテるオヤジの代表と言えば、まずはジローさん。そこで、いつも美女たちにモテまくっているイメージの彼が考える「美人論」と、女性へのアプローチの仕方に迫ります。果たして元祖モテるオヤジの口説き方とはいかに?

若い時は外見の美しさばかりに気を取られていたけれど

――ジローさんが美人の中でも特に気になるのはどういうタイプですか?

「中身が綺麗な人。話すうちにどんどんチャーミングに見えてくるから、やっぱりそういう人は気になりますネ。外見にしたってちょっと磨けば光るというか。例えばクルマに乗る女性はやっぱりカッコイイし、仕事をバリバリこなす女性も魅力的ですネ。あと、旅によく行く人も話が合って良い。とにかく文化的、知的レベルが高いかどうか、そして、その人が何に興味があるのかの方が気になってしまいます。でも、若い時は見た目の美しさばかりに気を取られて、長続きしなかったことも、いっぱいありましたけど(笑)」

――美人でも口説きやすい美人、口説きづらい美人ってあるの?

「あると思いますね。特に過去に男性にトラウマを感じたことがある女性は口説きづらいかも。そういう彼女には安心感を抱かせることが大事だと思います。何回も一緒にご飯食べたりとか、ドライブを一緒に楽しんだりとか。

逆にわがままな美人は口説きやすい場合があるかも。周りの人は気難しそうだと思い込んでいるから、なかなかアプローチしようとしません。だから意外と美人の場合はライバルが少ないことも多いんですよ。それに一見気難しそうに見えても声をかけたら違う場合もあるしネ」
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日本には“名刺交換”という出会いに便利な文化がある

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――この人は口説ける、口説けないというのは一目でわかるの? どこで見分ける?

「それも分かりますなんとなくネ(笑)。でもどこを見れば、という全員に当てはまるものではなくて、コミュニケーションのなかで自然に感じます。例えばLINEのレスポンスがちょっと冷たかったり、一緒に食事をしても会話があんまり盛り上がらなかったり。そういう場合、時間はかかるけどちょっと引いてみたりします。

人の気分にはアップダウンがあるから。自分が好きな人になら、相手が落ち込んでいる時とかに自然と優しい言葉とかかけてあげられるでしょ? 下心がないといえばウソになりますけど、そういうことを繰り返していくうちに、距離を縮めていくのも、やっぱり大切ですネ」

――気になる女性がいたら、どうやって声をかけるの? 警戒心を抱かせない、最初のひと言とは?

「日本は便利な国です。名刺交換という文化があるから(笑)。たいていの人には『初めまして、ジローです』って言って名刺を渡せば自分の名刺も出してくれるし、連絡先の交換がとってもスムーズにいきますネ。あと最近はLINEのIDを交換するとか。ワタシの場合は、女性と連絡先を交換しているのを人に見られると、大抵その女性は周りの人から「ジローには気をつけた方が良いよ」と言われるらしいです。だから、みんなに気づかれないように、スピーディにできるLINEが良いですネ(笑)」

――相手のタイプによって戦略は変えるの? それともいつも同じ?

「それはもちろん変えます。それぞれキャラクターや好みは違いますから、一人ひとり変えていますね。例えば、インテリな人とは美術館に行くとか、旅行好きな人とはスペインのサグラダファミリア見に行ったりとか。一応、建築の勉強をしていたんで(笑)。遺跡とか昔のものを見に行くのもオススメです。やっぱりそこにはロマンがあるから。あと、水の流れ、木の匂いを感じられるところとかも良いですネ。しゃべらなくても良い場所にふたりでいると、なんだかドキドキしてきますから」
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男が口説くばかりでなく50:50の関係性を大切に

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――気になる女性は時間をかけて口説くの? それとも速攻で決めてダメならすぐ諦める?

「もちろん、スムーズに進むこともありますけど、基本は焦らずじっくり口説くタイプですね。やっぱり恋の駆け引きは釣りと一緒なので、そのやりとりがドキドキするんです。確かに時間は必要だけど、電話したりLINEしたりメールしたり。でも中にはLINEやメールが嫌いな人もいるでしょ。そこはしっかり見極めないとダメですね」

――自分をアピールする時に気をつけていることはありますか?

「先ほども話しましたが、ふたりだけのところで名刺渡したり、LINEのIDを交換したりはしません。あと、最初にふたりで話す時には、自分のアピールをするとことはあまりしません。むしろ相手の良いところや何が好きかを探すことをよくしています。

それとハプニングを仕掛けること。ふたりでご飯食べ行くことになれば、話していたところとは全然別の場所に連れて行ったり、すごく意外な場所に連れて行くとか。そういうことを繰り返すことで、自分に興味をもってもらう。面白い人だと思ってもらう。そうすると向こうもだんだん積極的になって『ジロー、今度はどこに連れてってくれるの』となる。結局はオトコが口説くばかりではなく、50:50の関係性ということを大切にしています。やっぱり男性が一方的にアプローチするばかりではダメだと思いますネ」

以下、【後編】に続きます。

●パンツェッタ・ジローラモ

1962年9月6日、ナポリ生まれ。建築一家の三男として、ナポリ建築大学在学中に亡き父の後を継ぐ。主に政府からの依頼を受け、歴史的建造物の修復にたずさわる。1988年から日本在住。以降、多数雑誌、番組などで祖国イタリアについて紹介。2006年、本国より騎士の称号「カバリエレ~イタリア連帯の星勲章」を贈られる。2014年3月、【連続して最も多くファッション誌の表紙を飾った数(男性モデル)】(もちろん『LEON』)という記録名でギネスワールドレコーズ2014に世界記録として認定。現在も更新中。 





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