2017.08.21
dj吉沢dynamite.jpが選ぶ「甘酸っぱい'80年代青春歌謡」18曲【試聴可】
最近人気沸騰中の80年代歌謡曲、通称「和モノ」その先駆者、吉沢さんがド直球なドライブミュージックをセレクトしてくれました。
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取材・文/山本晃(groove)
「ついつい口ずさみたくなる楽曲ばかりです」
と語る吉沢氏。
た、たしかに! 40代なら、タイトルを見ただけで口ずさみたくなる、いや、自動的に歌ってしまうほど、懐かしくも強力なメロディの曲がずらりと並びます。
しかし、そんなセレクトながら、洋楽、邦楽ともに盛り上がった80年代音楽を通過した人には、発見があるような曲を忍ばせるという、ギミックも効かせたそうです。
「昔は首都高~湾岸線をドライヴする為だけにミックス・テープを作ったりしたもんです。内容はブラコン!当時はこれが一番お洒落だと思っていました。何といっても洋楽がかっこよかったんです。なので、今回セレクトした中には当時の洋楽ヒット曲をどことなく感じさせる楽曲も忍ばせています。ドライブデートと言うよりは気の置けない仲間たちとの小旅行。スポーティなミニバンに乗って老舗温泉宿へ向かう道中、昔話に花を咲かせつつ、大合唱しながらお楽しみください(笑)」
本人が解説するプレイリストのキー曲とは!
TVドラマ『パパはニュースキャスター』の主題歌で有名な1曲。「歌謡曲には当時の洋楽ヒット曲を拝借してるのが多数存在します。この曲はTHE PRETENDERSの「Don’t Get Me Wrong」にソックリ。実際にDJミックスして繋げても全く違和感ないくらいグルーヴもテンポもほぼ一緒です」
「夢の途中」来生たかお
『セーラー服と機関銃』として薬師丸ひろ子に提供した異名同曲のセルフカバー曲。「歌詞も多少違うのですが、楽曲としては断然こちらの方が好きです。特にAメロのベースラインがカッコイイ」
「Rock’n Rouge」松田聖子
「赤いスイートピー」をはじめ、彼女の曲にはユーミンのペンネームである呉田軽穂によるヒット曲が多いが、こちらもその一つ。「胸キュン曲ヒットメーカーとしてこの人の右に出る者は未だ存在してないと思ってます。ユーミンの解説になってしまいましたが(笑)松田聖子の影の功労者ですね」
「スローモーション」中森明菜
彼女のデビュー曲であり、こちらも来生たかお作曲。「この曲のAメロの演奏を聴くとTHE POLICE「Roxanne」とダブります。ロスで録音されたらしいので外人のスタジオ・ミュージシャンでしょうか?この曲もベースラインが好きです」
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