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2020.10.10

【第30回】

男性をメッチャ好きにさせる女子の特徴とは?

美人とは「美」という高スペックを備えたスーパーカーのような存在。その“スーパーぶり”に男は憧れるわけですが、果たしてそのスペックは彼女に何をもたらすのか? 「ワイングラスのむこう側」(cakes)で人気の林伸次さんが、世の美人たちの隠された恋愛事情に迫ってみる連載です。

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取材/林伸次 写真・構成/木村千鶴

「ワイングラスの向こう側」(cakes)でおなじみ、奥渋谷のバー「BAR BOSSA」(バール・ボッサ)のマスターにして作家の林伸次さんが、バーテン仕込みの絶妙な話術でさまざまな美人さんの本音を聞き出す連載です。

テーマは今どきの美女たちの”悩める恋愛事情”。美人が出会った最低男を裏テーマに、彼女たちの恋愛体験(主に失敗)談と本音の恋愛観に迫ります。第30回目のゲストは、ウェブマーケティングの仕事をしている陽菜さん(28歳)です。

私のことをメッチャ好きになる男性を見つける能力がある

── ようこそいらっしゃいました、林です。

「こんにちは! 今日はよろしくお願いします」

── なんか笑顔がキラキラしてますねぇ(笑)。ちょっと、元AKBの小嶋陽菜さんっぽいというか。

「え〜初めて言われました。うれしいです」

── それならよかった。ここでは有名人の名前を借りてお呼びすることにしているので、今日は陽菜さんって呼ばせてもらいますね。陽菜さん、話し方とか仕草がすっごく可愛いんですけど、何か人前に出るようなお仕事をされているんですか。

「いえいえ。普通に会社員としてウェブマーケティングの仕事をしています。でも大学卒業後アパレルの会社で接客をしてたから、その影響もあるかもしれません」

── それでなのかなぁ。いやね、表情とか表現の大きさがタレントさんっぽいなって。これまで出てくれた元アイドルの人とかに雰囲気が似ていたので、そうかなと思ったんです。

「いやいや、もうありがたいです。確かに昔から愛嬌で乗り切ってきたところはあります」

──  あ~、誰からも好かれるタイプに感じます。でもそれって自分が思ってない人も引き寄せちゃったりしそうですね。

「あ〜そうですね、なんか勘違いされやすいんですよ、『俺と話してて楽しいでしょ』とかって」

── 勘違いされそう! もともと人の話を聞くのは好きなんですか。

「というか人と話すのが楽しいんです。でも誰に対しても同じ態度なのに、“俺といることが楽しいんでしょ”みたいに誤解されちゃう。接客しててもそういうのが多かったかな」

── 興味ない男には優しくしないとか、なんか調節みたいなことはしないんですか。女性によっては、勘違いされやすいからって態度を調節する人がいるんですよね。

「私としては一線を引いて接しているつもりなんですが、人から見たら近いんですよね?きっと。だから自分の基準でやってても、『あれ?俺のこと好きって思われてる?』ってことになっちゃう」
── 確かに“この子俺に気がある”って思われそうです。恋愛トラブル多くはないですか? ストーカーとか……。

「以前ありましたね、なんかおじさんに待ち伏せされたりとか。でもその時には彼氏に迎えにきてもらって大丈夫でしたけど。それでも比較的男性から嫌な目にあわされていない方だと思います」

── あ〜、愛されてここまで育ってきた雰囲気があります。

「ふふふ、私、自分のことを好きになってくれる男の子を見つける能力があるんです。ちょっと好きとかじゃなくって、めっちゃ好きになってくれる人がなぜか現れるんですよ〜(笑)」

── お、「モテ女現る」って感じでいいですね〜(笑)。
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昔はちょっとしたことですぐ冷めてました

── じゃあまずは初彼の話から聞いてもいいですか。

「中2で初めて彼ができたんですけど、地元が京都の田舎の方だったんで、遊ぶ所がそんなになくて、近所のゲーセンに行くくらいですぐ別れちゃいました。次の人とは1年くらい付き合ったのかな。同じクラスの野球部の子で」

── 中2だったんですね〜。1年も付き合ったら、その人とはキスしました?

「はい、『チューしよ』って言われて(笑)」

── 事前に(笑)!? どうやって言われたんですか。

「今日一緒に帰ろ、そん時にチューしよってメールが来て(笑)。私は乗り気じゃなかったので、“何言ってんの”って感じだったんですけど、そしたら本当に帰り道の公園で『ちょっと座ろう』とか言ってきて」

── きたきた!

「彼、こっち向いて、めっちゃリップとか塗ってて(笑)、これはそうだ~、するつもりだ~って」

── もうそれ、関西人ノリの笑いをとりにいくやつじゃなく?

「ガチだったんですよ〜。『いや、わかるやろ、やりたいことわかるやろ』って、5時頃下校したのに9時とかになるまで粘られて、もう仕方なしに。蚊にめっちゃ刺されるわ、家帰って遅いってお母さんに怒られるわで大変でした」

── ハハハ。 彼は自分でいろいろ計画を練ったんでしょうね。冗談みたいにしてしまおうとか。

「なんかもうロマンティックじゃないですよね、申告制みたいな(笑)」

── その後彼とはどうなったんですか。

「私がしょうもないことで冷めてしまったんです。映画を観た帰りの電車で横を見たら、彼、鼻毛がめっちゃ出てたんですよ(笑)」

── ワハハ、思春期の頃の女子って、男の人がきれいじゃないと気持ち悪くなっちゃうんですよね。

「そう、鼻毛もだし、プールの時間に泳ぐの下手だったとか、息継ぎの顔が嫌やとか、そういうことで『もう無理〜』ってなっちゃう(笑)。その頃は好きとかよくわかってないじゃないですか。だからちょっとしたことですぐ冷めちゃうんですね」

── これ読んでる男性、中学の時に“なんで俺がフラれたか”参考になるかもしれない(笑)。

「あれ、大丈夫ですかね、読んだ人が気にしちゃうかな。もちろん今はさすがにそんなことで嫌になったりしませんよ。人間性重視ですから」
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ワオ!童貞じゃない、アリ、みたいな(笑)

── なんか思春期の頃の話が面白いんで、もう少し聞いていいですか。

「こんな子供の頃の話でいいんですか(笑)。次はバスケ部のカッコいい男の子と付き合ったんですけど、その彼は友達の元カレで。でも私、恋愛のことも女の子の世界もまだよくわかってなくて。もう別れてるならいいんだろうと思ってたら、もの凄いバッシングをされたんですよ」

── あれれ、なんか挨拶しといたら大丈夫とかあるんですか。

「いえ、別れてすぐだったのがダメだったみたいで。私から告白したんでもないのに、クラス全員にシカトされるとか、しょうもないことになりました。過去のことでも所有権みたいなのが発生するんやなって、身を以て知った一件でした」

── それはかなり辛い思いをしちゃいましたね。しかし別れた後にも所有権って……。ジャイアンみたいだ。

「元カノが権力のある子だったんですよ。中学生って学校の中が全世界じゃないですか。その時は“なんでこんなことされるんやろ”って悲しくて、落ち込みました」

── 彼は助けてくれたんですか、その女の子に言ったりとか……。

「味方になって庇ってくれたり、落書きを消したりはしてくれましたけど、直接はね。まあ、女の子怖いんで(笑)」

── そうか〜、それくらいしかできないかもしれませんね。そうしたら、中学生の頃はキスまで?
「はい、初体験のことは雑誌とか調べてて、平均何歳とか(笑)。だから高2くらいならどうかな〜みたいに思ってました。でも、初めてする時には経験者じゃないと嫌で」

── あ、その雑誌には「相手はこういう人がいい」とかも書いてあるわけですか。

「そうそう、経験者がいいみたいな(笑)。でも当時付き合ってた彼氏は未経験だったので、迫られたけど嫌だったんです。なんかこう、もたつくのが嫌だな、リードしてくれる人がいいなと」

── あ〜途中でこの人は童貞だって気づいたんだ。

「そう、わ〜マジか、じゃあやめとこって思って(笑)」

── へえ〜、あの頃の女の子たちってそんなこと考えてんだ〜。それで、彼とはしなくて?

「最後まではしなかったです。結局その人は“好き好き”っていうのが重くなってきちゃって、ごめんなさいしました」

── 重いと嫌になっちゃうんですか。

「なっちゃうんですよ〜。身勝手なんですけど、自分のことを好きな人が好きなくせに、重すぎたり優しすぎたりするとつまんなくなっちゃうんです」

── そうか〜、程よいのがいいんですね。でもそしたら別れる時大変じゃないですか?

「大変ですよ。涙、涙の別れ際で、なんか手紙とか書かれちゃって。こんなに好きでいてくれてるのに、ひどいですよね」

── 彼も、あの~、できてないわけで(笑)、そうなっちゃいますよね。

「ちょっとかわいそうなことしたかなと(笑)」
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── 結局初めての時はどんな人だったんですか。

「同じクラスの、勉強ができる顔がめっちゃタイプの人と。彼はいじられやすい性格で、付き合う前に教室で他の男子に『お前アレやもんな、前の彼女と体育館でやったろ』ってからかわれてて、でも否定してなくて」

── ワハハ、男子のよくやるやつですね。

「そう、それ聞いて“ワオ、童貞じゃない、アリ!”みたいな(笑)」

── え〜〜! そんな感じで選んじゃうんですか。

「その頃はね(笑)。でもリードしてくれたし、事前のリサーチしておいてよかったって思いました。彼とはその後も楽しく付き合えましたよ」

── いや〜面白いな。やっぱり基本的に愛されてる感じがしますね。

「そうですね、愛してくれる人をたぶん選んでるんだと思います」

── それは自分から行くのかな。女性も参考になると思うので教えてください。

「いや、匂わせですね(笑)。気がある感じを匂わせて、相手に言わせる」

── その作戦はどうしたらいいんですか?

「まず出会いがあったとして、話しながらその人と付き合ったことを想像します。長く続きそうとか、喧嘩しても優しそうだな、いやこの人、上からきて嫌だなとか。それで今までの恋愛の仕方とかも聞いて、アリかナシかを判断します。ナシの場合はそこでバッサリ」

── わお~。でもそんな話をするまで、すぐに仲良くなれますか。

「あ〜どうしてるかな。私、好奇心が旺盛だから、相手に『何が好き?』とか聞くんですよ。で、『行きた~いとかやってみた~い』とか言うと、じゃあ今度一緒にって話になりませんか(笑)」

── わ〜、思惑通りな展開が予想される(笑)。相手は確実に自分のこと好きになってくれてる?

「そうなんですよね〜不思議なことに(笑)」

── でしょうね〜、男性は落ちますよ。可愛くて明るい女性がこんなに笑ってくれたらねえ。
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飲み屋に忘れたリップが翌日職場に届いて

── では、陽菜さんが出会ってきた中で「この人最高だな〜」って思ったのはどんな人ですか。

「みんないい人なんですけど、今の彼がやっぱりいいかな。前の店のお客さんなんですけど」

── あ、それ知りたい〜! 何度か通って、今度食事に行きましょうって連絡先を書いた紙とか渡してくるやつですか?

「あ、そういうのはゴミ箱ですね」

── あれ、ダメなんだ。

「そうですね、よくあるパターンですが、店長だったんでそういうのをOKにしてしまうとよくないだろうと」

── 立場的にはそうか。でもそしたら彼とはどうやって?

「彼はお店にも何回か来てたんですけど、飲み屋さんで偶然再会したんです。でも挨拶するくらいだったんですけど、私がテーブルにリップを忘れて帰っちゃったんです」

── あ〜凄い(笑)。技が凄い。

「いやいや、わざとじゃないですよ(笑)。でも翌日お店に紙袋が届いてて、中を見たら、リップと彼からの手紙が入ってたんです。それから会うようになって付き合いました」

── なるほど〜! みんな忘れ物しよう(笑)。デートの誘い方はどうしたらいいですか。

「最初は好きとか言わないで、さりげなく『今度飲む?』くらいにしてくれた方が私としてはテンションが上がります。これってどっち?好きなの?友達なの?って」

── そうか、この人私に気があるのかな、くらいの方が。

「はい、過程が面白いんですよ。男の人でも女子に対して可愛いとか好きって思ってる雰囲気が出ちゃう人っているけど、それはちょっとつまんない。彼はわかんなくて、誘われたのも意外で、なんか飲みに行くくらいいいかなって。まあその時、実は他に彼氏がいたんですけどね(笑)」

── えっと、そしたら彼氏がいても飲みにいくタイプですか?

「その当時の彼には不安や不満があったから、いろんな人と行ってましたけど、今は行かないです。行かないし、誘われたことを彼氏に言う(笑)。そしたら“放って置いたら男に誘われるんだ”って思うじゃないですか」
── さり気なく心配させるんですね(笑)。

「本当のことだし、まあ、そうすると大事にしてくれるという法則です(笑)」
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── あの、ちょっと聞いておきたいんですけど、浮気はしますか?

「したことは〜、以前ありましたね(笑)」

── 浮気ってなんでするんですか。あれですか、言い寄られたら転んじゃうとか?

「それは、その時の彼氏への気持ちによってかな。最近微妙やな〜とか、将来を考えられないとか、ちょっとした不満から冷めてきて、ですかね」

── 浮気がバレたことはないんですか。

「ないんですよ! でも1回ヤバいことがありました。A君と一晩過ごして、翌日B君とデートだったんですけど、出かける時に最寄りまでA君が送ってくれて、バイバイした途端に階段からB君が降りてきて」

── ひえ〜!!!(笑)。

「いやもう慌てて、『なんでいるの?』て聞いたら『迎えにきたんだよ』って言われて。あれは危なかった。私、たぶん嘘つくの下手だから、顔に出ちゃうし(笑)。それからもうやめようって思いました」

── その方が良さそうですね〜。陽菜さんはどんな男性が好きなんですか。

「気が利く人。みんなで飲んでる時にさっとお皿出してくれるような、周りをよく見てるな〜って思うような人が好き」

── 周りが見えてなくて、自分のやりたいようにやってる男はイヤですか?

「あんまり好きじゃないです」

── だったらいい人と巡り合えそうですね。オラオラ系とかにハマらなそう。

「基本的に真面目って人が好き。そういう人が私のことを好きになるのが楽しいんですよ(笑)」

── それが絶対にいいと思います。陽菜さんはちゃんと幸せになりそうな気がしますよ。今日はありがとうございました。

【林さんから〆のひと言】

この連載すごく長くなってきましたが、今回は本当に「典型的なモテるタイプ」でしたね。結局、モテるって、どれだけ相手の心をつかむか、そういうコミュニケーション能力のような気がしてきました。

BAR BOSSA(バール ボッサ)

ワインを中心に手料理のおいしいおつまみや季節のチーズなどを取り揃えたバー。 BGMは静かなボサノヴァ。
住所/東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
営業時間 / 月~土 19:00~24:00
定休日 / 日・祝
問い合わせ/TEL 03-5458-4185

林 伸次(はやし・しんじ)

1969年徳島県生まれ。早稲田大学中退。レコード屋、ブラジル料理屋、バー勤務を経て、1997年渋谷に「bar bossa」をオープン。2001年、ネット上でBOSSA RECORDSを開業。選曲CD、CD ライナー執筆等多数。cakesで連載中のエッセー「ワイングラスのむこう側」が大人気となりバーのマスターと作家の二足のわらじ生活に。最新刊「なぜ、あの飲食店にお客が集まるのか」(旭屋出版)は、林さんが「このお店はすごい! 」と感じた飲食店のオーナーに自らインタビュー取材。繁盛店の秘密に迫ったドラマティックなビジネス書です。

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