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  • 日本に上陸したシンガポール料理の名店で“エス肉(ニック)”に開眼!

2026.10.05

第6回 「CHATTERBOX CAFE(チャターボックス カフェ)」

日本に上陸したシンガポール料理の名店で“エス肉(ニック)”に開眼!

歌舞伎界のプリンスと呼ばれた時代を経て、現在は伝統芸能を超越したエンタテインメントとしての歌舞伎の未来も背負う存在となった十代目松本幸四郎さん(53歳)。毎月、数多くの舞台を踏む幸四郎さんが、パワーの源として愛してやまないのが肉料理! 王道レストランから本当は秘密にしておきたい行きつけの店、ちょいディープな穴場まで「こりゃいいや!」と太鼓判を押す、肉自慢の店へいざ!

CREDIT :

写真/前田 晃(MAETTICO) 文・コーディネート/小寺慶子 スタイリング/坂井辰翁 ヘアメイク/RYO(tron) 編集/石井 洋(Web LEON)

人生でほぼお初!? アジア屈指の鶏料理でつかのまのトリップ気分!

日本に上陸したシンガポール料理の名店で“エス肉(ニック)”に開眼!

「肉料理なら、なんでも大歓迎!」という幸四郎さんが、今回訪れたのは丸の内の『CHATTER BOX CAFE』。1971年にシンガポールに創業して以来、国内外から多くの食通を迎えてきたレストランが、今年1月に日本上陸を果たし、連日“本場の味”を求める人で大盛況! 「これまで自分のなかにはあまりエスニックという選択肢はなかったかもしれないです。興味はありますが、想像つかないなぁ」と幸四郎さん。


テーブルに着くとメニューを見ながら早くもそわそわ、そわそわ。フォークとナイフを手に取りながら


「早く美味しい料理をいただきたい!」とうずうず、うずうず。それでは、日本でもっともシンガポールに近いと言われる店でひと皮、剥けていただきましょう!

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日本に上陸したシンガポール料理の名店で“エス肉(ニック)”に開眼!

こちらのレストランの名物といえば、香味スープとともに柔らかく蒸した鶏肉が主役の「マンダリンチキンライス」という名を冠した海南鶏飯です。「ハイナンジーファン……? 初めて聞いた料理です。鶏肉を使っているのか〜。僕は自分が鳥になりたいくらい大好きなお肉。丑年なので、牛肉も好きですけれど、ヘルシーな鶏もいいですよね〜」


じゃぁ、幸四郎さん、ここでひとつ鳥のものまねを(笑)。スタッフのなんともな無茶ぶりに応えるや、スタッフがたまたま持っていたチップスを2枚加えてお茶目な“アヒル口”に。「この連載もすでに6回目になりますので、少しずつLEONさんの無茶ぶりにも慣れてきましたよ」と笑います。さすが、器が大きい!

こちらが名物のマンダリンチキンライス(2800円)。『CATTERBOX』を象徴するひと品で、自家製チリソース、ジンジャーピューレ、ダークソイソースで味変していただきます。

▲ こちらが名物のマンダリンチキンライス(2800円)。『CATTERBOX』を象徴するひと品で、自家製チリソース、ジンジャーピューレ、ダークソイソースで味変していただきます。

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お遊びはこのへんにして、さっそくマンダリンチキンライスを召し上がっていただきましょう! プリッ、ツヤッと輝く鶏肉は低温でじっくりと火を入れているため、しっとりジューシー。


まずはひと口。じっくり噛みしめると、幸四郎さんの口から「びっくりするほど美味しい」という言葉がもれます。「日本にもいろいろな鶏料理がありますが、アジアはまたひと味違いますね。これはほんのり温かくて鶏の風味も豊か。ジャスミンライスとの相性も抜群ですね。このソースもつけていいのかな?」

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3種のソースを少しずつつけながら「全部違う美味しさがあるなあ」と感激しているご様子。とくに自家製のチリソースが気に入ったようで、本気モードで食べ進めます。


「シンガポールに行ったことはないのですが、現地だとその店の味というのがあるのでしょうね。僕は仕事以外であまり遠くに行きたいタイプではないのですが、これを食べるためならシンガポール、ありです!」

バクテー2600円。黒豚のスペアリブを秘伝のスパイスとハーブスープでじっくり煮込んだ逸品であります。

▲ バクテー2600円。黒豚のスペアリブを秘伝のスパイスとハーブスープでじっくり煮込んだ逸品であります。

お次はもうひと皿、骨付き肉の薬膳スープを。こちらは肉骨茶(バクテー)といって、シンガポールとマレーシアを代表するスープ料理です。現地では朝食で食べるのが一般的。滋養に富んでおり、日本にも根強いファンがいるエスニックのひとつです。暑い夏が続き、さすがの幸四郎さんも少々お疲れ気味。スープのお味はいかがですか?

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「さっきのお料理は鶏が主役でしたが、こちらは豚なんですね。漢字で肉骨茶と書くと聞いて、もっとワイルドな味を想像していましたが、胃に沁みる優しさ。この揚げパンを浸して食べるとサクサクした食感が楽しめるのもいいですし、ライスにかけてもさらっと食べられる。薬膳を使っているのもあって、からだが整うような感覚になります」


ちなみに1品目と2品目のどちらがお好みでしたか?

日本に上陸したシンガポール料理の名店で“エス肉(ニック)”に開眼!
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日本に上陸したシンガポール料理の名店で“エス肉(ニック)”に開眼!

「そうですね。すごく悩むけれど……」と言いながらスタッフに目配せ。ふたたび鞄からチップスを取り出し「あまりの美味しさにびっくりしたのはこっち!」と、アヒル口の舞を披露。今日の幸四郎さんは、どうやら“気分鳥々”の様子です。

時計254万1000円/ゼニス

▲ 時計254万1000円/ゼニス

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「新しい食体験を通して異国の食文化は奥が深いことを知りました。それにしても、なんだろう。スパイスの効果か今日の僕はちょっとテンションがいつもと違うような……」と苦笑い。そ、そんなこと、ないですよ〜! 普段はあまり見られない幸四郎さんの一面を見たいというのも本連載のテーマのひとつなので、スタッフもお店の方も全員、表情豊かな幸四郎さんのトリコでございます!

ブルゾン15万4000円、Tシャツ3万3000円、パンツ10万2300円、ベルト参考商品/すべてエンポリオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)

▲ ブルゾン15万4000円、Tシャツ3万3000円、パンツ10万2300円、ベルト参考商品/すべてエンポリオアルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)

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「それなら、よかったです(笑)。なんでも初めてのことってドキドキするじゃないですか。舞台の初日もすごく緊張しますし、でもそういう感覚の積み重ねが成長につながりますよね。新しい食文化を知ることができて、とても楽しい時間でした。お約束の見栄もいっそう気合いが入ります!」とバーコーナーで渾身のポーズ。


幸四郎さんを夢中にさせた“パスポートのいらない、シンガポール”。ほかにも魅惑的な料理がたくさん。ワインやオリジナルカクテルも豊富に揃えているので、読者の皆様もぜひ、デートや会食で刺激的な“エス肉(ニック)”体験をお楽しみくださいませ!

チャターボックス カフェ

■ チャターボックス カフェ

住所/東京都千代田区丸の内2丁目4−1 丸の内ビルディング5F

TEL/03-6257-5866

営業/11:00〜14:30(L.O.)、17:00〜21:30(L.O.)

無休

HP/https://chatterboxcafe.jp

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松本幸四郎(まつもと・こうしろう)

● 松本幸四郎(まつもと・こうしろう)

松本幸四郎(まつもと・こうしろう)8歳で七代目市川染五郎を襲名。2018年1月、歌舞伎座高麗屋三代襲名披露公演で十代目松本幸四郎を襲名する。舞踊の名手でもあり、松本流家元も兼ねる。俳優としても知られ、演劇、テレビや映画など幅広いフィールドと役柄で活躍中。10月4日(日)、日本舞踊家・尾上紫さんとの初自主公演 日本舞踊『紫薫 shikun』(セルリアンタワー能楽堂)を開催。長唄「旅」、新作舞踊「昼の月」。10月10日(土)、『鬼平犯科帳』連続シリーズ、第8弾「本所の銕」〈倅・市川染五郎主演〉が時代劇専門チャンネルにて昼1時/夜7時放送。時代劇専門チャンネルNETにて配信開始。第9弾「密告」は今冬放送・配信予定。10月24日(土)、『今藤会』(歌舞伎座)「二人腕久」を小鼓にて染五郎と出演。10月25日(日)、今年で17年目『渋谷金王丸伝説&歌舞伎リーディング』(渋谷文化総合センター大和田 伝承ホール)に出演。11月は『歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎』“通し狂言 仮名手本忠臣蔵” 大星由良之助役にて出演。12月は『南座 吉例顔見世興行』昼の部「音羽嶽だんまり」「河内山」(Bプロ)、夜の部「木挽町のあだ討ち」に出演。


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■ お問い合わせ

ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070

ゼニス 03-3575-5861

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