W主演、青山めぐ＆雪平莉左。妄想「いい女」絵巻 -1-

どんな時代になってもオトコは妄想してしまうのです。「いい女」のことを。
今回の特集では、事前にアンケートを実施。
そこで読者から上がった、さまざまな「いい女」を、人気タレント青山めぐさんと、雪平莉左さんが演じてくれました。

アンケートの上位に上がった「立ち姿の美しい女性」
姿勢のいい女性からは、なんともいえない凛とした空気が漂うわけで。
そういう気配に世のオトコたちは弱いんですね。

ただ、姿勢の良さって男女ともに、とも言えそう。
それはきっと、生き方にも筋が通っていそうな印象を受けるからなのかも？

挨拶の美しい女性。
これは単に見栄えのいい挨拶をできるって話じゃないようで。
人とのコミュニケーションを大事にしている。
相手を慮っている。
そんな人としての姿勢の美しさを象徴しているのが、挨拶なんでしょう。

笑顔。これ、「いいオトコ」の条件にも登場いたしました。
素敵な笑顔は「いい女」、「いいオトコ」の大事な条件ってことなんですね。
笑顔にはその人の思想やら、生き方なんかが自然と現れちゃう。
そんな嘘のつけないものだからこそ、美しい笑顔の女性は、とても素敵なんですよね。

日本のオトコたちは古来から
女性のうなじにこだわってきました。
見返り美人なんてのもその象徴でしょう。
なんで女性のうなじはこんなにもオトコを魅了するのでしょう？
理由はわかりません（笑）。
でも、ほら写真を見たら納得ですよね？

── まずは今日の撮影の感想を。

青山　露出度が少な目で意外でした。脚出して、腕出してかと思ったら、最初がTシャツにGパンだったんで、えっ？と思って。すごいラフなんだけど、いいんだと。そもそも、今日はすっぴんに近いナチュラルメイクだし、ポージングとか表情も極力ナチュラルでみたいなリクエストがありまして、その時点で男性の考えている「いい女」像と女性の考えている「いい女」像は真逆だなって思いました。私たちは化粧濃くバッチリキメればキメるほど「いい女」っていうイメージがあったんで。

── 今までの仕事の中で求められたのがそういう「いい女」像だったと？

青山　いえ。今までもグラビアはいつもすっぴんに近かったりとか、あんまりキメると、力抜いてと結構言われていて。だから男性から見る「いい女」って全然違うんだなっていうのは、前から薄々感じてはいたんですけど、今日も案の定(笑)。

── なるほど(笑)。雪平さんは？

雪平　いまは私はグラビアが多いので、服を着て撮るのは逆に緊張しました(笑)。グラビアでは割と自然体と見せかけてポージングしているところがあるのですが、今回は本当に日常の中での動作とか、自然な立ち姿とかだったので。それにプラス、体のラインがはっきり見える服装でもなかったので、見せ方があんまり想像できないというか。けっこうポージングが難しかったです。でも、すごい勉強になりました。こういうファッションのモデルのお仕事も増やしていけたらいいなと思っているので、すごくありがたい撮影でした。

── 「いい女」ランキングも見ていただきましたがその感想は？

青山　意外とビジュアル面じゃなくて、内面とか所作とかそういう感じなんですね。当たり前だけど難しいことばっかりだなと。愚痴や陰口を言わないとか、美しい挨拶とか、簡単なように思えて意外に難しいですよね。でもやっぱりランキング上位は特に男女とも思う「いい女性」像ですよね。

雪平　私は逆に女性も内面の方を重要視している人が多いんじゃないかと思っているので、男女ともにこういう風になるのは全然違和感がないですね。外見だけで言ったらいい人ってたくさんいると思うので、そうなってくると、内面のほうが大事ですよね。今は「いい女」も「いい男」も同じ条件を求められているのかなとも思います。

── 気になった項目はありますか？

青山　立ち姿ですかね。姿勢は私もこの業界に入る時に言われて自分で直しました。お寿司屋さんのカウンターでこうやって（背中を丸めて）食べていたら、それは友達だったんですけど、「みっともないよ。気を付けたほうがいいよ」ってすごい言われて。自分では無意識だったので、それからは街中で鏡があればシュッとしてみたりとか、意識するようにしていましたね。