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2017.12.07

あなたの愛、本当に伝わってる? 今さら聞けない、贈り物の常識・非常識

つきあい始めの彼女には何を贈るべき? 花束はやっぱり大きい方がいい? ランジェリーって贈っても大丈夫? 贈り物選びのプロ、ギフトコンシェルジュに聞いてみました。

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文/牛丸由紀子

やってきましたギフトシーズン。プレゼントする方ももらう方もワクワク、ドキドキの季節です。でも、せっかくの愛を込めたプレゼントも相手の心に通じなければ意味がありません。
そこで、さまざまなシチュエーションで最適な贈り物を提案するギフトコンシェルジュの真野知子さんに、彼女との関係性にあわせた贈り物や、今さら聞けない疑問をしっかり教えていただきました。

関係別で攻略!プレゼントの傾向と対策

●「これまでもこれからもよろしく!」
ステディな関係の彼女に贈るなら?
相手の好みもわかっているし、今までもいろんなプレゼントは贈り済み。しかし、親しき中にも礼儀あり。まずはおざなりなプレゼントにならないように気をつけたいもの。

「ジュエリーなら、あえていつもの彼女のスタイルとは異なる遊び心のあるデザインを選びましょう」というのが真野さんのアドバイス。「例えばパールなら、年齢的にもオーソドックスな一連ネックレスはすでに持っているはず。そこで、もっとモダンなデザインを選択。『意外とこういうのも似合うんじゃないかな?』というひと言とともに渡してください。そんな冒険ができるのも、今までの彼女をよく知る関係だからこそです」

いつものハイブランドのアイテムに、刻印サービスもおすすめ。「イニシャルだけではなく、手書きのメッセージやイラストまで刻印可能なブランドもあります。つきあい初めでもらったら重すぎるけど、ふたりにしかわからない秘密の言葉やユーモアをこめたメッセージを入れても、長いつきあいの彼女なら受け入れてくれるはず」

ただし、注意したいのが過度の特別感。「渡す場所やシチュエーションに凝り過ぎなくても大丈夫。頑張りすぎて特別感出し過ぎると『今日だけなぜ特別?アヤシイ!』と変に勘繰られることもありますから(笑)」

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●「これからもずっと一緒に……」

●「これからもずっと一緒に……」
交際を始めて間もない彼女にて贈るなら?
「やはりこういう場合のジュエリーは最強アイテム。女性自身がちょっと頑張って手に入れられるレベルでは感動が小さいので、いつもとはワンランク上のものを」

彼女が今持っている時計と同じブランドでも、ダイヤが入ったジュエリータイプを選ぶというのもアリ。ペアの腕時計などずっと身につけるものも、この関係性なら最適です。

「今さらリムジンを借りたり、ヘリで告白(笑)などは、20代の経験浅い女子ならいいけれど、オトナの女性には頑張りすぎが伝わっちゃうので逆効果。シチュエーションより、ちゃんと贈るモノに意味をもたせるのがいいと思います。これまでの二人の共有してきた時間の中にヒントがあるはず。彼女が『いいね』と言っていた場所や景色、モノなどを紐解く努力をしてみましょう」

普段の観察力と彼女とのコミュニケーションの深さがモノを言うのが、この関係性。馴れ合いにならず、彼女が何に喜び好奇心をもっているのか、常日頃からアンテナを張っておきましょう。
●「このプレゼントをきっかけに……」
これからちゃんとつきあいたい彼女に贈るなら?
好みがまだつかみきれない……そんな関係の時は悩んで間違ったものを買ってしまうより、一緒に買いに行くのがおすすめ。
「“サプライズ”もいいですが、そこにこだわるあまり、贈り物の内容が空回りしてしまうことも多いんです」

そう、正直に言いましょう。女性が心の奥底で「こんな予算があるならもっと違うものを……」と感じることは一度や二度ではないのです(笑) 。

「間違った趣味のモノを渡すより、一緒に行って彼女が欲しいモノを選んであげましょう。彼女がディスプレイやショーケースを見ている間に、お店のスタッフにそっと『このぐらいの予算で彼女にプレゼントしたいので、いくつかみつくろって』と伝えておけば、買い物もスマート。もちろん予想以上の価格にあたふたする心配もありません」

そして、いいところを見せようと頑張りすぎも禁物。「高価すぎるものやメッセージ入りなど、最初から重すぎるモノは避けた方が良いでしょう。『この人のこと、どこまで信じていいのかな?』と不安をあおる可能性もありますし、逆に相手の期待度がどんどん上がっていく場合もあるので、いずれにしろお互いにツラくなってしまいます」

ここぞの場面でも、鼻息の荒さを感じさせないオトナの余裕を見せて、相手との距離は少しずつ詰めるのが深いお付き合いへの近道なのです。

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これってアリ? 今さら聞けない贈り物の悩みを解決!

これってアリ? 今さら聞けない贈り物の悩みを解決!

★カードは必ずつけるべき?
「カードは贈り物の意味を伝えるもの。どういう気持ちで贈るかをひと言でいいからカードに書いて添えましょう」
それが感謝の気持ちなのか謝罪なのか、はたまた愛の告白なのか、贈り手はわかっているつもりでも、案外相手にはちゃんと伝わっていないことも多いと、真野さんは言います。
「例えばイメージの違うものを渡されても『たまにはこんなスタイルも似合うと思うよ』というひと言があれば、相手に優しさが伝わりますよね」 
ただし、彼女が欲しいと言っていたモノを渡す時は、カードなしでOK。「その方が開けた時のサプライズが効果的。言葉はいりません。時には言葉以上に気持ちが伝わることもありますよ」
★ランジェリーのプレゼントってアリ?
「美しくいて欲しいという気持ちで贈られるのは、悪い気はしないもの。長い付き合いの中でいきなり渡すのは“今さら感”がありますが、つきあい始めてちょうど盛り上がっているころならいいと思います。彼女も『彼の趣味はこんな感じなのね』とわかるというメリットも」
とはいえ、一緒に買いに行くのはさすがにNG。「セレクトショップのランジェリーコーナーやオンラインショップなら、男性も買いやすいのでおすすめです」
★ペアのアイテムってアリ?
例えばキーホルダーやグローブなど、さりげない小物ならオトナ的ペアの楽しみ方に。
「着るものでもバスローブやナイトウエアなど、室内着なら親密感も出るので良いと思います」
★本や映画のDVDなど、自分が好きな趣味のものを渡してもOK?
「あくまでも日常のプレゼント。残念ながら特別なプレゼント感にはならないでしょう。『興味があったら観てみて』ぐらいのスタンスで」
★スイーツなど消えモノはアリ?
「“サンクスギフト”のような何気ない日常の贈り物ならアリですが、親密な関係を築きたい時の贈り物には物足りません」
逆に気軽に受け取れるので、気をもたせないで誤解を招かない贈り物としてぜひご活用を。

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★困った時はやっぱり花束?

★困った時はやっぱり花束?
王道の花束も、実は要注意。「大きな花束を入れられる花瓶は、家に無いことも多いですよね。それよりは花瓶が無くてもそのまま飾れるボックスアレンジタイプのものを。香水のようなボックスに入った1輪のバラや、ガラス瓶に色鮮やかな花を詰めたボトルフラワーなどもおすすめです」
そして必ずひと言添えて。「お花がいきなり送られてきたら、びっくりするもの。記念日なのかお礼なのか、ちゃんとその意味を伝えましょう」
★超予約困難店、やっと取れたけどどう?
「2年待ちのレストランなど、稀少性ある場所は非日常を演出できるので、女性には喜ばれると思います。でも女性はけっこう現実的。『2年前はまだつきあってなかったけど???』と計算されないよう、気をつけましょう(笑)」
★香水を贈るのは難しい?
「確かに好き嫌いがわかれるので、贈るならいくつか種類が入ったコフレタイプのものを。好きなものを見つけられるし、もし使わなくてもインテリアのアクセントにもなります。香りの選択に悩むようでしたら、素敵なパフュームボトルなどをデザインで選ぶのもおすすめですよ」
★ふとした時のさりげないプレゼントに悩んでいます……
「おすすめはホテルなどのスパのチケット。強引にどこかに連れて行くというのではなく、自分自身の時間も大切にして欲しいという気持ちを感じるはずです。『きれいになってくれたら僕もうれしい』と、あなたが彼女を大事に思っている感じも伝わります」
「でも、本当のことを言えば、贈り物に絶対NGなものはないと思うんです」とは真野さんから最後のアドバイス。
「相手のことを考えながら、自分の気持ちにぴったり合うものを探すのが贈り物の楽しさ。これはダメかも?と怖がらずに、まずは贈ってみて欲しいと思います」

そう、贈り物に間違いはなし。真野さんからは「もし失敗してもそれは次へのステップ。だから恐れずに、どんどんプレゼントしてくださいね」との心強いお言葉が。 

ちなみに“gift”、ドイツ語では大昔は「贈り物」の意味だったそうですが、現在の意味はなんと“毒”! 相手の喜ぶ顔にこそ自分の喜びを見出すのが贈り物の真髄です。まずは無償の愛をたっぷり注いで、あなたの贈り物が“毒”にならないよう、健闘を祈ります!

◆真野知子/ギフトコンシェルジュ、キュレーター

手土産などの日常的なギフトから、バレンタイン、クリスマスなどのシーズナルギフトまで、贈り物の多彩なシーンに合わせて、モノやコトをセレクトし紹介する、ギフトのスペシャリスト。商品企画&プロデュース、各種選考委員など多方面で活躍中。著書に「真野知子の大切な日のためのギフトマニュアル」マーブルブックス刊。

Twitter:https://twitter.com/mano_tomoko

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