2018.11.29

花束→時計→服の次に贈るギフトの正解とは?

ギフトは知らぬ男女の距離を縮めたり、仲を深めたりするのに最高の小道具。ギフト上手がモテるきっかけを作ります。なかでもちょっと刺激を求めるなら、「下着」が有効です。その選びとやり取りのコツをお教えします。

CREDIT :

文/川原好恵(ランジェリージャーナリスト・ライター)

オトナのギフトには、ユーモアとセンスが必須です

距離を縮める、愛を深める、あるいは許しを請う……男と女のさまざまな場面において贈り物は、どんな言葉よりも雄弁なのは、よくご存知ですよね。

求めるのが“刺激”となれば、もちろん選ぶ贈り物は「下着」でキマリなわけですが、下心全開では彼女の腰も引けるというもの。ユーモアとセンス、そしてラグジュアリー感で笑顔を誘う、これがオトナのギフトの基本です。
「そもそも下着を贈るなんて、ハードル高過ぎ」そうお考えの諸兄もいらっしゃるかもしれませんが、欧米において下着はパートナーへのギフトの大定番。

恋人の日であるバレンタインともなれば、デパートのウィンドーにはハートモチーフと共に艶やかな下着が飾られますし、フランスを代表するランジェリーブランド「オーバドゥ」のブティックでは、バレンタイン前になると女性より男性客が多くなるという現象も。

そう、大人の関係である男女にとって、下着は刺激的かつ親密な関係を築くための大切なコミュニケーションツールなのです。
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© Photononstop/AFLO

名作に学ぶ、”粋なギフト”の選び方

それを如実に表現しているのが、映画『ナインハーフ』でミッキー・ローク演じる伊達男が白のガーターベルトを贈るシーン。“ストール”のギフトで始まった二人の関係。

“花束”“時計”“服”と続き、さらに深い営みへ進む小道具として“下着”のギフトが効果的に使われています。成熟した関係においては、裸でいるより下着という薄衣をまとった女性のほうがよりエロティックであり、その姿を愛でることが二人の仲を密にする……ということなのですね。

ならば日本のオトコもそのハードルに果敢に挑まねば、とはいえ、その選びには配慮しないと、失笑を買うどころか、心が離れてしまうというアクシデントに見舞われる危険性も……。まずは、この3つを押さえるのが基本かと。

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二人の仲を密にしたいなら……押さえるべき3箇条

ギフトの鉄則 その1

ラグジュアリー感が漂うブランドを選ぶべし

少々キワドいデザインのものでも、上質なレースで作られていれば「あら、ステキ♡」となるのが女ゴコロ。ヨーロッパのラグジュアリーブランドなら、まず間違いなし。

ギフトの鉄則 その2

サイズの細かいアイテムは避けるべし

サイズが細かく分かれるブラジャーは、ジャストサイズを知っている場合以外、ギフトには不向き。Mサイズならだいたいカバーできる、スリップやパンティが初心者にはおすすめ。

ギフトの鉄則 その3

ちょい語れる小ネタを用意するべし

「エロ目線」ではないことを示すパフォーマンスとして、「これぞ君にふさわしい下着」であることを語るウンチクを用意しておくこと。さり気なく、ブランドの歴史を語れればOK。
そして、実際に身に着けてきてくれたら、もちろんその姿を誉めることを忘れずに。実はココが最も重要な点。そこで褒め言葉を並び連ねるのは野暮。

多くを語らず、ミッキー・ロークよろしく笑顔でしかと目視し、「いいね」のひとことで十分。

だってオトコが選んだ下着を身に着けた時点で、すでにオンナの刺激的なドラマは始まっているのですから。

● 川原好恵 / ランジェリージャーナリスト・ライター

文化服装学院卒業。ファッションビルで販売促進、広報、店舗開発を経験した後、フリーランスとして独立。下着通販カタログの商品企画などを経て、現在はランジェリーやビューティを中心に執筆を行う。なかでも、海外のランジェリー市場については定期的に取材を行い、最新情報をリポートしている。

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