2019.08.21
【動画】インスタ映えする、シゲキ的な一杯の作り方
ショットグラスでテキーラを浴びるのはまだまだ子供。大人のホットなショットグラスはインスタ映えも抜群なハラペーニョです!
- CREDIT :
文/木村 千鶴 撮影、動画編集/阿部 敬史、橋本 朱理 実演/高橋 隆弘(BAR 漆)
暑い地域の食事にはスパイシーなものが多いですよね。これは辛いものを食べて汗をかき、体温を下げ、刺激で食欲を増進させるなど、夏にぴったりな効能があるからです。ですが、それ以上にイイコトもあるようで❤
テキーラ×ハラペーニョショットの作り方
1. 酒器をつくる
2. 酒器を飾る
「手袋は面倒だからいいや!」と素手で作業していた方々。このあたりから、指先や顔などに“痛い”という異変が現れますのでご用心を。
というのも、目には見えませんが切り口や種をくりぬいた部分からは激辛の成分が出ているのです。その成分に触れた手で触ったもの全てが危険物へと豹変します。無意識に触った携帯電話を2日間ビリビリマシーンにしてしまった私が言うので、間違いはありません。どうぞ手袋をお使いくださいませ。
3. テキーラを注ぐ
ハラペーニョをサクッと切る音、テキーラをトクトクと注ぐ音など、サウンドがクセになる音フェチなレシピ動画を、ぜひ音声とともにどうぞ。
では、最後にこのショットのもうひとつの❤︎な効能をご紹介しましょう。
脳内では痛み(辛みは痛みと認識されます)を感じると、それを緩和するためにβエンドルフィンが分泌されるそう。βエンドルフィンは至福感や陶酔感といった快感をもたらすともいわれています。
つまり、このショットを頂いたあのコがなんだかイイ感じ〜になる可能性が。
さらに強烈な刺激体験を共有することで、苦難?を乗り越えたという共感からちょっと特別な雰囲気になったりして?
と、妄想はさておき、この夏、ぜひこちらのホットなショットを試しあれ!
● 高橋 隆弘(BAR 漆オーナーバーテンダー)
バーテンダー歴20年。シーバスリーガル グランドマスター。アンダルシア政府公認公式ベネンシアドール。2014年横浜カクテルコンペティショングランプリ市長賞受賞。2016年横浜カクテルコンペティションレジェンドカップ最優秀賞神奈川県知事賞受賞。横浜開港150周年記念カクテルコンペティションベストテクニカル賞受賞。他多数受賞。2011年に恵比寿にて「BAR 漆」をオープンし、オーナーバーテンダーを務める。