2021.02.26

VOL.11「まるでトレンディドラマの作家?」

デートのサプライズはどう作るのか?

人気放送作家にして戦略的PRコンサルタントでもある野呂エイシロウさんが、長い業界生活の中で見聞きし、あるいは遭遇した、恋するオヤジさんたちの愛すべき艶話をこっそり披露する連載です。

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文/野呂エイシロウ イラスト/早乙女道春、林田秀一

人気放送作家にして戦略的PRコンサルタントでもある野呂エイシロウさんが、世の恋するオヤジさんたちの愛すべき艶話をこっそり披露する連載。今回のテーマは……。

■ Theme11「まるでトレンディドラマの作家?」

その男は、まるで作家である。筆者は放送作家だが、彼は遥かに作家らしい男だ。彼はビジネスマンをやめて恋愛小説家になったほうがいいと、ボクは彼を常に評価しているし、尊敬もしている。彼のサプライズの逸話は山のようにあり、常に華麗であるから今回ご披露しよう。
今から6年ほど前の虎ノ門ヒルズのオープン当日の話。仕事帰りのその彼は、以前から好意をもっていた同僚の女性に「折角だから虎ノ門ヒルズで御飯でも食べない?」と誘った。彼女もちょっと興味があり気軽にOK。

それでヒルズの飲食店に向かうのだが、初日とあってどの店も大行列。「やっぱり無理かもね」と諦めコメントの彼女。「一応、アンダーズ東京のレストランも見てみない?」と半分強引に51階へ昇ると、そこも行列。「ほら無理だよ」と呆れている彼女。彼は、行列の先頭にある受付に向かい、堂々と名前を述べた。「お客様、お待ちしておりました」と、夜景の見えるテーブルへ案内。

そう、実は、彼は最初からレストランを予約していたのである。階下のレストラン巡りは、単なる序章に過ぎなかったのである。「スゴ〜イ!」とそのサプライズと景色に驚いている彼女。さらに食後は、「バーで一杯飲まない?」と誘い出すも、実は階下に部屋をとってあったのである。その夜の続きはご想像のとおり。ベタなトレンディドラマに出てくる物語の連続なのである。最近もフォーシーズンズ東京大手町でサプライズの花火を打ち上げたらしい。彼の作家魂は磨きをかけているらしいが続編はまた次の機会に。

野呂エイシロウ

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送作家デビュー。気さくな人柄と豊富な知識、そして巧みな話術にファンも多い。現在は戦略的PRコンサルタント業務など、多忙を極める。

2021年2月号より

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