2017年4月20日(木)にオープンを控えた銀座エリア最大級の複合商業施設、「GINZA SIX」。これを語るのに欠かせない重要なポイントのひとつに、「目で見る」ということがあります。普段は見えないものが見える場所。それが「GINZA SIX」なのです。
一歩外に出て街を歩けば、スマートフォンを片手に下を向く人ばかり。しかし、「GINZA SIX」では人々が自然に顔を上げたくなるアートがあふれています。また、目に見えない「GINZA SIX」という場所が持つ意味や価値を、見事に視覚化した美しいショートフィルムも必見です。
ポイント① 草間彌生氏の限定展示

作品の重要なイメージはドット(水玉)とネット(網)。またモチーフとしてしばしばカボチャが登場することも特徴のひとつです。今回は、白地に赤いドットのカボチャ形バルーン14個がシャンデリアのように吹き抜けの空間に浮かび、訪れる人の目に新鮮な驚きと喜びを与えてくれます。
また、国立新美術館で開催中の「草間彌生 わが永遠の魂」展に関連し、4Fイベントスペースに“YAYOI KUSAMA POP UP STORE「わが永遠の魂」”が期間限定でオープン。ポップでかわいいグッズや「草間彌生 わが永遠の魂」展の限定品もここで入手できるので、おみやげに是非。
ポイント② 対になっている2つの壁面展示
館内2カ所(中央通り側と三原通り側の吹き抜け)の大きな壁面には、JTQ谷川じゅんじ氏プロデュースによる、対となる2つのアート作品が登場します。

チームラボは、デジタル社会の多分野のスペシャリストから構成されたウルトラテクノロジスト集団で、これまで体験型アートなど、デジタルを駆使した仕掛けで世の中に驚きを与える作品を多く生み出してきました。「GINZA SIX」に現れたデジタルインスタレーション、三次元空間上に立体的に描かれた“滝”とはどういったものなのか。チームラボが考える「超主観空間」による映像作品を、ぜひとも体感してくださいませ。

デジタルとリアルが対となった、まったく異なる作品のように見えますが、よく見ると驚きの共通点があるのです。それは、ぜひ実際にご自分の目で見つけてくださいませ。
ポイント③「LOUNGE SIX」内の展示作品
「GINZA SIX」には、上顧客のための特別なラウンジ「LOUNGE SIX」があります。内部の空間デザインを手掛けるのは新素材研究所の杉本博司氏と榊田倫之氏です。
エントランスを飾る黒漆喰の外壁や、茶室に使うような木材、アンティークの市電敷石など、素材や工法は古来のものを使用し、それを現代的なスケールに合わせて仕上げる独自のデザインは、ディティールまで凝っていて、実に粋でユニークです。
ラウンジ内には、アーティストとしても国際的に評価の高い杉本氏本人の作品を展示。ラウンジの空間が、まるですべて作品であるかのように感じられるでしょう。従来のVIP向けのラウンジとは全く違う、アートとラグジュアリーが溶け合う空間です。
ポイント ④「GINZA SIX」のイメージフィルム
この美しい映像の製作は、モエ ヘネシー ルイ ヴィトングループのグローバルビデオチャンネル「NOWNESS」によるものです。「GINZA SIX」という目に見えない意義や価値を、豪華な出演者がそれぞれに語ります。
手掛けるのは2016年、UKミュージックビデオアワードの最優秀新人ディレクター賞を受賞した、ロンドンの若手映像監督・脚本家のオスカー・ハドソン氏。「GINZA SIX」に関わる、名だたる人物たちの思いを映画のように美しい映像でご堪能ください。
■GINZA SIX
オープン日/2017年4月20日(木)
住所/東京都中央区銀座6-10−1
URL /https://ginza6.tokyo