【注目】ランニングスタイルのオシャレ度を上げる方法

ジムに通って体を鍛えるよりも、自宅でのトレーニングや近所でのランニングが主流になりつつある昨今。街にはにわかランナーが急増していますし、中には普段着のようなスタイルで汗だくになっている人もよく見かけますよね。

でも、どうせランニングに精を出すなら、機能に優れて心地いいウェアを身につけていたほうが断然心地いいですし、できればすれ違う人が振り向くぐらいのスマートな装いで、街中を颯爽と駆け抜けたいものです。
 
そのために、ウェアは吸汗速乾性に優れた素材がマストですし、シューズは足首と膝への負担を軽減する最新モデルを選ぶのは常識でしょう。加えて、熱中症対策のためのキャップや紫外線対策のためのサングラスといった小物も欠かせません。

今回は、それらを踏まえて、迷いがちなスタイリングのポイントを3つに分けてご紹介します。どんな視点でコーディネートすれば快適かつスタイリッシュに見えるを、しっかり考えてみました。

ランニングする際の最も簡単なスタイルアップ法は、ブランドを揃えること。主張のあるアイテムが多いランニングギアは、異なるブランドを組み合わせると、チグハグな印象になってしまうことがよくあります。

そこで統一感を出すべく、同一のブランドで揃えることは鉄則の一つです。こちらは、多くのアスリートたちから絶大な支持を得ている、かのアンダーアーマーで揃えた一例です。
 
それぞれのアイテムのカラーは違っても、デザインに統一性があるので、すんなりまとまって見えるのがお判りになるかと。ちなみにネオンカラーが目を引くスニーカーは、スマホとBluetooth接続して走行データをリアルタイムで確認できるチップを内蔵した新作。そんな最新テクノロジーやツールの導入も、スタイリッシュに見える一助となります。

ランニング時のみならず、普段のスタイリングも同様ですが、洗練された大人のスタイリングといえば、やはりブラック＆ホワイト。こちらはキャップのみホワイトにして、他をブラックでまとめたシックな装いです。視覚的にも着痩せ効果があり、身体のラインが見えづらいブラックは特に重宝します。
 
コーディネート１でご紹介した法則に従って、今季デビューした「ホカオネオネ」のアパレルラインで揃えつつ、さらにモノトーンでまとめているので、より都会的に見えます。Tシャツはストレッチ性と通気性に優れたポリエステル素材。ショーツは2 in 1構造で、ウエストにメッシュポケットを配しているのがポイントです。さらに厚底のスニーカー、“クリフトン6”が、イマドキ感をプラスしてくれます。

あらゆるブランドをミックスして、スタイリッシュなランニングスタイルを演出するなら、同系色でまとめつつ濃淡を効かせるのがポイントです。これなら各々に主張があっても、ガチャガチャとした印象にはなりません。涼しいうちに早起きしてジョギングを楽しみ、カフェのテラス席での朝食を済ませる。そんな日は、こんなスタイルが理想的。

背面にリフレクターを配した涼感素材のTシャツ、裾リブのランニングパンツ、首の日焼け防止用フラップを内蔵したキャップ、ウェビングテープがアクセントになった厚底スニーカー。いずれも個性が強いですが、色の濃淡でまとめれば、よりオシャレ度が増します。