完売必至！ 人気メゾンのコラボもの4選。グッチ、ディオール、フェンディの注目作はコレです

近年、ラグジュアリーブランドで面白いのが2つの動向。ひとつはコレクションの舵をとるクリエイティブ・ディレクターの移籍問題。そしてもうひとつが、本来交わることのない他業種で活躍する二者によるコラボレーション事情です。

今回クローズアップするのはその後者。例えばルイ・ヴィトンのLVモノグラムやグッチのGGパターンなど、歴史的意匠に特別なアレンジが加わって生まれ変わったプロダクトが面白くないワケがない！　アイコニックなベースとアイコニックなロゴやキャラクター、デザインの共演は、一目瞭然にトレンディ。

また、オトナなLEON.JP読者にとっては二の次かも知れませんが、注目株同士のコラボレーションアイテムは日が経つほどにプレミアものとなるケースもしばしばです。いずれも今しか買えない限定品ゆえ、ピンときたなら押さえておくのが賢明でしょう。

クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ氏がニューヨーク・ヤンキースのベースボールキャップを愛用していることから端を発したMLBとのコラボレーションより、チームロゴをあしらったスニーカーとバックパックをリコメンド。その大半はミケーレが愛してやまない“NY”ロゴ入りで、ダッドスニーカーも例に漏れず側面に“NY”ロゴが大きくプリントされています。ライニングにはミケーレのお家芸として多くのアイテムにあしらわれるフラワープリントを採用、履く瞬間に氏の造詣を感じ取れるのもさりげないポイントです。

バッグやウォレットなど、アクセサリーのバリエーションが本領のMLBコレクション。アイコニックなGGパターンのキャンバスボディにロサンゼルス・エンジェルスのLAロゴがあしらわれたバックパックは、前面と左右のジップポケットにより収納力抜群。タブレット用のパッド付きコンパートメントも内蔵されているため、出張のお供やノマドワーカーにもうってつけです。

ファッション業界のみならず世界中が注目する、キム・ジョーンズのメンズ アーティスティック ディレクター就任後初となるサマー 2019 メンズ コレクション。ニューヨーク出身のグラフィティアーティスト、KAWSと手を組み、ディオールの“BEE”アイコンをバッテン目“BFF”にアレンジしたバッグや小物を発表しました。収納性を考慮しマチの広さを左右非対称に再構築した長財布、メタルとレザーを融合させたキーホルダーともに才色兼備な使い勝手をお約束します。

ダークサイドとデュアリズムをキーワードに掲げたフェンディの2019年春夏コレクションは、ローマを拠点に活動するアーティスト、ニコ・ヴァシェラーリとコラボしたユニークなアートピースが盛りだくさん。FENDIのスペルを入れ替えて悪魔を意味する“FIEND”に、フェンディの拠点であるROMAをAMOR、すなわち愛に置き換えたアナグラムグラフィックがユーザーに変わって遊び心をアピールしてくれます。クラッチバッグは内部にカードスロットを内蔵、二つ折り財布はハンドル付きと、使い勝手への一工夫にも余念がありません。