2019.02.17
大人の名品バッグと言えば、やっぱルイ・ヴィトンの“ダミエ”でしょ!
大人の名品を語るなら、ルイ・ヴィトンは外せません。語れるアプローチがあまりに多いため、ここでは日本の市松模様からヒントを得たといわれる“ダミエ・パターン”にフィーチャー。定番と新作の狙い目をご紹介します。
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写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/瀧川修平
定番VS新作、どちらを買ってもハズレ無し!
時はパリで万国博覧会が行われた1878年。日本の庭園や工芸品に魅せられた2代目当主、ジョルジュ・ヴィトンがコピー品流出の防止も兼ねて生み出したのが“ダミエ・キャンバス”のトランクでした。“モノグラム・モチーフ”のインスパイア元が家紋なら、“ダミエ・パターン”は市松模様。フランスが誇る名品の2大アイコンがジャポニズムの影響を受けたという説は疑う余地なしです。
そんな日仏の歴史的コラボレーションともいうべき意匠ですが、レギュラーライン入りしたのは1996年のこと。デビューから8年後の1896年から100年間、市場から姿を消した事実を知る人は少ないでしょう。
そんな背景を考えると、アップデートした新作が続々とリリースされる今はルイ・ヴィトンのファンにとってすこぶる幸せなこと。
オリジナルといえる茶系の“ダミエ・エベヌ”、白を基調とした“ダミエ・アズール”などさまざまなカラーバリエーションが展開される中、今回は定番代表としてモノトーンの「ダミエ・グラフィット」に加え、昨年リリースされた新作の「ダミエ・グラフィット ピクセルキャンバス」をリコメンドします。
珍しい4色使いによるモザイク的な表情は、これまでなかった近未来感がムンムン。こんな温故知新ともいえる進化なら、年季の入ったルイ・ヴィトンファンも大歓迎でしょ!?
定番その1
ノマドワーカーにもおあつらえ向き
定番その2
一式“ダミエ・グラフィット”で揃えるのも手
新作その1
ハリがあるからピンと立ちます
新作その2
ペットボトルもスッポリと
新作その3
オッサン臭皆無なセカンドバッグ
新作その4
貴重品がマルッと収まります
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