2021.09.14
【期間限定】ヴァシュロン・コンスタンタンの19世紀初頭の名作腕時計が銀座に集結!
2021年は、傑作『ヒストリーク アメリカン 1921』の誕生100週年を祝うアニバーサリー。それを記念し、当時の美麗アーカイブを揃えた展覧会がヴァシュロン・コンスタンタン 銀座ブティックにて開催中です。その超貴重なラインナップの一部をこっそり披露いたします。
- CREDIT :
文/長谷川 剛(TRS)
今見ても感銘を受ける独創時計が勢揃い
中でも今季はヒストリーク アメリカン 1921のオリジンであるアメリカン 1921の誕生100周年を迎えるタイミング。従来のクッションタイプの常識を破り、四角いケースの角にリュウズを配しつつ、その対角にスモールセコンドをあしらったアメリカン 1921は、クルマのステアリングを握った姿勢でも腕元の時刻が見やすいことから、1920年代のジェントルマンから多大な支持を得たという傑作です。
アメリカが最も輝いていた“狂騒の20年代”を象徴するような、極めて独創的できらびやかなデザインのアーカイブ・ピースが一堂に揃う実に豪華なラインナップです。
▲ 腕時計用ムーブメントの小型化で目覚ましい発展を遂げた1920年代の「ヴァシュロン・コンスタンタン」。この1928年製の美しく湾曲したトノー型モデルは、特に当時のアメリカ人顧客を魅了したモデル。ホワイトゴールド製ケースの裏ブタに刻まれた代理店のネーム「E.E Robert New York」も、当時を忍ばせるディテールです。
▲ ポインテッドなロザンジュ(尖った菱形)ケースが目を引く1919年製の二針モデル。シルバートーンの文字盤は繊細なグレイン仕上げが施されており、その盤上にはケース形状に沿って美しくデフォルメされたエナメル数字が踊ります。ゴールドのきらめくブレスレットと相まって、ジュエリーを思わせる仕上りです。
▲ イエローゴールドのトノーケースは天地も微妙に湾曲が与えられ、緩やかなリズムを感じさせるデザイン。アップルハンドにレイルウェイミニッツトラック、繊細美を放つギョシェ装飾などクラシックなディテールを備えながら、デザインの効いたアラビアインデックスにより、どこかモダンな印象も湛えます。
▲ ヒストリーク アメリカン 1921のオリジンたるアメリカン 1921。こちらはイエローゴールド製の1919年モデル。11リーニュのRAニュー・アメリカン・キャリバーを搭載し、右角に配されたリュウズが特徴です。現在のヒストリーク アメリカン 1921とは異なり、文字盤に傾きはなく7.5時位置となったスモールセコンドが、ルックスに個性を添えています。
▲ ジャンピングアワー機能を備えつつ、イエローゴールドとホワイトゴールドのコンビネーションがなんとも洒脱な懐中時計。時計師ロベール・カールが発明したこの超薄型モデルは、クロノスコープの名で特許を取得しました。12時位置の窓で時を表し、ダイヤルに沿って円周するミステリアスなアロー型の矢印により分を示すというスタイリッシュな仕様。
▲ 1879年にフランスにおける代理人であり、シャッターウォッチの特許を所有していたフェルディナン・ヴェルジェ。彼を通し数多くの独創ピースをパリに送りだした「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、このハンドバッグウォッチをリリースし、多いに注目を集めました。実にキュートな1929年製のサプライズウォッチは、ホワイトゴールドのケースに加え、両サイドにカボションカットのルビーをセットしています。
▲ 腕時計用ムーブメントの小型化で目覚ましい発展を遂げた1920年代の「ヴァシュロン・コンスタンタン」。この1928年製の美しく湾曲したトノー型モデルは、特に当時のアメリカ人顧客を魅了したモデル。ホワイトゴールド製ケースの裏ブタに刻まれた代理店のネーム「E.E Robert New York」も、当時を忍ばせるディテールです。
▲ ポインテッドなロザンジュ(尖った菱形)ケースが目を引く1919年製の二針モデル。シルバートーンの文字盤は繊細なグレイン仕上げが施されており、その盤上にはケース形状に沿って美しくデフォルメされたエナメル数字が踊ります。ゴールドのきらめくブレスレットと相まって、ジュエリーを思わせる仕上りです。
▲ イエローゴールドのトノーケースは天地も微妙に湾曲が与えられ、緩やかなリズムを感じさせるデザイン。アップルハンドにレイルウェイミニッツトラック、繊細美を放つギョシェ装飾などクラシックなディテールを備えながら、デザインの効いたアラビアインデックスにより、どこかモダンな印象も湛えます。
▲ ヒストリーク アメリカン 1921のオリジンたるアメリカン 1921。こちらはイエローゴールド製の1919年モデル。11リーニュのRAニュー・アメリカン・キャリバーを搭載し、右角に配されたリュウズが特徴です。現在のヒストリーク アメリカン 1921とは異なり、文字盤に傾きはなく7.5時位置となったスモールセコンドが、ルックスに個性を添えています。
▲ ジャンピングアワー機能を備えつつ、イエローゴールドとホワイトゴールドのコンビネーションがなんとも洒脱な懐中時計。時計師ロベール・カールが発明したこの超薄型モデルは、クロノスコープの名で特許を取得しました。12時位置の窓で時を表し、ダイヤルに沿って円周するミステリアスなアロー型の矢印により分を示すというスタイリッシュな仕様。
▲ 1879年にフランスにおける代理人であり、シャッターウォッチの特許を所有していたフェルディナン・ヴェルジェ。彼を通し数多くの独創ピースをパリに送りだした「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、このハンドバッグウォッチをリリースし、多いに注目を集めました。実にキュートな1929年製のサプライズウォッチは、ホワイトゴールドのケースに加え、両サイドにカボションカットのルビーをセットしています。
過去のアーカイブを活かし未来に繋げることの重要性は、老舗ブランドだけでなく、私達においても同様です。本物をその目で確かめることで、知識もさることながら、モノを見る目も同時に養えるこの機会。機械式時計を日々の相棒として楽しむ大人の皆様に、ぜひ訪れていただきたいものです。
展覧会「クラシック ウィズ ア トゥイスト」
場所/ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座ブティック 2階
期間/〜2021年10月11日(月)
営業時間/12:00〜20:00(定休日なし)
住所/東京都中央区銀座7-8-8
TEL/03-3569-1755
※完全予約制のため、必ず各ブティックにお問い合わせのうえご来店ください。
※緊急事態宣言に伴い、開催に関して変更が生じる可能性があります。ご了承ください。
■ お問い合わせ
ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755