2022.11.25
ルーヴル美術館が本気で作った風神雷神のアートが腕元に
時計の世界ではメティエ・ダールというアートピースがあります。これは熟練の職人の装飾技術を使い、ひとつひとつ手作業で文字盤やケースに美の魂を吹き込んでいくものです。そんなメティエ・ダールの究極版ともいうべき、ユニークピースをヴァシュロン・コンスタンタンが期間限定で公開しています。
さらには今回、主賓として迎えられた日本の神話から着想を得て、このためだけにユニークピースを制作しました。
それが日本で国宝に指定されている17世紀に活躍した俵屋宗達の作品『風神雷神図屏風』から着想を得た『レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター - 雷神 -』と『レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター - 風神 -』です。
雷神は手に太鼓のバチを握って宙を舞い、他方風神は風袋を手にもっている姿が描かれた日本人にとってはお馴染みの作品です。
「レ・キャビノティエ」のダイヤルにもこの風神と雷神の姿を描き、エナメルやエングレービングの熟練職の専門的な手仕事で作り出されています。さらに宝石を留めるジェムセッティングの熟練技術がケースを引き立てます。
2つの超薄型ミニットリピーターを動かすのは、時計愛好家や収集家にはお馴染みのムーブメント、キャリバー1731です。
さらには時計製造とジュエリーの世界で採用された装飾技術を称える「メティエ・ダール」コレクションから、日本を代表する工芸であり、漆塗りの技法では最も精巧な「蒔絵」技法を駆使したタイムピース、メティエ・ダール「ラ・サンボリック・デ・ラック」コレクションの鯉と滝 (2011年)、春(2012年)の2本、及び1924年に製造された懐中時計、侍(1924年)の展示。
この機会に時計のアートを見にいくのはどうでしょうか?
■ 特別展示詳細
「レ・キャビノティエ」特別来日展示
期間/2022年12月1日(木) まで
場所/ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店
住所/東京都中央区銀座4-3-9 2F
TEL/03-6862-1755
営業時間/月曜日-日曜日 12:00~20:00
※来店前に必ずお電話にて空き状況を確認ください