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2021.09.27

美しすぎるボディビルダーの「鍛えるって気持ちいい〜♡」

美しすぎるボディビルダー・まいティとして各メディアで注目の田上舞子さん。今年8月には「ジャパンオープン選手権大会」フィットモデルの部で優勝した彼女に、ボディをメイクする気持ちよさについて語ってもらいました。

CREDIT :

写真・動画/金田 亮 文/間庭典子

▲ ジムに登場するだけでハッとする存在感。鍛え上げられた筋肉は、彫刻のような研ぎ澄まされた美しさ。
『超人女子』などのテレビ番組やSNSでも注目のパーソナルトレーナー・まいティこと田上舞子さんは、「トレーニングが習慣になると、その倦怠感が気持ちよく感じられますよ」と微笑みます。コロナ禍で自分と向き合う時間が増えたこの状況は、筋トレを始める絶好の機会とも。

不摂生な毎日に悩んでいたOL時代、パーソナルトレーニングに通ううちに体が進化していく面白さに目覚め、トレーナーの資格を習得。今年8月にはボディビルディングの競技者としての道も極め、「第32回ジャパンオープン選手権大会・フィットモデルの部」で優勝を果たしました。

そんな彼女の語る「理想の体を追求する気持ちよさ」とは?
▲ 撮影場所は、東京の拠点としているジム「WONDERLIFE」。筋肉の陰影を浮かび上がらせる暗めのライティングで、トレーニングに集中できる。
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—— トレーニングが日課だと思いますが、気持ちよさのポイントはなんですか?

田上 その日のメニューを終えたあとの、心地よいだるさでしょうか。トレーニングは1時間半ほど。試合前の減量後期にはさらに体を絞るための有酸素運動1時間をプラスします。鍛えることが習慣になると、ちょっとハードなトレーニングをした日でも筋肉痛のようなダメージはなく、疲労が心地よくなって、気持ちも安定するんです。

ジムに行くのが億劫になる日もありますが、行ってしまえば、汗を流してすっきり。トレーニングをしないことは、よく歯を磨かずに寝ることに例えられるのですが、ちょうどそんな感覚です。汗をかいたあとのビールがまた、美味しいんですよね(笑)。

—— YouTube「田上舞子のボディメイク大学」ではワインを飲みながら、プロテイン入りおやつなどヘルシーメニューの調理法もレクチャーしていますよね。田上さんにはボディビルダーにありがちなストイックさは感じられず驚きました。

田上 食べるのも飲むのも大好きなんです。トレーニングをストレスなく継続できるように、定期的にチートデーを設け、カロリーを気にせずに食べています。大会が終わると好きなだけ食べて、思いっきり体をユルめます。1週間で6kg増えたこともあり、大会後はいつもびっくりされるんですよ。

—— 食べるために鍛える、という逆転の発想。それならば頑張れそうです。でもそんなにトレーニングに夢中になれるのは、田上さんがもともとアスリート気質で、運動神経がよかったからですよね?

田上 その反対で、運動は大嫌いでした。大学を卒業後、OLとして働いた数年は受付業務中心でほぼ座ったまま。体を動かす機会もないのに、仕事帰りには必ず飲みにいく毎日。服を着れば隠れても、鏡の前でだらしなくなっていく体と向き合うのが本当に憂鬱で……。

「どうにかしたい」とスポーツクラブに入会しても続かず、すぐに退会、という繰り返しでした。そこでパーソナルトレーニング専門のスタジオに通うことを決意。1対1なので、約束は破れない。言い訳できない状況にしたんです。

そうしたら、担当してくれたパーソナルトレーナーの指導がとても適格で上手だったんです。体がどんどん変わっていくのが楽しみになって、一気にトレーニングにのめり込みました。
▲ 大学時代のミスコンテスト出場時。ひたすら食べないダイエットにより、体型をキープしていた。
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—— 田上さんは元リケジョ、大学では応用化学専攻ですよね。トレーニングメニューの負荷や体重・体脂肪など数字で管理する部分も多いボディメイクにハマった理由に、理系脳なこともあるのでは?

田上 そうかもしれません。私は何事も理由や原因を追究したくなるタイプ。このトレーニングをしたらどんな効果があるのだろう、この角度で鍛えるとどんな筋肉が付くのだろう、といつも考えていました。自分の調べた通りに筋肉が付いて体が引き締まっていくのが快感だったんです。
▲ 「フィットモデル」種目で重視されるのは、くびれ。肩や背中の筋肉を重点的に鍛え、Vシェイプを目指す。
—— その研究熱心さが、田上さんのパーソナルトレーナーとしての魅力につながっているんですね。ロジカルでわかりやすい指導と評判です。

田上 理屈で納得したい人にはとことん、そうではない人には必要に応じて説明しています。ボディメイクへのアプローチは、人それぞれ。シンプルな白いTシャツが似合う体など、理想とする体も人によって違いますよね。その人ごとの骨格や体質があるので、個性を生かせるボディメイクを志すのが一番です。

例えば私は鍛えても腹筋が6パックに割れないんです。競っている種目「フィットモデル」はくびれのある体型を目標としていることもあり、私が理想とする体は、肩や背中を重点的に鍛えてつくるVシェイプ。自分の思い描く体に近づいていってる実感が、私にとっての気持ちいいコトなんだと思います。

—— 8月のフィットモデルの大会では、有利と思われた実績ある選手を抑え、初代女王に輝きました。田上さんのつくり上げた理想の体が評価されて、本当におめでとうございます。

田上 ありがとうございます。新しくできた種目「フィットモデル」は、ワンピース水着のような衣装とイブニングドレスで審査するので、腹筋を露出する機会がないんです。ところが見せないぶん、よりくびれていないとウエストが太く見えると減量中衣装を着用した時に気付いて、ビキニ競技をやっていたころよりも体重を落として絞り上げました。
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▲ 「第32回ジャパンオープン選手権大会・フィットモデルの部」優勝時。まるでディズニープリンセスのようなしなやかボディ。
▲ インタビュー後の9月に、スペインで行われた国際大会でなんと4位に! 見事なVシェイプに惚れ惚れ。
—— ちなみにパートナーにも、ハードな筋トレで鍛え上げたマッチョな体を求めますか?

田上 そんなことはないです(笑)。ただ不健康な人は困るので、健康維持という意味で、パートナーには運動を習慣にしてほしい。ジョギングでもフットサルでもボクシングでも、その人に合ったエクササイズを楽しんでほしいです。あとは一緒に飲んだり食べたり、気持ちいいコトをたくさん共有したいですね。

ボディメイクを始めるのに遅すぎることはないので、筋トレに興味があるならぜひトライしてみてください。3カ月トレーニングを続けられれば、体脂肪が減り、見た目が劇的に変わってきます。理想の自分に近づいていく気持ちよさや筋肉をコントロールする快感は格別ですよ。

トレーニング中の田上さんの動画はコチラ

撮影協力/「WONDERLIFE」

住所/東京都文京区小日向4-2-5
TEL/03-6801-8303
※詳細はInstagram(@wonder_life_official)まで
https://wonderlife.tokyo

● 田上舞子(たのうえ・まいこ)

1988年1月20日生まれ。パーソナルトレーナーとして活躍しながら、テレビ朝日『超人女子』、日本テレビ『中居の窓』などに出演し注目を集める。2019年「JBBF ビキニフィットネス東京選手権・35歳以下級」優勝、2021年「ジャパンオープン選手権大会・フィットモデルの部」優勝。現在は憧れだった沖縄に拠点を移し、Youtube「田上舞子のボディメイク大学」やInstagram(@mai_tano)でボディメイク情報やサンゴ礁の中でダイビングなどの気持ちのいいコト発信中。理想のボディを追求するコミュニティ「Mai Tano Fit オンラインサロン」も運営。

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