彼女が欲しがる!? フランス生まれの小粋なコスメブランドをご存じ？

言われてみれば、男性用のスキンケアグッズって味気ないデザインのものが多い気がします。その点、女性用はボトルデザインが非常に凝っていて、インテリア的に映えるものばかり。洗面所で覇権を握られるのも、致し方ありません。ならば、男性だって映えるスキンケアグッズを使おうじゃありませんか！
 
ご紹介するのは、フランス生まれのオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー。創業は1803年という老舗中の老舗です。香水ブランドとして端を発し、その後スキンケアも展開。自然由来の原料にこだわり、古来の製法と最新の美容技術を組み合わせた製品を生み出しています。さらに見どころは、ボトルやパッケージのデザインが魅力的なこと。歴史ある老舗らしいクラシックなデザインを基調としつつ、時に遊び心あるモチーフを採用するなど、まさしく置いておいて絵になるデザインになっています。
 
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーなら、洗面台の勢力図も一気に塗り替えられることかと。それどころか、奥さまや彼女も使いたがり、結果として天下統一が果たされるかもしれません。めでたし、めでたし。

創業当時のパリの店舗。創業者である調香師ジャン＝ヴァンサン・ビュリーの名が掲げられています。同じく看板に掲げられるVINAIGRE de TOILETTE（ヴィネグル・ドゥ・トワレ）とは当時流行していた香り酢のこと。

香水としては珍しい、アルコールを使用しない水性香水の「オー・トリプル」。様々な自然由来の素材を用い、その本来の香りを封じ込めながらも、保湿効果も備えています。香水だけでなく、ボトルもフランス生産で、12種類の香りが揃っています。

イラストを見ての通り、こちらはハンドクリーム。ユニークですが、シャツの袖口然りよく見るとクラシックなタッチで描かれています。シアバターとミツロウを主な原料に、カモミール水を配合。手だけでなく足にも使え、肌荒れや乾燥を防いでくれます。

古くから薬品のシンボルとして描かれてきた蛇を、大胆にパッケージにデザインしたこちらは歯磨き粉。南仏ジェルス地方にあるカステラ・ヴェルデュザンに湧き出る温泉水を用いており、口腔内の炎症を鎮めたり、口臭予防にも効果があります。写真はミントとコリアンダーのフレーバー。

歯磨き粉同様、蛇のイラストが描かれたこちらはデンタルフロス。紙製のボックスに収納されたフロスには、天然のミツロウが薄くコーティングされています。そのミツロウにはフレーバーが配合されており、写真のタイプはモントバン産のリンゴ味に。

天使の手に悪魔がキスをするという、まるで古文書のイラストのようなパッケージデザイン。商品名にも、18世紀の髭剃り作法を意味するクレーム・ポゴノトミエンヌと名付けるなど、クラシカルな雰囲気満載です。アーモンドオイルが、髭剃り後の肌を鎮静してくれます。