男らしさ満点! 大人の最新ヘアはこのスタイル

人気のツーブロックだけでなく、額を潔く出したアップバング＆オールバックは、爽やかな男らしさを際立たせてくれる髪型。今回、大人に似合うスタイルを「MR.BROTHERS CUT CLUB（ミスター ブラザーズ カット クラブ）」中目黒店に教えていただきました。
 
このヘアスタイルは生え際やフェイスラインがあらわになるだけに、その人に合わせて前髪の高さや形をどう仕上げるかがキモだそう。この春は、3人のスタイルを参考に思いきって髪型を変えてみてはいかがでしょう。

右側にハードパート（くっきりとした分け目）を入れ、前髪を高めに立ち上げた猪又範行さんのアシンメトリーな髪型。サイドと襟足はグラデーションをつけた刈り上げ（フェード）を施していますが、肌が透けるほどの短い部分は控えめにすることで、大人っぽい仕上がりに。
 
「後頭部に奥行きがある形の良い骨格を生かしました。通常、パートは頭頂に向けて上げながら入れることが多いのですが、それだとクラシックに見えすぎる。なので、仕事でもカジュアルな服装が多い猪又さんに似合うよう、パートを真っ直ぐに入れています」（担当スタイリスト・西森友弥さん）。

長めの前髪とトップが、コーム跡を見せつつサイド〜バックへとつながる流れも見事。猪又さんも「凝って見えるけれど、自分でセットしても簡単。気分もシャキッと上がります」と、納得の仕上がり！
 
「パートの位置から、自然にトップと前髪が立ち上がるようにカットしているので、セットは楽なはず。重くならずに形がまとまるファイバーポマードを使いました。トップ部分はかなりすいているので、前髪を遊ばせながら立ち上げるフェザーアップも楽しめます」（西森さん）

◼️ ご本人コメント
「この髪型は、カジュアルな装いの時でもキチンとした感じに見せてくれる。スーツスタイルにも合うし、とても好評です。言うことなしですね」

クラシックなサイドパートのスタイルは、口ヒゲとあごヒゲのボリュームともぴったり。折り目正しさのなにワイルドさものぞく、上園明寛さんのキャラクターが引き立つ髪型です。
 
「生えグセを生かしてパートの位置を決めたので、前髪は自然に立ち上がります。左サイドの前髪の毛先に動きがあり遊ばせているようにも見えますが、これもクセを生かしたもの。手が込んでいるように見えて、実はラクにまとまる仕上がりです」（担当スタイリスト・渡辺 良さん）。

仕上げはコーム跡を残しながら、ポマードを使ってセット。毛量が多い悩みも解消されます。

「ヒゲに濃淡があるので、もみあげのキワや襟足の刈り上げでバランスを調整。分け目も少しラフな感じにして、上園さんの雰囲気に合わせました。誰にでも似合いやすいパートスタイルですが、ディテールは丁寧にしています」（渡辺さん）

◼️ ご本人コメント
「服はヴィンテージや欧米のクラシックスタイルが好きなのですが、この髪型はそれに合っていて気に入っています。スタイリングもラクです」

デニムシャツにレザージャケットのアメカジに合う髪型といえばやっぱりコチラ、リーゼント！ 男クサさ全開な仕上がりですが、「実はうねりが強く扱いづらい髪質なんです」と、内藤 篤さん。
 
頭が大きくてハチが張っているのも悩みだそう。コチラに通うようになるまでは、リーゼントが好きなのに、自分には無理だと諦めていたのだとか。
 
「長さを残したサイドの髪を押さえながら後ろに流すダックテイルにして、後頭部に丸みが出るようにすると、ハチ張りも目立たなくなります。また、前髪とトップは長くしすぎず、中央に高さを出しつつもボリュームは控えめに。大人向きのリーゼントです」（担当スタイリスト・船田裕一郎さん）。

「以前はカットとスタイリングでリーゼントにしていましたが、最近はイージーパーマをかけて髪のクセを押さえています。ご自身でセットする時も、まとまりやすくなったと思います」（船田さん）

◼️ ご本人コメント
「髪質の面でも頭の形からも難しいと思っていた憧れのリーゼントができるようになり、本当にうれしいです。イージーパーマをかけてからは、さらにセットもしやすい。これからもずっとリーゼントでいたいですね」

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